【プレゼント】『東ベルリンから来た女』クリスティアン・ぺッツォルト監督最新作『未来を乗り換えた男』一般試写会にご招待

未来を乗り換えた男クリスティアン・ぺッツォルト監督最新作『未来を乗り換えた男』が2019年1月12日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となる。べルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『東ベルリンから来た女』や『あの日のように抱きしめて』など、歴史に翻弄された人々の数奇な運命を描き、ドイツを代表する名匠となったクリス ティアン・ぺッツォルト監督。作家アンナ・ゼーガースが1942年に亡命先のマルセイユで執筆した小説「トランジット」を、現代に置き換え映画化した。
ユダヤ人がナチスの理不尽な迫害を受けた戦時中の悲劇と、祖国を追われた難民をめぐる問題が深刻化している今の状況を重ね合わせるという大胆な試みを実践した野心作。

このたび、本作の公開に先駆け、下記日程において、試写会の実施が決定いたしました!話題の本作を逸早くご鑑賞いただける機会となりますので、どうぞお見逃しなく…!
皆様のご応募を心よりお待ちしております。※応募締切:12月20日(木)

『未来を乗り換えた男』一般試写会5組10名様ご招待!

【日時】2019年1月8日(火) 18:00開場/18:30開演
【場所】ゲーテ・インスティトゥート東京
(港区赤坂7-5-56)

※プレゼントは終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
※当選の発表は、当選者のみに招待状(郵送)の発送をもって代えさせていただきます。


ナチスによる悪夢的史実と現代の難民問題を驚くべき発想で重ね合わせた野心作!

本作には『東ベルリンから来た女』『あの日のように抱きしめて』と同様、波乱に満ちた軌跡をたどる男女が主人公として登場する。元レジスタンスのドイツ人青年ゲオルクはパリから流れ着いたマルセイユで、別人に成りすますことで新たな未来へ乗り換えようとする。一方、幾度となく彼の前に現れる謎めいた美女マリーは、夫を捨てた過去に縛られている。
船による国外出航のタイムリミットが迫りくるなか、気まぐれな運命の悪戯でめぐり合い、共に罪悪感に苛まれる男女の危うい恋の行方を映し出す。すれ違いメロドラマの興趣を織り交ぜた濃密にしてサスペンスフルな映像世界は、はっと息をのまずにいられないラスト・シーンまで観る者の目を釘付けにする。

画像08

主演を務めるのは、ヨーロッパで今最も脚光を浴びている若手俳優たちである。ゲオルクを演じるのは、ドイツ映画賞6部門を制した『ヴィクトリア』、巨匠ミヒャエル・ハネケの『ハッピーエンド』といった話題作に相次いで出演し、2018年ベルリン国際映画祭で未来のスターに贈られるシューティング・スター賞を受賞したフランツ・ロゴフスキ
そしてゲオルクの人生を一変させるファムファタール的なヒロインのマリーには、フランソワ・オゾン監督作品『婚約者の友人』の主演に抜擢され、セザール賞やヨーロッパ映画賞にノミネートされたパウラ・ベーアが扮している。

画像02

フランツ・ロゴフスキ

画像03

パウラ・ベーア

Written&Directed by Christian Petzold
クリスティアン・ペッツォルト(監督・脚本)

画像01

クリスティアン・ペッツォルト監督

1960年ドイツ、ヒルデン生まれ。ベルリン自由大学でドイツ哲学と演劇を 学んだ。その後ドイツ映画テレビアカデミー(DFFB)で映画製作を学ぶと 同時に、ハルン・ファロッキ、ハルトムート・ビトムスキーの助監督を務めた。
『YELLA』(07/未)でベルリン国際映画祭の銀熊賞(女優賞)をニー ナ・ホスにもたらし、『東ベルリンから来た女』(12)でベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)を受賞。同作と同じく『あの日のように抱きしめて』(14) は米ナショナル・ボード・オブ・レビューの「外国語映画ベスト5」に選出さ れ、サンセバスチャン映画祭批評家連盟賞、リスボンと香港で監督賞、 ニーナ・クンツェンドルフがドイツ映画賞の最優秀助演女優賞、ニーナ・ホ スがモンス国際映画祭とシアトル国際映画祭の俳優賞などに輝いてい る。最近はテレビの犯罪ドラマ『KREISE(原題)』『WÖLFE(原題)』の脚本、監督を手掛けるなど活躍の幅を広げている。

画像05

ストーリー
現代のフランス。祖国ドイツで吹き荒れるファシズムを逃れてきた元レジスタンスのゲオルクは、パリから港町マルセイユにたどり着いた。偶然の成り行きから、パリのホテルで自殺した亡命作家ヴァイデルに成りすまし、船でメキシコへ発とうと思い立つ。
そんなときに一心不乱に人を捜している黒いコート姿の女性マリーと出会い、美しくもミステリアスな彼女に心を奪われていく。しかしそれは決して許されず、報われるはずのない恋だった。なぜなら、マリーが探していた夫は、ゲオルクが成りすましているヴァイデルだったのだ……。

画像06

画像04

画像07

2018年 べルリン国際映画祭コンペティション部門出品

作品タイトル:『未来を乗り換えた男』
出演:フランツ・ロゴフスキ、パウラ・べーア
監督・脚本:クリスティアン・ぺッツォルト
原作:アンナ・ゼーガース著「トランジット」
挿入歌:トーキング・ヘッズ「ROAD TO NOWEHRE」
2018 |ドイツ・フランス合作|102分|デジタル5.1ch |シネスコ|原題:TRANSIT |日本語字幕:吉川美奈子
協力:ゲーテ・インスティトゥート東京
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム

公式サイト:http://www.transit-movie.com/
コピーライト:(C)2018 SCHRAMM FILM / NEON / ZDF / ARTE / ARTE France Cinéma

2019年1月12日(土)より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

↑上に戻る