『ウィ、シェフ!』一流レストランの職場を切り取った本編映像解禁!料理界の著名人や有識者からコメント到着

ウィ、シェフ!

フランス映画『ウィ、シェフ!』(5月5日(金)公開)の本編映像が解禁され、映画をいち早く鑑賞した料理界の著名人たちからコメントが寄せられた。

監督はタランティーノ、ノーラン、スコセッシほか大物監督たちの下で助監督を経験し、移民大国フランスが抱える深刻な問題を社会派コメディとして発表してきた39歳のルイ=ジュリアン・プティ。実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに物語を構築し、実在の支援施設からスカウトされた移民の少年たち40名が出演。ままならない人生に翻弄される彼らがエシャロットとナイフを手にしたとき、予想外の未来図が立ち上がる。料理がハートを熱くする、ドラマチック・キッチン・コメディだ。

このたび解禁された本編映像は、一流レストランのスーシェフとして働く主人公カティの職場のシーンを切り取ったもの。カティ自ら考案した前菜「ビーツのパイプオルガン」に、オーナーシェフからレシピ変更を求められたにもかかわらず、自分のレシピのままでお客に出したことがバレてレストランを去るシーン。カティの確かな腕と、強気で頑固な一面が垣間見える。

この撮影場所は、パリ8区に実在する一つ星レストラン「アピシウス」。カティ役のオドレイ・ラミーがシェフ役をマスターするにあたって数ヶ月特訓を受けた場所でもある。カティの作る「ビーツのパイプオルガン」はここのシェフ、マチュー・パコーが考案したもの。ちなみに、マチューの父親はパリの三つ星レストラン「ランブロワジー」の料理長で、そこはTBSドラマ「グランメゾン東京」の最初に木村拓哉と鈴木京香の面接シーンで出てくる店としても有名だ。

コメント(敬称略)

シェフとの修行を通して、難民の青年少年たちの目の耀きが変化していく。好奇心、夢、誇り。料理は革命であり尊厳だ。胸が熱くなった!
鴻巣友季子(文芸評論家)

美味しいの先にある大切なことを教えてくれる、温かくてクスっと笑える作品
小宮山雄飛(ホフディラン/ミュージシャン)

一人一人が自分の役割を見つけ、厨房の中で、料理を通じて、チームになっていく。彼らの笑顔に明るい未来を確かに感じました。
リュウジ(料理研究家)

胸が熱くなるハッピーな料理映画。実在のレストランのシーンや移民の少年たちの作る料理も見逃せない。
平野由希子(料理家)

美味しい笑顔はみんなを幸せにして、人の心を動かします。そんな“食の力”に改めて気付く映画です。
植野広生(dancyu 編集長)

料理人とは世界共通の、人を笑顔にすることができる 素晴らしい仕事だと改めて思う事ができました。
タサン志麻(家政婦)

料理が繋いでくれた、カティと移民の少年たちとの絆にとても感動しました!「おいしい」でみんなが幸せになる素敵な映画です。
鳥羽周作(レストラン「sio」オーナーシェフ)

“互いの違いを尊重し、多様性を認める” フランスのレストランの現場が非常にリアルに描かれていて、パリでの修行の日々を思い出し胸が熱くなりました。
田中いずみ(フランス料理 タンモア オーナーシェフ)

母国の戦火や迫害から逃れ、たったひとりでフランスにやってきた少年たち。私が出会った彼らも、きっとパリの空の下、美味しい料理で人々を楽しませていることだろう。
増田ユリヤ(ジャーナリスト)

フランス社会が抱えるデリケートで複雑な問題を、ユーモアと人間愛、そして美食文化で照らし出した野心作!登場人物たちの人間模様に胸を突かれ、涙した。
高崎順子(フランス在住ライター)

作品タイトル:『ウィ、シェフ!』
出演:オドレイ・ラミー、フランソワ・クリュゼ、シャンタル・ヌーヴィル
監督:ルイ=ジュリアン・プティ
2022年|フランス映画|フランス語|97分|5.1ch|シネスコ|原題:La Brigade|英題:Kitchen
Brigade|字幕翻訳:星加久実|後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ *G指定
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム

公式サイト:ouichef-movie.com
コピーライト:(C) Odyssee Pictures – Apollo Films Distribution – France 3 Cinéma – Pictanovo – Elemiah- Charlie Films 2022

5月5日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国ロードショー

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