映画『マイ・サンシャイン』本予告編映像解禁!ハル・ベリー×ダニエル・クレイグのキャスティング理由を監督が明かす

マイ・サンシャイン

アカデミー賞(R)受賞女優ハル・ベリーと、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で圧倒的人気を誇るダニエル・クレイグによる奇跡のタッグが実現した映画『マイ・サンシャイン』が12月15日(土)より公開となる。この度、本作の本予告編映像が完成、本作のキャスティングに関する監督のコメントと共に解禁された。

デビュー作『裸足の季節』がアカデミー賞(R)外国語映画賞にノミネートされたデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督の最新作として大きな注目を集める本作。監督がシナリオハンティングで訪れたサウスセントラルで何人もの子供たちをホストマザーとして育てている女性ミリーと出会ったことから、アメリカ史に刻まれるLA暴動を、暴動主体ではなく、普通の家族の視点から描く、というアイデアが生まれた。現代にも続く、見えざる人々とも言える「市井の家族」と、深い傷を残した「アメリカ史に残る暴動」。一見交わらぬふたつが交差する「家族がたどる物語」は歴史検証に留まらぬ、胸揺さぶる真実から生まれた感動作となった。

ミリーを演じるのは『チョコレート』でオスカーを獲得し、その後も話題作へ出演し続ける、美貌と実力を兼ね備えた女優ハル・ベリー。口は悪いが心根はやさしい隣人オビーを『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが演じ、奇跡的な競演を果たす。そして、音楽を担当したのはニック・ケイヴとウォーレン・エリス。世界のロック史に燦然とその名を刻むふたりが手掛けた、そのメロウな旋律が映画世界を深めている。

この度、解禁された予告編ではハル・ベリー演じるミリーの笑顔が弾ける、サウスセントラルの片隅に暮らす家族のシーンから始まる。隣人のオビー(ダニエル・クレイグ)が口は悪いがミリーの家族を暖かく見守り、貧しくともささかやな幸せな日々が続くと思っていた。しかし、ロドニー・キング事件をきっかけに自体は一変する。銃声が飛び交う街のなかで奔走するミリーは、なによりも大切な家族を守ることができるのか。温かな笑顔と混沌とした街のコントラストに心揺さぶられる予告編となっている。

ハル・ベリーとダニエル・クレイグについて
デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督が語る

「ダニエル・クレイグは、多様な役柄を演じてきた偉大な俳優です。身体的な俳優でもあり、彼のパレットには、バスター・キートンやハロルド・ロイドに近い色調もあるのです。ダニエルが『マイ・サンシャイン』で演じたオビーは、何よりもその多様な色が必要でした。
ハル・ベリーには、『裸足の季節』のアカデミー賞(R)のキャンペーン中に会いました。ユーモアと優雅さを併せ持った、ミリーの情熱にふさわしい女性です。でも、彼女に初めて会った時は、ミリー候補としてはまったく考えていませんでした。それなのになぜか『マイ・サンシャイン』の物語を彼女に話していました。このときの出会いの火花から、数年後に映画が生まれることになったのです。」

ストーリー
1992年、LA・サウスセントラル。家族と暮らせない子供たちを育てるミリー(ハル・ベリー)。貧しいけれども、ミリーの愛情は光に溢れ、誰もが居場所を見つけていた。隣人オビー(ダニエル・クレイグ)は騒々しいミリーたち家族に文句をつけながらも、実は彼らを見守っている。しかし、黒人が犠牲になった事件に対する不当な判決が出たことにより、LAで暴動が始まり、ささやかに暮らしていたはずの彼らの生活にも変化が訪れる…。

作品タイトル:『マイ・サンシャイン』
出演:ハル・ベリー ダニエル・クレイグ ラマー・ジョンソン カーラン・ウォーカー レイチェル・ヒルソン
監督・脚本:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン(『裸足の季節』)
原題:Kings
音楽:ニック・ケイヴ&ウォーレン・エリス
2017年/フランス・ベルギー/87分/PG12
提供:ビターズ・エンド、 パルコ、ポニーキャニオン
配給:ビターズ・エンド、パルコ

公式サイト:bitters.co.jp/MySunshine
コピーライト:(c)2017 CC CINEMA INTERNATIONAL-SCOPE PICTURES-FRANCE 2 CINEMA-AD VITAM-SUFFRAGETTES

12/15(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国ロードショー!

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