北海道命名150年を彩る“映像と音楽の祭典”開催

本年で命名150周年を迎えた北海道。その150周年を祝福するキックオフイベントとして、映像と音楽という切り口で150年を彩った人・ものを表彰する「北海道150年キックオフ特別イベント・キタデミー賞」が2月5日（月）、北海道札幌市のニトリホールにて開催された。
その名の通り、アカデミー賞の要素を取り入れ、様々な賞を表彰するイベントでとして、北島三郎さん、吉永小百合さん、樹木希林さん、山田洋次監督など本家も顔負けの面々が登場。
式の最後には、吉永小百合さん、樹木希林さんが札幌旭丘高等学校合唱部と「いつでも夢を」歌唱するなど、盛況のうちに幕を閉じた。

※主な受賞一覧、コメントは以下のとおり。

【監督賞】
山田洋次、栗山英樹（北海道日本ハムファイターズ）、鈴井貴之、坂東元（旭山動物園園長）

【主演男優賞】
高倉健、松浦武四郎（北海道という名前を考案）、大鵬（元横綱）、葛西紀明、大泉洋、ヒグマ

【主演女優賞】
吉永小百合、高梨沙羅、辻沙絵（リオパラリンピック日本代表）、知里幸恵（アイヌ人女性）

【助演男優賞】
鮭、カイくん（お父さん犬）、ブリスキー・ザ・ベアー、馬、キタキツネ

【歌曲賞】
北島三郎「函館の女」、サカナクション「ネイティブダンサー」、
さだまさし「北の国から」、水曜日のカンパネラ「シャクシャイン」

【最優秀作品賞】
北海道

吉永小百合さんコメント

初めて北海道に来たのは15歳のときでした、疾風小僧というアクションドラマで、まだ旭川には空港がなくて千歳でプロペラ機を降りて長い長い道のりを車で参りまして、大雪山の麓でロケをしました。15歳ですからホームシックになって泣いたことを今でも覚えています。けれどもそのあとスキーや乗馬で北海道に度々来ることになって、すっかり北海道オタクになりました。
そして、近頃はたくさんの映画を北海道の方々の力をお借りして作ることがで来ております。北海道に心から感謝しております。

北島三郎さんコメント

私はこの北の大地で生まれ、函館の高校を卒業と同時に、歌手を夢見て青函連絡船に揺られて状況しました。歌手になってから、夏には必ず、大切な北の大地に帰ってきます。春、夏、秋、冬、いつきても１年中、素晴らしい北海道は私の自慢の一つです。北海道は素晴らしいぞ、食い物がうまいぞと、気持ちが雄大に大きくなれるからおいでよ！と、そして、こんな立派な賞をいただけて、ありがとうございます。