『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』ヨハン・ヨハンソンによる中毒性ある『マンディ』の音楽世界に注目!11/10(土)公開

マンディ 地獄のロード・ウォリアー

サンダンス映画祭、カンヌ国際映画祭監督週間出品、ニコラス・ケイジ主演最新作『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(配給:ファインフィルムズ)は11月10日(土)新宿シネマカリテほかにて全国公開となる。
今年第45回を迎えたベルギーのゲント映画祭期間中に開催された第18回ワールド・サウンドトラック・アワードで、ヨハン・ヨハンソンがベストフィルムコンポーザー・オブ・ザ・イヤーを受賞。2017年に続き2年連続の受賞で、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』を含む参加作品の功績を称えられての受賞となった。

『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』パノス・コスマトス監督は、ヨハン・ヨハンソンが『マンディ』に携わるきっかけについて、「彼が一作目の『Beyond The Black Rainbow』を観てくれていたこともあって、仕事をすることになった」と語る。「ケン・ラッセルの「トミー」のような、ロック・オペラのフィーリングが欲しい、という話をしたこともあったね。彼もロックやメタルが好きで、すぐに意気投合したよ。『マンディ』の音楽については、1983年当時の音楽も含め、かなり具体的なビジョンや曲名を伝えて、それを共有していった。彼が亡くなってとても悲しいけれど、この映画への貢献をとても誇りに思うし、彼も同じだと思う」と故人を偲んだ。ランドール・ダンを共同プロデュースに迎え、Sunn O)))のギタリスト、スティーヴン・オマリーも携わった本作のサウンドトラック。作品の中で、まるで息をしているかのような蠢きを聞かせる楽曲の数々は、『マンディ』の映像、役者の演技やギミックとの見事な化学反応を見せている。

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コスマトス監督の音楽へのこだわりはサウンドトラックだけにはとどまらない。オープニングに使用されるのはキング・クリムゾンのアルバム「RED」に収録された「スターレス」。スクリーンを震わせるようなギターの音からの同曲への繋がりは圧巻で、ニコラス・ケイジ演じるレッドの運命を示しているような歌詞と共に、観客にも深く刻まれる。劇中歌であり、マンディ(アンドレア・ライズブロー)の命運を分けるきっかけとなる迷曲、カルト教団の教祖ジェレマイア・サンド(ライナス・ローチ)作詞・作曲・歌唱という設定の「Amulet of Weeping Gaze」にはコスマトス監督もコンポーザーの一人としてクレジットされており、歌唱はライナス・ローチ本人が行っている。
映画そのものと同じく驚きと中毒性に溢れたサウンドトラック、そして”ジェレマイア・ソング”は、日本での『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』公開に先駆けてリリースされている。

怒涛の反撃、始まる!

ストーリー
過去のある男レッドは、愛する女性マンディと人里離れた場所で静かに暮していた。しかし、マンディに固執する狂気の集団によって、彼女は炎につつまれレッドの目の前で惨殺される。怒り狂ったレッドは、オリジナルの武器を携え復讐に向かう。しかし、彼の前には、得体のしれない姿をしたバイク軍団が立ちはだかった――――。

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作品タイトル:『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』
出演:ニコラス・ケイジ『ゴーストライダー』、アンドレア・ライズブロー『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、ライナス・ローチ『フライト・ゲーム』
監督:パノス・コスマトス
音楽:ヨハン・ヨハンソン 『メッセージ』『博士と彼女のセオリー』
2017/ベルギー/カラー/英語/121分
原題:MANDY
映倫:R15
配給:ファインフィルムズ

公式サイト:www.finefilms.co.jp/mandy
コピーライト:(c) 2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

11月10日(土)より新宿シネマカリテ他にてロードショー

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