『劇場版 転生したらスライムだった件 蒼海の涙編』の大ヒット御礼舞台挨拶が3月10日に新宿ピカデリーで行われ、声優を務めた岡咲美保、堂本光一、豊口めぐみ、前野智昭が登壇した。

公開から1週間が経ち、周囲の反響を聞かれたリムル役の岡咲は「楽しみにしてくださった方々は公開後すぐに観に行ってくれて、その声が届いてうれしかったです。『こんな転スラは初めて』という声と、4期を匂わせるような終わり方もあるので、オリジナルストーリーといつもの転スラの両方を味わってくださったかなと思います」と感慨深げに語った。

初めて本作の舞台挨拶に立った智慧之王役の豊口は「公開前にこの劇場に大きなスライムリムルの装飾があって、いよいよ公開されるんだなと思いました」と公開に至るまでの心境を明かした。

ヴェルドラ役の前野は「恋愛描写は転スラでは珍しいと思うので、そこも含めて楽しんでいただけたらと思います。でもやっぱり、ヴェルドラがあんまり目立ってなかったねというご意見もあったので…」と会場の笑いを誘いつつ「ヴェルドラの新たなチャレンジをアフレコでできたので、それを多くの方々にご覧いただけているのがうれしい限りです」とコメント。

ゾドン役の堂本は「まさか4期がゾドンの前の話を全部やっていくことは知らなかったので…」という冗談で笑いをさらった。

続いて、本編で印象に残ったアクションシーンについて。岡咲は「ユラとゴブタが追手に追われている時のアクションが細かくて、完成した映像を見てものすごくカッコよくなっていて見入っちゃいました」と興奮冷めやらぬ様子。
堂本は「私アクションありましたっけ?」ととぼけて会場を笑わせつつ「水竜になってワッハッハと笑うところ(笑)、これは出来上がるまでどうなってるか分からないので、楽しみでした。ゾドンとしてのワッハッハなのか、水竜としてのワッハッハなのか、どっちだろうと悩みながらやっていました」と明かすと、岡咲が「もしかしたら、髭の生えた竜だったかもしれないということですね」とツッコみ、会場の笑いをさらった。

続いて、堂本が演じるカイエン国の大臣・ゾドンについて。前野が「映画の世界に引き込まれるのは、堂本さん演じるヒール役のゾドンが魅力的だからだと思いました」とその魅力を熱く語った。
役作りのポイントを問われた堂本は「普段言わないセリフを気持ち良く言うことを心掛けました。女性に対して『お前は俺の嫁だ』みたいな(笑)一般的に考えると気持ち悪いですよ」とさらけ出し、会場の笑いを誘った。
豊口は「堂本さんがゾドンを演じることは想像がつかなかったので、意外性があってワクワクしましたし、良い意味でお顔が見えてこなかったです。心置きなく、普段やらない悪役を演じられていると思いました」と声優ならではの視点で堂本演じるゾドンの魅力を語った。
4月が近づき、新たな環境やステージへ進む人に向けてのアドバイスを聞かれた登壇者たち。岡咲は「18歳の時に岡山から上京してきて、部屋の白い壁が寂しかったので、可愛い飾りを買ってきて、部屋を飾り付けたら居心地が良くなった思い出があります」と当時を懐かしむように振り返った。
堂本は「小学生のころ、リコーダーを家に忘れただけでこの世の終わりと思いましたよね(笑)、悪いことが起こっても、この世の終わりじゃないよ、ということを教えてあげたいですね」と冗談を交えた前向きなアドバイス。さらに「明治時代だったら寿命が来ている年齢ですので…余生を楽しもうと思っています」と畳みかけ、会場の笑いをさらった。
前野は「当時はエンタメにすごく力をもらっていました。特に音楽は、『僕の背中には羽がある』『情熱』など、数々の堂本さんの楽曲に力をいただいていました。エンタメの力ってすごい。本作も新しいステージに挑戦される皆様の心を豊かにしてくれたらなと思います」と堂本の熱烈なファンであることを打ち明け、会場からは拍手が巻き起こった。
豊口は「初めて一人暮らしをしたとき、寂しいですが、夜中なのにお菓子食べちゃおうとか、一人だからこそできることがあると思います。そして寂しくなったら、劇場に来ればリムルがいるよ!」と場内を和ませた。
ここで、岡咲より告知が。本作が3月20日よりシリーズ初の4DX上映が決定になった。
4DXを体験したことがあるか聞かれた堂本は「私は映画館にも行ったことが無いので…」と衝撃のカミングアウトをするも、すかさず前野が「映画館の椅子でキスを夢中でしましたやん!」と堂本の楽曲の歌詞を使ったツッコミを披露し、会場の笑いをさらった。
岡咲は「海の香りが体験できる、さらに席に水がかかると聞いて、楽しみです。行ってみないと分からないですね」、堂本も「臨場感が半端ないということですね」と、一同は本作の4DX上映にワクワクが止まらない様子。
そんなトークのさなか、映画の大ヒットを祝して、“蒼海の涙編”をイメージしたブルーのシャンパンタワーが舞台上に登場。本作の主題歌であるTRUEの「ユートピア」が流れる中、4人が一斉にシャンパンを注ぐと、青く光るタワーが完成。まさに「蒼海タワー」なきらびやかな光景に、登壇者は喜びの表情を見せ、会場全体が沸き上がった。

最後に、登壇者から来場者へ、それぞれがメッセージを贈った。
前野「もし、ヴェルドラがもっと活躍している姿が観たいというご要望があれば、ぜひ発信していただければと思います。これからも転スラをよろしくお願いいたします」
豊口「堂本さんもですが、転スラファミリーがどんどん増えているので嬉しいです。これからも楽しいメンバーで新作を作っていけたらと思いますので皆さん是非楽しみに待っていて下さい」
堂本「4月からはゾドンのスピンオフ版が決定しているということですし(笑)、もしかしたらゾドンが転生する可能性もありますので…楽しみにしていてください。何度も劇場に足を運んでくださっている方もいるようですが、さらにたくさん見てください」
岡咲は「たくさん劇場に足を運んでいただいて『蒼海の涙編』のストーリーを浴びていただけたらと思います。4DXも始まるので、お子様やお友達にも、転スラの世界により飛び込んでいただけるチャンスかと思います。4月からはアニメ4期も始まるので、これからも転スラをよろしくお願いいたします」と締めくくり、大盛況の中舞台挨拶は幕を下ろした。
大ヒット上映中