映画『君が最後に遺した歌』春の星空イベントin大阪が3月11日にグランフロント大阪・うめきた広場にて実施され、道枝駿佑と生見愛瑠が参加した。

本作は、詩作を密かな趣味とし、文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」を抱える主人公・水嶋春人と歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音との10年間の恋を描いたラブストーリー。主演の道枝をはじめ、共演には生見、井上想良、田辺桃子、竹原ピストル、岡田浩暉、五頭岳夫、野間口徹、新羅慎二、宮崎美子、萩原聖人らが名を連ねる。
原作は、一条岬の小説「君が最後に遺した歌」。監督は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)、公開中の『ほどなく、お別れです』の三木孝浩。脚本を吉田智子が務める。
約3500人の観客が集まる会場に、道枝と生見が登場すると、「キャー!」「かわいいー!」という黄色い歓声が響き渡った。大阪出身の道枝は、「みんな今日は、寒い中来てくれて、ほんまありがとう!」と関西弁で挨拶。生見も、「寒い中、お集まりいただきありがとうございます。本日は、一緒に楽しもうな~!」と関西弁に挑戦。道枝は「合ってる、合ってる!大丈夫」と優しくフォロー。

地元大阪でおこなわれる自身初の単独主演作品のイベントに道枝は、「野外で自分が出演した映画のイベントをさせていただくのが初めてなので、とてもワクワクしています。こんなにもたくさんの方々に集まっていただいて、本当に嬉しいです」と喜びを表した。生見は、「こんなにたくさんの方にイベントに来ていただいて、大阪のパワーを感じております!嬉しいです。」と大阪の印象を語った。

本作のクランクアップは、春人と綾音の切ない別れのシーン。実はそのシーンが大阪のとある駅で撮影されたことが明かされ、該当シーンついて道枝は、「僕たちが春人と綾音として撮影を積み重ねてきたクランクアップの日で、最後の最後で一番の山場と言っても過言ではないシーンでした。クランクアップに春人と綾音のお別れのシーンの撮影というのは、少し二人の関係とリンクしている部分も感じました。大阪の皆様にご協力いただいて撮影できて、すごくいいシーンになったと思いますので、ぜひみなさんに観ていただきたいですね」、生見は、「クランクアップに春人と綾音がお互いを想いながらお別れをするシーンの撮影だったので、泣きのシーンよりも前の段階から、どんどん感極まって涙が止まらなくなるぐらいでした。実際に演じていても、すごく思い入れがあるシーンなので、完成を観た時にすごくグッときました」と撮影を振り返った。
また、先日おこなわれた完成披露試写会後に観客から寄せられた感想について聞くと、「本当に嬉しいですね。プロデューサーさんから聞きましたが、完成披露の上映が終わった後に、お客さんがすごい拍手をしてくださったみたいで。みんなで作った作品が、皆さんの心に響いたんだということを感じて、すごく嬉しかったです。単独初主演の作品が皆さんのおかげで特別なものになりました」(道枝)、「私も嬉しいです。観終わった後に、皆さんが付箋に感想を書いてくださったそうなのですが、それが本当にぎっしり書いてくださっていて。こうやって皆さんの元に作品が届いていくんだなと思ったら、公開がすごく待ち遠しくなりました」(生見)と喜びを語った。
劇中で役を演じるにあたりどのように春人と綾音の空気感を作ったか問われると、「最初の本読みの時は、ほとんど目が合わなかった(笑)」「あはは、道枝さんの身長が高いので(笑)」「座ってたから、あんま関係ないと思う!」と漫才のようなやりとり。
「お互い人見知りではあったんですが、現場で撮影するにつれて、春人と綾音のように徐々にコミュニケーションが増えてきて、距離が縮まっていった感じですね」「見かねたマネージャーさん同士がもっと話したら、みたいに仲介してくれてみんなで仲良くなりました(笑)」「僕が「めるお」って呼んで」「私が「みちお」って呼んでいて」「親友から「みちこ」って呼ばれてるので」「じゃあ私は、「みちお」って呼ぶねって」「でもあの撮影以降、呼んでないんです(笑)」「はい、全然呼んでくれないんです(笑)」「三木監督も「みきお」って呼ぼうねって」「みちお、めるお、みきお」「三人のあだ名でした」と息ぴったりの仲睦まじい様子。二人の掛け合いに合わせて会場からも笑いが湧き、終始ほほえましい空気に包まれた。
劇中で春人が、自身と綾音のことを春の星座である「アルクトゥルス」と「スピカ」になぞらえて、ずっと支え合っているという説明をする中、撮影中に互いに支えられたエピソードについて尋ねられると、「バラエティで見る生見さんは明るいんですけど、実はミステリアスな雰囲気を持っているというか、ちょっと掴めない感じが綾音とリンクしてて。それがお芝居にも出ていたので、僕も引き込まれました。でも部室のシーンでは明るくお茶目な綾音もいて。アドリブのシーンもあったのですが、リラックスして撮ることができたので、すごく支えていただきましたね」とコメント。
「座長として引っ張ってくれる面もあれば、やっぱりちょっと天然な部分もあったり。ライブを縫いながらの撮影で大変だったと思うんですけど、ずっと元気で、なんかケータリングで喜んでたり(笑)」「ケータリングは誰でも喜ぶやろ!(笑)」「撮影が終わっても「フランクフルトや!」って帰らないでずっと食べていて、なんか癒されました(笑)」「ちょっとテンション上がっちゃって(笑)」「ずっと食べてた(笑)」と抜群のコンビネーションで、「スクリーンでの春人と綾音の自然な空気感は、“みちめる”ペアの演技の賜物ですね」という司会からの言葉に道枝は、「なんか、りくりゅうペアみたいになってますね!?(笑)」のツッコミ。会場は笑いに包まれた。
最後に、「この作品は、人を想う気持ちや支えるその気持ちがすごく大事なんだと気づかせてくれる作品だと思います。大事な人と観に来ていただけたら嬉しいです。そして周りの方々に感想をお伝えして、SNSにもどんどん感想も呟いていただけたらいいなと思っているので、みんなで一緒にこの作品を盛り上げていけたらと思います!ぜひ劇場でご覧ください。よろしくお願いいたします」「個人的には、この綾音という役に出会えて本当に良かったと心から思います。今できる全力を注ぎ込んだ作品です。最後まで見ていただけるときっと、『君が最後に遺した歌』というタイトルでこういうことが伝えたかった、遺したかったんだなっていうのが分かると思います。ぜひ大切な方と、劇場に足を運んでください。よろしくお願いします」と挨拶をし、会場に集まった観客と一緒にフォトセッション。さらに道枝が音頭を取り、観客と自撮り記念撮影も。

会場は青いサイリウムを掲げて星空に見立てたフォトセッションで、約3500もの星空の真ん中で、春人と綾音を演じた道枝・生見の二人が、「スピカ」と「アルクトゥルス」のような輝きを放っていた。
『君が最後に遺した歌』
出演: 道枝駿佑 生見愛瑠 井上想良 田辺桃子 竹原ピストル 岡田浩暉 五頭岳夫 野間口徹 新羅慎二 宮崎美子 萩原聖人
監督:三木孝浩
脚本:吉田智子
原作:一条岬「君が最後に遺した歌」(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
音楽プロデュース:亀田誠治
制作プロダクション:TOHOスタジオ
配給:東宝
https://kimiutamovie.toho.co.jp/
(C)2026「君が最後に遺した歌」製作委員会
2026年3月20日(金・祝)