映画『クワイエット・プレイス』監督・脚本・父親役を務めたジョン・クラシンスキーが本作に込めた家族への想いとは?

クワイエット・プレイス

全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入も『ドント・ブリーズ』『ゲット・アウト』など近年のホラー話題作を軽々超え、更には『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』などをも超える成績を記録。2018年度のオリジナル作品全米No.1(※2018/6/13 BOX OFFICE MOJO調べ)大ヒットとなっている『クワイエット・プレイス』が、9月28日(金)より日本公開となる。この度、本作で監督・脚本を担当し、アボット家の父親であるリー役を演じたジョン・クラシンスキーの特別映像が到着した。

今回到着した映像は、劇中、荒廃した世界で暮らすアボット家の生活についてクラシンスキーが言及する特別映像。【音を立てたら、即死】という極限の状況の中、生き抜かなければならないアボット家の過酷な運命について「無音で暮らすなんて不可能だ」と断言しながらも、「父親は道に砂を敷き、全員が手話を使って、光を使って合図を送る」など、彼らがいかに工夫を凝らして生活しているかを語っている。

これまでにも、監督や脚本、俳優として多才な才能を魅せてきたクラシンスキーだが、本作ではホラー映画に初挑戦。全米大ヒットという最大のキャリアを築きながらも、ホラー映画は苦手だったとか。自分のことを「ホラー映画畑の男ではない」と認めていた彼が、本作の製作を進めるにあたり、重要だったのが“家族”というキャラクターだったという。「この人たち(アボット家)を観客に愛してもらえるように描くことができたら、より怖くなる。なぜなら、愛する家族には何も悪いことが起きてほしくないから。」と自身も2人の娘を守る父親ならではの観点で製作を進めていたようで、劇中、厳しい状況に置かれながらも、それぞれに耐え抜く術を身につけていくアボット家4人のキャラクターを通し、自身の子どもたちへ「悲しいときには、堂々とした自信を持って自分は悲しいのだ、と認める気持ちが持てるように。そして、前進していけると感じるほど、強くなっていくことを学んでいけるように。」とメッセージを込めたのだそう。

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「これは僕の子どもたちへのラブレターなんだ」と言い切るほどに“家族”というテーマを描きながらも、息をするのもためらわれるほどの緊迫感を感じる新感覚のるホラー映画を作り上げたクラシンスキーの手腕を、ぜひ劇場で確かめて頂きたい。

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スオーリー
音を立てると“何か”がやってくる。
音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族がいた。その“何か”は、呼吸の音さえ逃がさない。誰かが一瞬でも音を立てると、即死する。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らすエヴリン&リーの夫婦と子供たちだが、なんとエヴリンは出産を目前に控えているのであった。果たして彼らは、最後まで沈黙を貫けるのか―――?

作品タイトル:『クワイエット・プレイス』
出演:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ
監督・脚本・出演:ジョン・クラシンスキー
脚本:ブライアン・ウッズ、スコット・ベック
製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラ-
全米公開:4月6日
原題:A Quiet Place
配給:東和ピクチャーズ

公式サイト:http://quietplace.jp/
コピーライト:(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

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