映画『シシリアン・ゴースト・ストーリー』主要キャスト6人は演技初心者!瑞々しさ溢れる演技に注目―12/22(土)順次公開

シシリアン・ゴースト・ストーリー

1993年シチリアで実際に起きた誘拐事件から紡いだ、少年少女の美しくも切ない幻想的なラブストーリー『シシリアン・ゴースト・ストーリー』が12月22日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショーとなる。

本作は、2017年カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品に選出され、イタリアの主要映画賞を多数受賞し、海外で高い評価を受けている。日本でも2018年イタリア映画祭の上映作品として選出され好評を博した。
監督・脚本は、デビュー作『狼は暗闇の天使』が2013年カンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリに輝いたファビオ・グラッサドニアとアントニオ・ピアッツァのコンビが務め、本作がコンビ2作目となる。撮影を『グレートビューティー/追憶のローマ』のルカ・ビガッツィが担当し、光と闇を豊かな映像で映し出し幻想的な世界へと観客を誘う。

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そんな本作の主要キャストの若者6人だが、なんと全員演技経験のまったくない新人が起用されている。監督とキャスティング・ディレクターが物語の舞台となるパレルモや、その周辺の学校やスポーツクラブを訪問。一人ひとりの顔を見て声を聴き、9か月もの時間をかけてそれぞれの役にぴったり合う人物を見つけ出した。しかし演技経験のない若者6人を主要キャストに迎えるのは監督にとっても大きな挑戦。そこで監督は、演技コーチと若者たちをシチリアの片田舎にある二軒の農家に連れていき、撮影前の二か月間、同じ環境で過ごしお互いのことを理解するためにワークショップを実施。そこで若者たちの考え方や話し方、癖などをつかんだ監督は、キャストそれぞれの個性を活かしたキャラクターを作り上げ脚本にも反映している。ワークショップの終盤、演技経験の全くなかった若者たちが大きな成長を遂げているのを見て、あとから現場に加わった他のキャストやスタッフは心の底から驚いていたという。演技経験のない新人とは信じられないほど、生き生きとそれぞれの役を演じきっている6人の若者のみずみずしい演技にもぜひ注目して頂きたい。

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ストーリー
美しい自然の残るシチリアの小さな村に住む13歳のルナは同級生のジュゼッペに思いを寄せていた。2人の仲が深まろうとする矢先に、ジュゼッペは突然姿を消してしまう。なぜか周囲の大人たちが口をつぐむなか、ルナは懸命に彼の行方と失踪事件の真相を追うのだったが―。

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作品タイトル:『シシリアン・ゴースト・ストーリー』
監督・脚本:ファビオ・グラッサドニア、アントニオ・ピアッツァ
撮影:ルカ・ビガッツィ
出演:ユリア・イェドリコヴスカ、ガエターノ・フェルナンデス、ヴィンチェンツォ・アマート、サビーネ・ティモテオ
2017年/イタリア=フランス=スイス/イタリア語/123分/カラー/シネスコ/5.1CH
原題:SICILIAN GHOST STORY
字幕:岡本太郎
後援:イタリア大使館/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 /
特別協力:イタリア文化会館
協力:ユニフランス
配給:ミモザフィルムズ

公式サイト:sicilian-movie.com
コピーライト:(c)2017 INDIGO FILM CRISTALDI PICS MACT PRODUCTIONS JPG FILMS VENTURA FILM

12/22(土)新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

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