生まれながらの全盲者による映画制作を追うドキュメンタリー映画『ナイトクルージング』特報&ポスタービジュアル解禁!

ナイトクルージング生まれながらの全盲者による映画制作を追ったドキュメンタリー映画『ナイトクルージング』が2019年3月30日(土)よりアップリンク渋谷ほか全国順次公開することが決定。併せて、特報映像とポスタービジュアルが解禁された。
本作は、マジョリティとマイノリティの境界線に焦点を当てた作品を多く手がけてきた佐々木誠監督が、前作『インナーヴィジョン』に引き続き、友人であり全盲の加藤秀幸氏の映画制作を追ったドキュメンタリー。加藤氏が監督するのは、全盲の主人公が相棒と一緒に敵を追うSFアクション映画。映画制作には、『シン・ゴジラ』『バイオハザード』シリーズのプリビズ・CGの制作チーム、『ファイナルファンタジーXV』の開発チーム、幅広い分野のクリエイターたちが協力している他、山寺宏一氏、石丸博也氏、神奈延年氏など豪華声優陣も参加している。
この度解禁された特報映像では、加藤氏がカメラを握り撮影に参加し、また自らアクションシーンに挑戦する姿ほか、山寺宏一氏と神奈延年氏のアフレコ現場など、前代未聞とも言える映画制作の様子を見ることができる。

見えない監督の映画に、あなたは何を“観る”か?
視覚がなく、光すら感じたことのない全盲の加藤秀幸は、ある日映画を作ることを決める――
生まれながらの全盲者の映画制作を追うドキュメンタリー

「あぁ、見えてない。それがどうした?」
視覚がなく、光すら感じたことのない全盲の加藤秀幸は、ある日映画を作ることを決める。加藤は、映画制作におけるさまざまな過程を通して、顔や色の実体、2Dで表現することなど、視覚から見た世界を知っていく。また、加藤と共に制作する見えるスタッフも、加藤を通して視覚のない世界を垣間見る。見えない加藤と見えるスタッフ、それぞれが互いの頭の中にある“イメージ”を想像しながら、映画がつくられていく。

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加藤の監督する短編映画は、近未来の宇宙の小惑星を舞台にした、生まれながらに全盲の男と見える相棒が“ゴースト”と呼ばれる存在を追うSFアクション映画。それはまるで、映画制作の現場で浮かび上がる、見える/見えない世界の間に漂う何かとも重なる。

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映画監督・佐々木誠と、全盲のミュージシャン・加藤秀幸
僕らの青春は、ジャッキー・チェン。
でもなぜ全盲の彼と映画の楽しさを共有できるのだろう

監督は、本映画の前作である『インナーヴィジョン』、『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』などマジョリティとマイノリティの境界線に焦点を当てた作品を多く手がけてきた佐々木誠。プロデューサーに、障害を“世界をオルタナティブに捉え直す視点”として、『音で観るダンスのワークインプログレス』などのプロジェクトを企画してきた田中みゆき。また、加藤が監督する映画『ゴースト・ヴィジョン』には、『シン・ゴジラ』『バイオハザード』シリーズのプリビズやCGの制作チーム、『ファイナルファンタジーXV』の開発チーム、国内外で活躍する現代美術家の金氏徹平など、幅広い分野のクリエイターたちが協力している他、山寺宏一、石丸博也など豪華声優陣、作家のロバート・ハリスもキャストとして参加。前代未聞の映画制作をめぐる冒険ドキュメンタリー。

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作品タイトル:『ナイトクルージング』
出演:加藤秀幸
山寺宏一、能登麻美子、神奈延年、金氏徹平、ロバート・ハリス、小木戸利光、三宅陽一郎、石丸博也 ほか
監督:佐々木誠
プロデューサー:田中みゆき
配給協力・宣伝協力:アップリンク
(2018 年/日本/144 分/16:9/DCP)
企画・製作・配給:一般社団法人being there、インビジブル実行委員会

公式サイト:https://nightcruising.net/
facebook:https://www.facebook.com/nightcruising.film/
Twitter: https://twitter.com/_nightcruising_
コピーライト:(c)一般社団法人being there インビジブル実行委員会

2019年3月30日(土)、アップリンク渋谷ほか全国順次公開

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