50年代のイギリスを舞台に亡き夫との夢だった書店を開業した一人の女性を描く『マイ・ブックショップ』3/9(土)公開決定

マイ・ブックショップブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの原作をイザベル・コイシェ監督が映画化した『マイ・ブックショップ』の公開日が決定。3月9日(土)よりシネスイッチ銀座を皮切りに全国順次公開となる。

舞台は1959年のイギリス。ある海岸地方の町。戦争で夫を亡くした女性フローレンスが、書店が1軒もなかった町で、夫との夢だった書店を開業しようとする。
原作は、世界で最も権威ある文学賞の1つである英国ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの小説(本作はブッカー賞最終候補作)で、『死ぬまでにしたい10のこと』『しあわせへのまわり道』のイザベル・コイシェ監督が映画化。ヒロインのフローレンスを演じるのは、最新作『メリー・ポピンズ リターンズ』にも出演し、今後の活躍が大きく期待される実力派 エミリー・モーティマー。フローレンスの味方になる変わり者の英国紳士を演じるのは、『ラブ・アクチュアリー』の年老いたロックスター役で人気を博し、『マリーゴールド・ホテル』シリーズや 『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』 でも高く評価され、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のデイヴィ・ジョーンズ役で世界中にファンを持つビル・ナイ。ガマート夫人を演じるのはコイシェ監督の『しあわせへのまわり道』で素晴らしい演技を見せた名女優パトリシア・クラークソン。
実力派俳優のアンサンブル、衣装や美術、小道具が蘇らせる50年代イギリスの雰囲気、夢のために一歩を踏み出す一人の女性の勇気と痛み、そして本離れ・書店離れがすすむ現代の人々に、一期一会の本との出会いのかけがえのなさを伝える感動の本作は、映画好きにも読書好きにも見逃せない一作となっている。

第32回ゴヤ賞主要3冠(作品・監督・脚色)受賞 
第68回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル

ストーリー
1959年のイギリス。書店が1軒もなかった保守的な地方の町で、夫を戦争で亡くした未亡人 フローレンスが、周囲の反発を受けながらも本屋のない町に本屋を開く。ある日、彼女は、40年以上も邸宅に引きこもり、ただ本を読むだけの毎日を過ごしていた老紳士と出会う。フローレンスは、読書の情熱を共有するその老紳士に支えられ、書店を軌道に乗せるのだが、彼女をよく思わない地元の有力者夫人は書店をつぶそうと画策する。
※原作本は2019年3月に刊行。

作品タイトル:『マイ・ブックショップ』
出演:エミリー・モーティマー、ビル・ナイ、パトリシア・クラークソン
監督&脚本:イザベル・コイシェ
原作:「ブックショップ」ペネロピ・フィッツジェラルド著(ハーパーコリンズ・ジャパン*3月刊行)
2017|イギリス=スペイン=ドイツ|英語|カラー|5.1ch|DCP 原題:The Bookshop
配給:ココロヲ・動かす・映画社〇

公式サイト:http://mybookshop.jp/
コピーライト:(c) 2017 Green Films AIE, Diagonal Televisio SLU, A Contracorriente Films SL, Zephyr Films The Bookshop Ltd.

3月9日(土)シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA他にてロードショー

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