『映画 太陽の子』”リアルさ”にこだわった場面写真解禁!日米共同で描く”日本の原爆研究”と若者の青春 ―公開中

映画 太陽の子

主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の共演で、”日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた青春グラフィティ『映画 太陽の子』(公開中)より、場面写真が解禁された。

解禁された写真には、研究室でにこやかに記念撮影をする研究員の面々、原爆投下後の広島で行った現地調査、荒廃した街並み、瓦礫に埋もれていた一枚の写真などが切り取られている。柳楽演じる修をはじめ、純粋に科学の未来を信じて青春の全てを研究に捧げてきた研究員たちが直面する、想像を絶する風景が浮かび上がってくる。

荒廃した広島の風景は「本物をベースにしてこそ伝えられることがある」と、当時の様子を記録していた写真をVFXを使って映像化。列車で到着した修たちの目に映る、煙や埃に覆われた風景は、写真から立ち上げたからこその臨場感が迫ってくる。

また、瓦礫に埋もれていた学徒の集合写真は、遺族の了承を得て、本物の写真を複写したものが使われている。監督の黒崎は「フィクションの映画の中に記録写真という「真実」を取り入れさせてもらうのは、どんな美術装置をつくるよりも強い、人間の気持ちに訴える表現なのではないかと思う」と、こだわりの理由を語っている。

また、巨大なセットに建てられた研究器具は、当時の写真・資料を元に克明に再現。修たちが使用する遠心分離機は、発見された設計図を基に専門の科学機器メーカーに依頼、リアルに再現しているという。

日本とアメリカのキャストスタッフが描き出したのは紛れもなく、その時代を懸命に生きた若者たちの等身大の姿。リアリティにこだわった描写が、よりいっそう観る者を物語へと引き込む。

映画 太陽の子
映画 太陽の子
映画 太陽の子
映画 太陽の子

イントロダクション
太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”。本作はその事実を基に、時代に翻弄されながら全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春群像物語だ。脚本も務めた黒崎監督が10年間大切に温め続けたこの企画に共鳴し、柳楽優弥有村架純三浦春馬田中裕子國村隼イッセー尾形、山本晋也、そしてピーター・ストーメアが参加。音楽にはアカデミー賞(R)5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドスタッフが続々と参加。主題歌には、製作陣の熱い想いを受け止めた福山雅治が手掛けたバラード「彼方で」。

静かな涙が、あふれる夏になる――。悩んで、泣いて、笑った3人の300日!
ストーリー
1945年の夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室の若き科学者・石村修(柳楽優弥)と研究員たちは原子核爆弾の研究開発を進めていた。研究に没頭する日々の中、建物疎開で家を失なった幼馴染の朝倉世津(有村架純)が修の家に居候することに。時を同じくして、修の弟・裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜ぶ3人。ひとときの幸せな時間の中で、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見る修と世津だが、一方で物理学に魅了されていた修も、その裏側にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を見据えていた。それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、運命の8月6日が訪れてしまう。日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とは――?

作品タイトル:『映画 太陽の子』
出演:柳楽優弥 有村架純 三浦春馬 田中裕子 國村隼 イッセー尾形 山本晋也 ピーター・ストーメア 三浦誠己 宇野祥平 尾上寛之 渡辺大知 葉山奨之 奥野瑛太 土居志央梨
監督・脚本:黒崎博
音楽:ニコ・ミューリー
主題歌:「彼方で」福山雅治(アミューズ/ユニバーサルJ)
プロデューサー:コウ・モリ 土屋勝裕 浜野高宏
エグゼクティブプロデューサー:井上義久 山口晋 佐野昇平 森田篤 松井智 有馬一昭 東原邦明
共同プロデューサー:山岸秀樹 松平保久 淺見朋子
ラインプロデューサー:小泉朋 撮影:相馬和典 照明:鈴木岳 録音:弦巻裕 美術:小川冨美夫 衣装:宮本茉莉 ヘアメイク:永江三千子 スクリプター:天池芳美 
助監督:柿田裕左 制作担当:篠宮隆浩 キャスティング:おおずさわこ 編集:大庭弘之 サウンドデザイン:マット・ヴォウレス カラリスト:アロン・ピーク
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
制作:KOMODO PRODUCTIONS
製作:「太陽の子」フィルムパートナーズ
Presented by ELEVEN ARTS STUDIOS / NHK
配給:イオンエンターテイメント

公式サイト:https://taiyounoko-movie.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/taiyounokomovie
公式Facebook:https://www.facebook.com/TaiyounokoMovie/
公式Instagram:https://www.instagram.com/taiyounokomovie/
コピーライト:(c)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

絶賛公開中

 

関連記事:
【レポート】『映画 太陽の子』公開初日舞台挨拶に柳楽優弥、有村架純、黒崎博監督が登壇!それぞれの想い語る
『映画 太陽の子』ロサンゼルス出身のクリエイター、アンジュム・アグラマが制作を手掛けた特別映像到着!コメントあり
【レポート】上智大学英語学科主催『映画 太陽の子』オンライントークイベント開催!“赤ペン瀧川”解説動画も公開
日米のキャスト&スタッフのタッグが実現『映画 太陽の子』映画誕生の舞台裏に迫る特別映像&海外・国内コメント到着!
【レポート】『映画 太陽の子』完成披露上映会舞台挨拶に柳楽優弥・有村架純・國村隼・黒崎博監督が登壇! ―8/6公開
【応募終了】”日本の原爆開発”を背景に描く3人の若者たちの青春群像劇『映画 太陽の子』一般試写会に5組10名様ご招待
柳楽優弥×有村架純×三浦春馬『映画 太陽の子』本予告映像&キービジュアル解禁!主題歌は福山雅治「彼方で」に決定
『映画 太陽の子』激動の時代、ひたすら”未来”を見つめる3人の様々な表情と揺れ動く気持ちに迫る場面写真が一挙解禁!
柳楽優弥×有村架純×三浦春馬『映画 太陽の子』特報解禁!“日本の原爆開発”を背景に、若者たちの決意と揺れる想いを描く

↑上に戻る