怪物はささやく

2017-04-07
2016 APACHES ENTERTAINMENT, SL; TELECINCO CINEMA, SAU; A MONSTER CALLS, AIE; PELICULAS LA TRINI, SLU.All rights reserved.

英文学最高峰の世界的ベストセラー待望の映画化!
破壊と感涙のダーク・ファンタジー

コナー少年は、難しい病を抱えた母親と二人で暮らしていた。
ある夜、コナーのもとに怪物がやって来る。だが、コナーは怖くなかった。窓から教会の墓地が見えるこの家で、毎晩のようにもっと恐ろしい悪夢にうなされているからだ。
怪物はコナーに、「私が3つの物語を語り終えたら、今度はお前が4つ目の物語を話せ」と告げる。それも、コナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。
その日を境に夜ごと怪物が現れ、“物語”の幕が上がるのだが──。

【introduction】
スペインアカデミー賞 ゴヤ賞 本年度最多9部門受賞!
原作は、カーネギー賞作家2人による異色の“コラボ”作。47歳の絶頂期にこの世を去ったイギリスの作家シヴォーン・ダウドの未完の遺作を、パトリック・ネスが引き継いで完成。英国史上初のカーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞という快挙を果たし、世界中でベストセラーを記録した。

本作を映像化したのはアカデミー賞(R)受賞作『パンズ・ラビリンス』のプロデューサー、ベレン・アティエンサ。そして、1000人を越える少年が参加したオーディションから主人公コナー役に選ばれたのは、『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり』のルイス・マクドゥーガル。母親を助けたいと願う健気な心と、怪物を引き寄せるダークな怒りの葛藤を見事に演じた。
コナーの母親役には、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞(R)とゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの大作への出演が続くフェリシティ・ジョーンズ。コナーの祖母役には、今やハリウッドの重鎮となったオスカーノミネート女優、『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバー。
さらに、怪物の声とモーションキャプチャーを演じたのは、近作『沈黙 -サイレンス-』でも素晴らしい演技を見せた、オスカーノミネートの名優リーアム・ニーソン。

怪物の語る3つの物語は、胸躍るおとぎ話のように始まるが、人間の本質に迫るどんでん返しを迎え、観る者に不安な時代を生きるための深いヒントを与えてくれる。果たして、怪物が打ち明けろと迫る少年の“真実”とは──?
4番目に待つ少年の“告白”と、原作にはない新たな結末が、激しく切なく胸を揺さぶる感涙の物語。

6月9日(金)より、TOHOシネマズ みゆき座ほかにて全国公開
公式サイト
配給:ギャガ

キャスト

ルイス・マクドゥーガル『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』、フェリシティ・ジョーンズ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、シガニー・ウィーバー『エイリアン』シリーズ、リーアム・ニーソン(as怪物)『沈黙 -サイレンス-』

スタッフ

監督:J.A.バヨナ『永遠のこどもたち』『インポッシブル』
原作・脚本:パトリック・ネス『怪物はささやく』(あすなろ書房刊)
原題:A Monster Calls
アメリカ・スペイン/109分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル
字幕翻訳:藤澤睦実

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