『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19』開幕記念!英国ロイヤル・バレエ団のダンサーから特別映像到着

うたかたの恋

バレエ、オペラともに世界最高の名門歌劇場、英国ロイヤル・オペラ・ハウスの人気公演の舞台映像を『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19』と題し、東宝東和株式会社配給の元、TOHOシネマズ系列を中心とした全国の映画館で今年も順次公開。今シーズン1作目、ハプスブルグ家をめぐる陰謀と愛欲に彩られたドラマティック・バレエの傑作『うたかたの恋』が12月7日(金)より開幕となる。この度、開幕を記念して英国ロイヤル・バレエ団のダンサーから日本のファンに向けた特別映像が公開された。

今回到着した映像では、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル・平野亮一、高田茜、ラウラ・モレーラ、ローレン・カスバートソン、ヤスミン・ナグディ、ワディム・ムンタギロフ、アレクサンダー・キャンベル、マシュー・ボール、ファーストアーティストのジョセフ・シセンズ、カルヴィン・リチャードソン、そしてバレエ・マスターのリカルド・セルヴェラといった豪華ダンサーたちが集結。12月7日(金)に公開を迎える『うたかたの恋』をはじめ、『ラ・バヤデール』、『くるみ割り人形』、『ドン・キホーテ』、『ウィズイン・ザ・ゴールデン・アワー/シディ・ラルビ・シェルカウイ新作/フライト・パターン』、『ロミオとジュリエット』と注目作が続く今シーズンのバレエ演目を、日本人プリンシパルの平野亮一と高田茜が紹介しており、最後にはダンサー全員から日本のファンに向けて「映画館でお会いしましょう!」と、メッセージが贈られるスペシャル映像となっている。
さらに、映像内では、冒頭でロイヤル・バレエ団のダンサーを紹介するも、名前をど忘れしてしまう平野亮一の様子に他のダンサー達が笑いを堪えていたり、そんな平野に対してラウラ・モレーラがツッコミを入れるシーンまで収められている。舞台上の真剣な表情とは異なるロイヤル・バレエ団、超一流ダンサー達の和気あいあいとした姿を垣間見ることが出来る貴重な映像だ。

彼らが日本のファンに自信をもってお届けする『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19』の記念すべき開幕を飾る『うたかたの恋』は、1889年、オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフが、17歳の愛人マリー・ヴェッツェラと心中したマイヤーリンク事件を、英国バレエを代表する巨匠ケネス・マクミランがバレエ化した作品。

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愛欲と麻薬に溺れ苦悶する皇太子ルドルフを演じたのは、怪我を克服して並々ならぬ意欲でこの役に挑んだ、超絶技巧で知られるプリンシパル、スティーヴン・マックレー。さらに、ルドルフを大胆に挑発する少女マリー・ヴェッツェラには、演技力とテクニックを併せ持ったサラ・ラム、ルドルフを立ち直らせようと腐心する元愛人ラリッシュ伯爵夫人には演技派のラウラ・モレーラが出演している。
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主演を務めるマックレーは先日、『レ・ミゼラブル』などの監督、トム・フーパーによって映画化される人気ミュージカル『キャッツ』に、同じく英国ロイヤル・バレエのプリンシパル、フランチェスカ・ヘイワードらと共に出演する事が発表されたばかり。来年公演予定の『ロミオとジュリエット』までロイヤル・バレエ団を離れる予定となっているため、本演目はコヴェント・ガーデンの舞台で踊るマックレーの姿を大スクリーンで目に焼き付けるチャンスとなる。
6人もの女性ダンサーと踊るパ・ド・ドゥ(デュエット)や、ロイヤル・バレエならではの演劇性がたっぷり味わえる重厚な人間ドラマを堪能できる本作、そして、今回公開された映像にも登場するダンサー達が出演を控える『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19』の今後の作品にも引き続きご期待頂きたい。

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ストーリー
オーストリア=ハンガリー帝国皇太子ルドルフと、ベルギーのステファニー王女との結婚を祝う舞踏会が華々しく開かれるが、ルドルフは新妻ではなく、その妹に魅かれたそぶりを見せる。宴の後、ルドルフは元愛人のラリッシュ伯爵夫人に、ヴェッツェラ男爵夫人とその娘、マリーを紹介される。そこへ割り込んできたルドルフの友人の高官たちが、ハンガリーの分離独立運動について囁く。ルドルフは政略結婚した妻ステファニーを愛しておらず、母、皇后エリザベートに同情を引いてもらおうとするが拒絶される。初夜のベッドでルドルフは新妻を拳銃と骸骨で脅す。妻を伴って居酒屋に気晴らしに出かけたルドルフは、なじみの高級娼婦ミッツィ・カスパーに心中を持ちかけるが拒絶される。追い込まれたルドルフは、マリーに心中を持ちかけたところ、愛と死の甘い幻想に魅せられたマリーは同意する。マイヤーリンクの狩猟小屋で最後に激しく愛を交わした二人は、破滅へと突き進んでいく。

作品タイトル:『うたかたの恋』
出演:スティーヴン・マックレー(皇太子ルドルフ)、サラ・ラム(マリー・ヴェッツェラ男爵令嬢)、ラウラ・モレーラ(ラリッシュ伯爵夫人)、クリステン・マクナリー(エリザベート皇后)
振付:ケネス・マクミラン
音楽:フランツ・リスト
指揮:クン・ケセルス

公式サイト:http://tohotowa.co.jp/roh/
コピーライト:(c) ROH, 2017. Photographed by Alice Pennefather.

2018年12月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか、全国公開

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