映画『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』撮影監督が第34回インディペンデント・スピリット賞撮影部門ノミネート!

マンディ 地獄のロード・ウォリアー

アメリカ最大規模のインディペンデント映画の祭典サンダンス映画祭2018 Midnight部門での上映、第71回カンヌ国際映画祭監督週間に出品など、熱い注目を集めてきたパノス・コスマトス監督『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』は11月10日(土)より全国公開中だ。
米有名レビューサイトロッテン・トマトでは最高値98%をマーク。第51回シッチェス・カタルニア国際映画祭ではパノス・コスマトス監督が監督賞を受賞、ニコラス・ケイジが名誉賞をW受賞したことも記憶に新しい。全米での興行収入は120万ドルを突破。この度、第34回インディペンデント・スピリット賞撮影部門に撮影監督であるベンジャミン・ローブのノミネートが発表された。

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2012年、『A Fine Young Man』でカナダのカルガリー国際映画祭で最優秀短編賞を受賞したこともあるベンジャミン・ローブは、クリスチャン・スレイター、ジェームズ・フランコ出演の『KING COBRA』、『Hello Destroyer』などの撮影監督として活躍。彼は『マンディ』に携わったきっかけとして「撮影に入る直前、主演のニコラス・ケイジが足に怪我をしたんだ。撮影を遅らせる必要があったけれど、スケジュールがどうしてもずらせない当時の撮影監督に代わって、僕が抜擢された。」と運命的な起用について語る。

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「監督の頭の中にはかなり明確なビジョンがあった。『ヒッチャー』、『ブラック・レイン』、『コブラ』、『デイズ・オブ・サンダー』ほか、80年代以降のアクションムービーだ。こういうタイトルを参考に撮影するなんて思いもよらなかった。撮影スタイルや、テーマを発展させていく方法は今までと全く異なるやり方だったよ!」と述懐する。また、ニコラス・ケイジ演じる主人公の名前「レッド(RED)」については、「偶然ではなく、「赤」を基調とした悪夢的な世界をセットデザイン、照明の両方で展開させようとした」と明かした。

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インディペンデント・スピリット賞撮影部門へのノミネートは『サスペリア』のサヨムプー・ムックディプローム、『WE THE ANIMALS』のザック・マリガンらが名を連ねている。日本からは外国語映画賞に『万引き家族』がノミネート。受賞結果は2019年2月23日に発表になる。

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愛する人を奪った狂った悪魔を狩る!

ストーリー
過去のある男レッドは、愛する女性マンディと人里離れた場所で静かに暮していた。しかし、マンディに固執する狂気の集団によって、彼女は炎につつまれレッドの目の前で惨殺される。怒り狂ったレッドは、オリジナルの武器を携え復讐に向かう。しかし、彼の前には、得体のしれない姿をしたバイク軍団が立ちはだかった—-。

作品タイトル:『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』
出演:ニコラス・ケイジ『ゴーストライダー』、アンドレア・ライズブロー『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、ライナス・ローチ『フライト・ゲーム』
監督:パノス・コスマトス
音楽:ヨハン・ヨハンソン 『メッセージ』『博士と彼女のセオリー』
2017/ベルギー/カラー/英語/121分
原題:MANDY
映倫:R15
配給:ファインフィルムズ

公式サイト::www.finefilms.co.jp/mandy
コピーライト:(c) 2017 Mandy Films, LTD. All Rights Reserved

11月10日(土)より新宿シネマカリテ他にてロードショー

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