役所広司主演映画『峠 最後のサムライ』五輪メダリストや各界著名人21名よりコメント到着!―6月17日(金)公開

峠 最後のサムライ

司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた、越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー『峠』が初の映像化。映画『峠 最後のサムライ』が6月17日(金)より全国公開となる。

いち早く作品を鑑賞したマスコミ、業界関係者からは、全編に渡り35mmフィルムで撮影された映像美と、日本映画界に連綿と受け継がれてきた「時代劇」を形作る多様な技術が創出したリアリティ溢れる作品スケール、そして小泉監督と役所広司をはじめとする豪華俳優陣が紡ぎ上げた深く、熱い人間ドラマにその年を代表する一本との呼び声も高かった。

そんな本作を各界の第一線で活躍する著名人はどう観たのか?この度、水谷隼、平野美宇、林修先生、栗山英樹監督、原晋監督ら総勢21名よりコメントが到着した。

コメント(順不同/敬称略)

どうにもならない巨大な運命がのしかかってきても、逃げずに正面から向き合い、信念に基づき自らの選んだ生き方を貫き通す一人の人間の真摯な姿をこの映画に見出さない人はいないでしょう。利は一代にして消え、義は時代を超える。ならば、自分はどう生きるべきなのか―見終わったときに、こう自問せずにはいられません。
林修(東進ハイスクール 東進衛星予備校 現代文講師)

最後のサムライとして、力の限り戦い抜く姿に感銘を受けました。
その熱き心は現代を生きる私たちの心にも突き刺さる作品ではないかと思います。
皆様ぜひご覧ください。
水谷隼(元プロ卓球選手)

河井継之助の平和を願い行動する姿に心が引き込まれていきました。
今を大切に自分自身の生き方を考えさせられる映画でした。
私も強い意志を持って生きていきたいです。
平野美宇(卓球選手)

幕末、中立を貫く長岡藩のリーダー河井継之介の信念と侍としての生き様、
その継之助を支える妻の深い愛情、彼を信じ運命を共にする男たちの熱い絆に涙が溢れました。
愛する事の意味?時という魔物に勝つ為に…「常在戦場」とは?…映画から伝わる長岡人の誠心を感じて下さい。
中村真衣(シドニーオリンピック銀メダリスト)

継之助が描いた100年先の日本。
その後の時代に今自分がいるということ。
幕末という激動の時代に生き、義を貫きながらも志半ばにして短い生涯に幕を閉じたその姿に胸熱くなります!
篠原信一(柔道家)

ここまで気高く、愛するもののために使命を全うし、信念を貫ける。
使命とはどう己の命を使うかだが、継之助の生き様がはっきりと道を示してくれる。
侍を名乗るからには、この魂だけは大切に胸に刻んでいきたい。
栗山英樹(野球日本代表トップチーム「侍ジャパン」監督)

正義、信念、民のため これが真のサムライの姿なのか。
古田敦也(元東京ヤクルトスワローズ監督)

日本人がいま忘れかけている忠義の大切さを考えさせられた。
混乱期には100の策をほどこし、100の論を論じても、時の勢いには勝てない。
勝つか負けるかは時の運。勝つ為だけに忠義を曲げる生き方ではなく、
負けには負けの美学がある。
リーダーとしてのあるべき姿を考えさせられた。
原 晋(青山学院大学 陸上競技部 長距離ブロック 監督)

河井継之助は英雄児でした。
この男の悲劇は北越の地に生まれた事です。
しかしその悲劇を彼は無念とは言いませんでした。
北越の人達は彼を英雄とも傑物とも呼ばず、最後のサムライと呼びます。
このサムライは今も故郷を励ましています。
武田鉄矢(歌手・俳優)

日本の試練
歴史と運命に翻弄され、義を貫いた
『最後のもののふ』の生きざまに武士道の本懐を見た。
不動の信念で日本の未来を見据えた英知、侍。
正に常在戦場の気概・覚悟。
時が語るリーダー像・・・。
今を生きる若者に是非見て欲しい
正に必見の映画である。
藤岡弘、(俳優・武道家)

河井継之助という素晴らしい人物を、もっと多くの人に知ってもらえる作品です。
戦巧者という面以上に家族との姿が描かれていたのは嬉しかったです。
役所広司さんは、山本五十六、河井継之助と新潟の人物を演じていますので、いつか田中角栄を演じてもらいたいものです。
松村邦洋(お笑いタレント)

神様は何故かこういう男に新時代を見せてあげないから不思議でしょうがない。時代が変わる時までの役目なのか?何者かの「意思」を感じてしまう。「負けないけど勝つこともない」って価値観の変わった現代へのメッセージだ!ボクは受け取りますよ!
ビビる大木(お笑いタレント)

まさに最後のサムライ!

自分が生まれ育った郷土、新潟越後を最後まで守り抜こうとしてくれていた武士がいた事にこの映画を見て、この歳にして初めて知った事を恥ずかしく思ってしまった。
もっと継之助の事を深く知りたくなってしまった。
そして新潟に帰りたくなった

映画の中の山の景色がとにかくきれいですばらしい!
ダンナ小柳(電撃ネットワーク)

時代の奔流に呑まれようとするとき、人は後世に何を残すのか。
最後のサムライとして己を尽くした継之助の姿を役所広司さんが蘇らせました!
麻木久仁子(タレント)

戊辰戦争といえば会津の白虎隊があまりにも有名だが、地元新潟中越地区にこんなにも時代の転換期に重要な役割を果たし、関わりを持った河井継之助という侍がいた事を知ることができて新潟県民として良かった。
おばたのお兄さん(芸人)

中高年の皆様!!
この作品は歴史に詳しい方、そうでない方も心が打たれます。
主人公河井継之助の真のリーダーとしての姿、生きざまを是非見ていただきたい。
綾小路きみまろ(漫談家)

入社試験の「尊敬する人物」という摘に、河井継之助の名を書いた。五十年以上昔のことである。
その若き日に夢見た継之助の姿を、スクリーンに見る日が来ようとは思ってもいなかった。
食い入るように、見た。
目黒考二(エッセイスト)

人は節を曲げても生きるべきか、節を曲げるくらいなら死すべきか――。
一人の男の決断が幕末の日本を揺るがせた。長岡藩家老、長岡継之助――。
義のために生き、義のために殉じた一人の男の生きざまを知れ!
伊東潤(作家)

端正で木訥でまっすぐな武士の姿を、質実剛健な演出と映像がくっきりと描き出している。
アクションヒーローとしてのサムライだけじゃなく、こんなサムライ像が見たかったんだ!
佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)

『峠』を越えた!?

私の最初の歴史小説『北越の龍 河井継之助』(角川書店)は、あるビッグな文学賞の最終候補になりましたが、先行する司馬遼太郎先生の『峠』を越えられずに落選しました。今回、司馬先生の原作に基づく映画『峠 最後のサムライ』を観て、ひょっとして「これは越えたのではないか」と思いました。
「中立独行」「独立自尊」を標榜しながらも、万やむを得ず官軍と戦うこととなった越後長岡藩家老(兼軍事総督)の河井継之助――その歩みと、妻のおすがとの絶妙なやりとり(役所広司と松たか子が好演)。二人をつなぐ異国のオルゴールの音いろ……。
たしか原作にはなかったはずですが、「愛とは互いに見合うことではなく、同じ方向を見つめることだ」といった名言にも感心させられました。何より、ラストの「炎」が最高!「ラスト・サムライ」を象徴しておりますよ。継之助が好きだったという和歌も良い。やはり……越えていますね。
ちなみに私の曾祖父は他藩の者(越後村松藩の末席家老だとか)ですが、継之助のもとに馳せ参じ、ともに戦ったみたいです。
岳真也(小説家)

ロシヤによる、ウクライナ侵攻後に観たこの映画には、
その理不尽な悲劇が現代でも繰り返されている事を思い知らされました。
村上もとか(マンガ家)


監督・脚本 小泉堯史 × 主演・河井継之助役 役所広司
“知られざる英雄”河井継之助を描く、歴史超大作

監督・脚本は、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した初監督作品『雨あがる』以来、人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史。主演の“最後のサムライ”河井継之助を演じるのは役所広司。さらに、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢ら錚々たる豪華俳優陣が一挙集結。

一介の藩士でありながら、諸国への遊学を経て培った先見性とグローバルな視野をもとに、領民のための斬新な藩政改革を次々に実行していた継之助。しかし、時流は倒幕へと傾き、サムライとしての使命と庶民を先導するリーダーとしての狭間で葛藤しながらも、継之助はやがて強大な武力を誇る明治新政府軍に立ち向かっていく。「最後のサムライ」として本当の正義を貫こうとするその姿が、現代を生きる私たちに日本人の生き方、リーダーとしてのあるべき姿を問いかける歴史超大作が誕生した。

ストーリー
敵軍50,000人に、たった690人で挑んだ“最後のサムライ”

慶応3年(1867年)、大政奉還。260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。
慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発した。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指す。戦うことが当たり前となっていた武士の時代、民の暮らしを守るために、戦争を避けようとしたのだ。だが、和平を願って臨んだ談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す。
妻を愛し、国を想い、戦の無い世を願った継之助の、最後の戦いが始まった……。

作品タイトル:『峠 最後のサムライ』
出演:役所広司
松たか子 香川京子 田中泯 永山絢斗 / 芳根京子 坂東龍汰 榎木孝明 渡辺大 AKIRA / 東出昌大 佐々木蔵之介 井川比佐志 山本學 吉岡秀隆 / 仲代達矢
監督・脚本:小泉堯史
音楽:加古隆
エンディング曲:「何処へ」石川さゆり(テイチクエンタテインメント)
原作:司馬遼太郎「峠」(新潮文庫刊)
配給:松竹、アスミック・エース

公式サイト:touge-movie.com
公式Facebook:@tougesaigo
公式サイト:(C)2020『峠 最後のサムライ』製作委員会

6月17日(金)全国ロードショー

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