アヌシー映画祭最高賞受賞『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』6月公開決定!世界中で愛される児童書を初アニメ映画化

プチ・ニコラ パリがくれた幸せ

フランスで50年以上愛される児童書「プチ・ニコラ」を初めてアニメ映画化したフランス映画「Little Nicholas Happy as can be」(英題)/「Le Petit Nicolas – Qu’est-ce qu’on attend pour être heureux ?」 (仏語)が、邦題を『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』とし、6月9日(金)より公開が決定した。

本作は、3月17日(金)~22日(水)に開催される第1回新潟国際アニメーション映画祭コンペティション部門に出品されることも決定しており、3月19日(日)、20日(月)には、二人の監督アマンディーヌ・フルドンバンジャマン・マスブルを迎えて、ジャパンプレミア上映が予定されている。

世界30カ国で翻訳されているロング・セラー「プチ・ニコラ」。その魅力の源は、親友同士の原作者、ジャン=ジャック・サンペルネ・ゴシニの運命に屈することのない人生にあった。本作を初めてアニメーション作品として映画化するにあたり、原作のイラストレーターであるジャン=ジャック・サンペがグラフィック・クリエーターとして参加。原作者二人の人生に「プチ・ニコラ」の物語を交えて描く、子供時代へのノスタルジーと創作の喜びに満ちた物語は、昨年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、「繊細で優しさにあふれた傑作」(Le Monde)、「心があたたまり、喜びに溢れる1本。」(Screen Daily)と高く評価された。その後、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞となるクリスタル賞をはじめ、プチョン国際アニメーション映画祭、ケンブリッジ映画祭で観客賞を受賞するなど、世界中がその愉快で温かい物語と美しい映像に魅了されている。

ジャン=ジャック・サンペはアニメ映画制作にあたり、親友でもあった亡きルネ・ゴシニの記録に基づくリアリティを大切にしたという。そしてカンヌ国際映画祭での上映やアヌシーでの最高賞受賞を見届けて2022年に89歳で亡くなった。世界中で愛されるニコラの誕生と、作家とイラストレーターふたりの波乱に満ちた人生、その中で育まれた友情に誰もがノスタルジーと共感を覚えるに違いない。

プチ・ニコラ パリがくれた幸せ
プチ・ニコラ パリがくれた幸せ
プチ・ニコラ パリがくれた幸せ
プチ・ニコラ パリがくれた幸せ
プチ・ニコラ パリがくれた幸せ
プチ・ニコラ パリがくれた幸せ

原作情報

「プチ・ニコラ」単行本シリーズ(世界文化社刊)
フランスの国民的ロング・セラー。いたずら好きの小学生プチ・ニコラとクラスメートたちの愉快な毎日を描いた「くすっと笑える話」が詰まった全5巻シリーズ。かわいくておしゃれな挿絵がお話をさらに盛り上げてくれる。各巻に約20話ずつを収録。
四六判 並製 定価各:本体1,000円+税

プチ・ニコラ パリがくれた幸せ

ストーリー
やんちゃな小学生ニコラが、幸せを連れてくる――。

パリの街並みを望む小さなアトリエ。イラストレーターのサンペと作家のゴシニは、いたずら好きの男の子のキャラクター、ニコラに命を吹き込んでいた。大好きなママのおやつ、校庭での仲間達との喧嘩、先生お手上げの臨海学校の大騒ぎ・・・。ニコラを描きながら、望んでも得られなかった幸せな子供時代を追体験していくサンペ。また、ある悲劇を胸に秘めるゴシニは、物語に最高の楽しさを与えていった。児童書「プチ・ニコラ」の心躍らせる世界を創造しながら、激動の人生を思う二人。ニコラの存在は、そんな彼らの友情を永遠のものにしていく・・・。

作品タイトル:『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』
出演:アラン・シャバ、ローラン・ラフィット、シモン・ファリ 他
原作:ルネ・ゴシニ、ジャン=ジャック・サンペ
監督:アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブル
脚本:アンヌ・ゴシニ、ミシェル・フェスレー
音楽:ルドヴィック・ブールス(『アーティスト』)
原題:Le Petit Nicolas – Qu’est-ce qu’on attend pour être heureux?/フランス/2022/仏語/ビスタ/5.1ch/86分/字幕翻訳:古田由紀子/原作:「プチ・ニコラ」(世界文化社刊)/映倫:G/後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:オープンセサミ、フルモテルモ

コピーライト:(C)2022 Onyx Films – Bidibul Productions – Rectangle Productions – Chapter 2

6月9日(金) 新宿武蔵野館、ユーロスペース他全国順次公開

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