シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』公演時の感動が蘇る予告編映像解禁!2019年4月5日(金)全国公開

野田版 桜の森の満開の下

現代演劇界を代表する奇才 野田秀樹が坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした伝説の舞台『贋作・桜の森の満開の下』が、ついに歌舞伎として新たに生まれ変わり、シネマ歌舞伎として全国の映画館に登場。シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』は2019年4月5日(金)より、東劇・新宿ピカデリーほかにて公開となる。この度本作の予告編映像が完成した。

今回完成した予告編では、満開の桜の木の下にたたずむ耳男(勘九郎)、妖しく美しい微笑みを浮かべる夜長姫(七之助)、国盗りを目論むオオアマ(染五郎/現:幸四郎)ほか『野田版 桜の森の満開の下』の世界を縦横無尽に駆け巡る様々な登場人物の姿が見られる。また、クライマックスで使用されたオペラ音楽も耳にするだけで公演時の感動を思い起こさせる仕上がりになっている。

シネマ歌舞伎とは

歌舞伎の舞台公演を撮影し、映画館でのデジタル上映で楽しむ新しい観劇空間。俳優の細かな表情まで見ることができる映像の美しさは生の舞台とはまた異なる、シネマ歌舞伎ならではの魅力。サウンドも、映画館の最新音響設備での再生を前提に、舞台の臨場感を立体的に再現。歌舞伎の持つ本来の面白さ、美しさ、そして心を打つ感動の場面の数々を分かりやすく、身近に感じてもらいたいという願いのもと、2005年1月第一弾『野田版 鼠小僧』より上映を続けており、本作『野田版 桜の森の満開の下』は33作目となる。

画像01

ストーリー
深い深い桜の森。時は天智天皇が治める時代。ヒダの王家の王の下に、三人のヒダの匠の名人が集められる。
その名は、耳男、マナコ、そしてオオアマ。ヒダの王は三人に、娘である夜長姫と早寝姫を守る仏像の彫刻を競い合うことを命じるが、実は三人はそれぞれ素性を隠し、名人の身分を偽っているのだった。そんな三人に与えられた期限は3年、夜長姫の16歳の正月まで。
やがて3年の月日が経ち、三人が仏像を完成させたとき、それぞれの思惑が交錯し…。

画像02

作品タイトル:シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』
出演:中村 勘九郎、市川 染五郎(現:松本 幸四郎)、中村 七之助、中村 梅枝、市川 猿弥、片岡 亀蔵、坂東 彌十郎、中村 扇雀 ほか
収録公演:平成二十八年八月 歌舞伎座公演
本編尺:133分
製作・配給:松竹株式会社

特設サイト:https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/sakuranomori/
写真:松竹

2019年4月5日(金) 全国公開

↑上に戻る