映画『クワイエット・プレイス』不穏な雰囲気漂う本編映像解禁!作品に込められた寓話的な要素とは?9月28日(金)全国公開

クワイエット・プレイス

全米公開後、低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5,000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入も『ドント・ブリーズ』『ゲット・アウト』など近年のホラー話題作を軽々超え、更には『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』などをも超える成績を記録。2018年度のオリジナル作品全米No.1(※2018/6/13 BOX OFFICE MOJO調べ)大ヒットとなっている『クワイエット・プレイス』が、9月28日(金)より日本公開となる。この度、不穏な雰囲気漂う本編映像が到着した。

必要な品を手に入れる為、荒廃した街にやってきたアボット家。そこに末っ子が店内で見つけた飛行機のおもちゃを持って、家族の元へやってくる。それが音の出るものと気づき、顔を強張らせるリー(ジョン・クラシンスキー)だが、そっとそのおもちゃを取り上げ、内蔵された電池を抜き取る。しかし、寂しそうな表情をみせる末っ子をみかねて、他の家族には内緒でそのおもちゃを返してあげるリーガン(ミリセント・シモンズ)。しかし、末っ子は家族が近くにいなくなった隙をつき、抜き取ったはずの電池をまた手にしてしまう。

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ホラー映画であると同時に“家族”の物語でもある本作だが、最初に脚本を読んだとき、妻であるブラントと共に、この映画は“親になることを暗示的に描く寓話”であることを思い浮かべたというクラシンスキーは「大きく存在する寓意は、いつかは子供たちを外の暗く深い森へと出さなければいけないときがくる、ということだ。この映画で家族を襲う“何か”のようなものが外の世界にはいるものだ」と説明。また自身の母について振り返り「思い出すのは、僕の母が横断歩道を渡るときには必ず右左を見ることと、本当に念を押して僕たちに知らせたがっていたこと。僕は母に対して、車に轢かれたりしないさ、って反応だった。だけど、母が言っていたのは、車に轢かれないように気をつけるだけでなく、自分のいる状況や環境をちゃんと把握していなさい、ということだったんだ」と語る。実際に親となった今は、その頃の両親の気持ちもわかるようになったそうで「いまは情報があちこちから入ってきて、どんな情報にもアクセスできる。それは最も怖いことだ。子供たちは新しい情報を目にして、耳にして、それをすぐ消化できなくて、自信がなくなって不安になったり、または自信満々になりすぎたりするかもしれない。だから、すべての事柄について、子供たちと話せることを願うばかりだ」と複雑な心境を明かした。

一方、現在二児の母であるブラントも自身の経験を踏まえ「新生児というのは、本当に全てが怖いものよ。「どうやったら私はあなたを生きたままにしておけるの?」っていう感じだからよ(笑)それしか頭にない。私はそういう母親だったわ。ミルクをあげていないときだって起きていた。ベッドの横に顔を埋めて「オーケー、ちゃんと子供は息をしている」って確認し続けるの。一晩中、起きていたわよ。それを、いまはやらずにすんでいる。ちゃんと子供たちは生きていて、うまくやっている」と語っていた。

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ストーリー
音を立てると“何か”がやってくる。
音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族がいた。その“何か”は、呼吸の音さえ逃がさない。誰かが一瞬でも音を立てると、即死する。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らすエヴリン&リーの夫婦と子供たちだが、なんとエヴリンは出産を目前に控えているのであった。果たして彼らは、最後まで沈黙を貫けるのか―――?

作品タイトル:『クワイエット・プレイス』
出演:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ
監督・脚本・出演:ジョン・クラシンスキー
脚本:ブライアン・ウッズ、スコット・ベック
製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラ-
全米公開:4月6日
原題:A Quiet Place
配給:東和ピクチャーズ

公式サイト:http://quietplace.jp/
コピーライト:(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

9月28日(金)新感覚サバイバルホラー、解禁

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