映画『麻雀放浪記2020』淀川長治の映画解説が現代で実現!?小松政夫の名人芸が蘇るスペシャル解説映像 & 予告編が解禁!

麻雀放浪記2020
不朽の名作として、今なお読み継がれている阿佐田哲也の250万部を超えるベストセラー小説「麻雀放浪記」が、和田誠監督の映画化以来、35年ぶりに再び映画化。『麻雀放浪記2020』2019年4月5日(金)より全国公開される。この度、出目徳を演じる小松政夫が、淀川長治に扮し本作を解説するスペシャル予告映像が解禁となった。

1945年の戦後日本で、斎藤工演じる“坊や哲”と鎬を削る人気キャラクター・出目徳を演じる小松政夫。俳優だけでなくコメディアンとしての顔も持つ彼の十八番である、昭和の名映画評論家・淀川長治氏のモノマネと、『麻雀放浪記2020』の夢のコラボレーションが実現した。1966年から始まったNETテレビ(現:テレビ朝日)『日曜洋画劇場』の解説者として、番組開始から32年間、お茶の間に映画の魅力を伝えてきた淀川氏による、誰もが知るこの名物コーナーを昭和から2019年の現代へと鮮烈に復活させた。

劇中では、勝つためには手段を選ばず、完膚なきまでに相手を叩き潰す冷静な雀士を演じる小松が、お馴染みの太い眉毛(手動式)と大きなメガネを携え、チャーミングに大変身。本作で描かれている、≪新たに起こった世界大戦により東京オリンピックが中止となった2020年≫という舞台設定を、面白おかしく・そしてスリリングに紹介する。「テポドン」や「トランプ政権」と言った私たちの生きる日本の時事問題を引き合いに出しながら、“坊や哲”がやってくる2020年の戦後日本を伝える小松の姿にクスリと笑いながらも、その奥に隠された映画の描く≪起こりうるかもしれない未来≫にゾッとすることだろう。
そして淀川長治氏と言ったらこの台詞、「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」。小松による愛のこもったオリジナルアレンジは爆笑必至!ぼんやりと光が灯る背景や、そこに浮き出る映画タイトルなど、随所に見られる淀川長治氏・日曜洋画劇場へのリスペクトにも注目だ。

さらに小松は、和田誠版『麻雀放浪記』(84)が公開になった際、毎年映画のパロディを披露するフジテレビの『新春かくし芸大会』で、なんと出目徳役で『麻雀放浪記』のパロディドラマに出演していた。明石家さんま氏による“坊や哲”、森進一氏によるドサ健と共に出目徳を一度演じていたのだ。
そして本作での坊や哲のように時を超えて、『麻雀放浪記2020』にていま再び出目徳役を演じるという奇跡が奇跡を呼び、結実したこのスペシャル映像を、是非ご注目頂きたい。

『麻雀放浪記2020』公式ツイッター(@mahjongg2020)で完全版も公開中

小松政夫さん コメント
東映の撮影スタッフさんのおかげで、自分でも「淀長さんが『麻雀放浪記2020』の解説をしている!?」と、一瞬錯覚するほどの出来栄えとなりました。ありがとうございました。
本編は、主演の斎藤工さんをはじめ出演者の皆さん、そして白石和彌監督をはじめスタッフの皆さんの熱意と努力で、迫力満点の作品になっています。お楽しみに!!

白石和彌監督 コメント
小松の親分の、この予告を見れただけで感無量であります!一生の宝物です!
映画の中の出目徳も、親分が飄々とお芝居されている姿最高にカッコ良いのですが、もう一つの親分の役がどんな役なのかも注目して下さい!

ストーリー
主人公・坊や哲がいるのは、2020年の“未来”。なぜ?人口は減少し、労働はAI(人口知能)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれている・・・。そしてそこは“東京オリンピック”が中止となった未来だった・・・嘘か?真か!?1945年の“戦後”からやってきたという坊や哲が見る、驚愕の世界。その時、思わぬ状況で立ちはだかるゲーム“麻雀”での死闘とは!?

作品タイトル:『麻雀放浪記2020』
キャスト:斎藤工、もも(チャラン・ポ・ランタン)、ベッキー、的場浩司、岡崎体育、堀内正美、小松政夫 / 竹中直人 ほか
監督:白石和彌
企画:アスミック・エース
制作:シネバザール
原案:阿佐田哲也「麻雀放浪記」(文春文庫・刊)
配給:東映

公式サイト:http://www.mahjongg2020.jp/
コピーライト:(C)2019「麻雀放浪記2020」製作委員会

4月5日(金)全国ロードショー!

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