作家、本当のJ.T.リロイ

2017-03-10
2016 A&E Television Networks and RatPac Documentary Films, LLC. All Rights Reserved.

私の中のもう一人の私は金髪の美少年“J.T.リロイ”、その彼が小説を書いた――
ハリウッドで映画化が決まっている信じられない実話。
その驚愕の結末が、あなたの心を射る。

1996年に突如文壇に現れ、女装の男娼となった過去を綴った自伝『サラ、神に背いた少年』で時代の寵児となった謎の天才美少年作家、J.T.リロイ。
その才能にほれ込み、映画監督のガス・ヴァン・サントは『エレファント』の脚本を依頼。二作目の著作『サラ、いつわりの祈り』はアーシア・アルジェントによって2004 年に映画化された。しかし、2006年ニューヨーク・タイムスの暴露記事によって事態は一変する。天才少年J.T.リロイという人物は実在すらしない、その正体はサンフランシスコ在住の40歳女性、ローラ・アルバートだったというのだ。
世界を驚かせたこの事件を、彼女自身の言葉と、記録されたガス・ヴァン・サント、トム・ウェイツ、コートニー・ラブ、ビリー・コーガンらとの通話音声や留守電メッセージによって解剖していく。

<NEVER JUDGE AN AUTHOR BY HER COVER>(彼女の見かけで作家としての能力を判断しないで)というキャッチコピーとともにアメリカで公開された本作は、J.T.リロイの才能に魅了された数々のセレブたちの証言と、ローラ自身の言葉によって、この事件が示唆するさらなる真実に迫る。
なぜ、“作家”ローラ・アルバートは10 年もの間、J.T.リロイに物語を語らせたのか。世界を驚かせた事件の真実を、彼女自身の言葉とセレブたちの通話音声によって解剖する。

2017年4月8日(土)より新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開
公式サイト
配給・宣伝:アップリンク

キャスト

ローラ・アルバート、ブルース・ベンダーソン、デニス・クーパー、ウィノナ・ライダー、アイラ・シルバーバーグ ほか

スタッフ

監督:ジェフ・フォイヤージーク(『悪魔とダニエル・ジョンストン』)
撮影監督:リチャード・ヘンケルズ
音楽:ウォルター・ワーゾワ

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