『ALIVEHOON アライブフーン』本日公開!山中智瑛率いるGTプレイヤーたちによるeスポーツ対戦スペシャルマッチを開催

日本で生まれた“ドリフト”をテーマに、eスポーツの日本チャンピオンの青年がリアルのドリフトのレーサーとしても日本一を目指す姿を描いた映画『ALIVEHOON アライブフーン』が本日より公開される。

公開を記念して、本作の公式YouTubeにて“公開前夜祭!eスポーツ祭り”と題して、本作のeスポーツ指導で参加、「グランツーリスモSPORT」ワールドチャンピオンの山中智瑛率いるGTプレイヤーの宮園拓真鍋谷奏輝が集結、会場から生配信で「グランツーリスモSPORT」スペシャルエキシビジョンマッチを披露した。

レース前には、『ALIVEHOON アライブフーン』のメガホンをとった下山監督が登場。「この作品はヴァーチャルとリアルの世界の融合を目指した作品。eスポーツのゲーマーがゲームとリアルの世界の中で成長していき、ただ単純にリアルの世界でレースに出て勝ちに行くというだけではなく、eスポーツが好きな方にもご満足いく結末をご用意してますので、是非劇場で目撃して欲しい」と、本作への気持ちを語る。
やはり一番の魅力はドリフトですよねというMCの問いに、下山監督は「ドリフトにも負けないどころか、eスポーツの世界の頂点の映像を大スクリーンで観てもらえる。ゲームだと思ったら楽しんでもらえる。オープニングのゲームのシーンは、世界チャンピオンの山中さんのドライブを観て頂ける。eスポーツ監修と言いましたが、多分世界で始めてeスタントをやった方だと思います。」と熱く語り、「この作品を観て初めてガツンと来るのは世界チャンピオンの山中選手のドライビングテクニックです」と力説した。

そして、いよいよ本日の「グランツーリスモSPORT」対決に召喚された、世界で活躍する山中智瑛、宮園拓真、鍋谷奏輝が登場。山中は、5歳の時に「グランツーリスモ」に出会い、18歳から大会に出場。FIA公認の世界大会「FIA グランツーリスモチャンピオンシップ(参加者:全世界で50万人以上)」に参戦し、2019、2021年のマニュファクチャラーシリーズ(自動車メーカー対抗戦)ではチームトヨタとしてワールドチャンピオン獲得。また、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」(参加者:約1万人)において2連覇を達成し、世界一の座と日本一の座を獲得するなどeスポーツ界を牽引する1人。
宮園は、2020 FIA グランツーリスモ選手権 ネイションズカップ チャンピオン、2020 FIA グランツーリスモ選手権マニュファクチャラーシリーズチャンピオン、2020 GR Supra GT Cup チャンピオンと最高峰のテクニックを持ち、数々のレースに参戦している。
そして、鍋谷は、Porsche Esports Racing Japan決勝大会出場、SFヴァーチャルシリーズグランドファイナル出場、鹿児島国体関東ブロック代表として躍進する若手選手。

鍋谷は「今日はいい走りが出来そうです。いつも一緒に同じゲームをやって、勝っては負けを繰り返してますが、今日は勝てればいいかなと思ってます」と意気込みを語り、対して宮園は「今日は新幹線で移動してきたのですが、移動の最中にも猫の動画を観て癒されてきましので比較的リラックスできているので、いつも山中選手にはボコボコにやられているのでちょっとぐらいいい走りを見せたいと思います」と会場の笑いを取りつつも本気モード全開の様子。それを受けて山中は、「今日は日本の1位、2位、3位でレースをお届けします。素晴らしいレースを魅せたいと思っていますので、期待してください」と意気込みを語る。

そして今回このスペシャルマッチを、実車レースの実況でおなじみの辻野ヒロシが実況を担当。第1戦は、鈴鹿サーキット4週のレースでは、宮園 VS 鍋谷の2人の対決。青い車:宮園、赤い車:鍋谷、そして1週5.8㎞のコースを爆走し、鍋谷が攻めの走りで宮園を攻めるという1週目からデッドヒートの展開。ジリジリとお互いの戦略を読み合いながら、いつ仕掛けるのかと実況席で賑やかに予測する監督、山中、辻野とは違って、バトっている宮園、鍋谷は本気モード。コーンを吹っ飛ばしながら爆走したり、我先にピットインしたり、4週レースでタイヤ交換する贅沢な展開で進んでいたが、鍋谷が焦ってコースアウトしてしまい、第1戦宮園の優勝。

そして第2戦目は、富士スピードウェイ山中VS鍋谷の対決となり、「公開前日なので、さらに面白いレースを魅せます!」と自信の一言を発する山中に対して、「これで負けると観客動員数に響く」と監督からプレッシャーをかけられるも、トーク中とは打って変わり集中スイッチが入る山中。出だしで車体を揺らしてしまう山中に、「どうした!?」と一瞬焦る下山監督、宮園、辻野の3人だったが、そこはやはり世界チャンピオンの山中。ジリジリと鍋谷にピタリと車体を寄せるように走行するレース運びに、「レースIQが高いから最後に来ると思います」と宮園が山中の戦略を予測。「逆境の中で勝つのが山中さんなんで」と前を走る鍋谷を追走する山中のレース運びを解説する。2台同時にピットインするも、2台さほど差がない状況でコースへ戻っていく一瞬たりとも目が離せないレース展開が続き、「いやらしく攻めてくるなぁ」と山中の攻めに解説の辻野も驚愕。最後の直線で山中がタッチの差でチェッカーフラッグを受け、第2戦は山中の勝利となった。解説席にいた宮園は、「有言実行で、くやしい」と吐露、「わざとハラハラさせますね」と辻野も山中の計算されたレース展開に舌を巻いたようだ。

全てのレースを終え、山中は「みなさんどうですか、ハラハラしましたか?いきそうで行かないみたいなところの演出でした。演出したいというのは僕のスタイルでもあるんですけれども、常に前に行けばいいというわけではないんですね、最後にチェッカーを先に受けた人が速いし、強いドライバーだということで、これはレースの世界でも、ドリフトの世界でも同じことですけど、一番になる過程っていうのが非常に大事なところで、『ALIVEHOON アライブフーン』は、そこが常に見えてる映画だと思いますので、是非映画館でご覧ください。」と語る。

宮園は、「こういう風に楽しくバトルが出来る機会を頂き、本当に幸せだなと感じました。『ALIVEHOON アライブフーン』という映画が、ドリフトとゲームの世界の融合という点が珍しいと思いますし、TOYO TIRESの川畑真人選手という素晴らしい選手出ていますので、是非劇場で観て頂きたいなと思います。」と語り、鍋谷も「最初の意気込みで勝ちたいと言ったんですけれども、2レースとも負けてしまったので残念ですけれども、『ALIVEHOON アライブフーン』という映画をきっかけにeスポーツもリアルレースも競い合って行けれればと思っています。」と本作への想いを語った。

山中は、「本当にもう明日から公開ということで、本当に撮影にお伺いしたのがかなり前ですよね。いよいよ公開ということで非常にワクワクしていますし、実際に映画を観たときに僕が一番注目して欲しいと思ったポイントは音ですね。ゲームの世界だったりリアルの世界だったり、音が非常に迫力があって、大きなスクリーンで映像の迫力をぜひ皆さんに楽しんでいただけたらなと思っています。さらに僕がeスポーツのシーンを監修させて頂きましたので是非注目して観て下さい。」と迫力ある映画だとアピールした。

最後に下山監督は、「山中選手が仰ったことは、作り手として本当に嬉しい言葉です。音によって映画の観方が変わってくるんです。この映画は間違いなく映画館で観るべき映画。大きなスクリーンで、大音響で観て欲しい。僕としては、ライバルは映画じゃなくて、サーキットでありディズニーランドであり、USJ、さらにコンサートと、いわゆるアトラクションです。まずワクワクですよね。手に汗握るとか。そういったことを映画館で味わってほしいです。映画をそういったものにしたいです。明日から公開ですので、みなさんに楽しんでもらえる作品になっていると思いますので、皆さん映画館で2時間体感してください!」と熱き想いを語った。

ストーリー
解散の危機に瀕するドリフトチームがスカウトしたのは、内向的な性格から人付き合いが苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一。実車でもその力を発揮する紘一だったが、彼の前に生死をかけてレースに挑む者たちが立ちはだかる。今、紘一の覚醒したテクニック・情熱・勇気、そしてチームワークは、バーチャルとリアルの壁をブチ破り、新たな極致へー

作品タイトル:『ALIVEHOON アライブフーン』
出演:野村周平 吉川 愛 青柳 翔 福山翔大 / 本田博太郎
モロ師岡 土屋アンナ きづき / 土屋圭市(友情出演) / 陣内孝則
監督・編集:下山天
エグゼクティブプロデューサー・企画原案:影山龍司
監修:土屋圭市
プロデューサー:瀬木直貴・沢井正樹
脚本:作道雄・高明
音楽:吉川清之
主題歌:「Hunter or Prey」(NOISEMAKER)
製作:「アライブフーン」製作委員会(無限フィルムズ・福島民報社・ソウルボート)
製作協力:電通
後援:福島県・福島市・日本自動車連盟
配給:イオンエンターテイメント

公式サイト:https://alivehoon.com
公式Twitter:@alivehoon_movie
公式Facebook:@alivehoon.movie
公式Instagram:@alivehoon_movie
コピーライト:(c)2022「アライブフーン」製作委員会

6月10日(金)全国公開

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