レビュー
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anemoメンバーに登録して、映画レビューを投稿しよう!メンバー登録(無料)はこちら 》本作は、ブラジル出身のエステラ・ヘネル監督が9カ国の家庭を訪問し子育ての現場を撮影、さまざまな文化・民族・社会背景の子どもたちの生き生きとした様子と、彼等を取り巻く大人のリアルな姿を映しだした作品である。
育休を経て職場復帰時期に悩む母親、専業主夫となり二人の男の子を育てている元研究者、好条件の転職と娘の通学送迎が折り合わず悩んだ末に決断を下した父親、養子をとり育児中の驚きや喜びを語る夫婦。
子育て中のレズビアンカップル、娘夫婦に代わって孫の面倒をみている中国の祖父母、ドラッグ中毒により子育てもままならない時期を経て立ち直った経緯を語る母親、両親を亡くし幼い兄弟の面倒をたった一人でみる少女など、さまざまな文化・民族・社会背景の子供たちの生き生きとした様子と、彼等を取り巻く大人のリアルな姿を映しだしている。
さらに、乳幼児期の様々な分野のスペシャリストたちへのインタビューも多数収録、乳幼児期の子どもたちにとって、育つ環境だけでなく、周囲の人々とのかかわりの質と量が、その後の人生を左右するほど重要であることを伝える。
育児の方法は1つじゃない。子どもたちの成長に本当に必要なものは何か?
世界共通の問題として取り上げた本作は、日本ユニセフ協会主催の上映会で大反響を経て、このたび2017年6月24日(土)より全国順次公開が決定した。
監督:エステラ・ヘネル
制作:マリア・ファリナ・フィルムズ
提供:マリア・セシリア・ソート・ビジガル財団、バーナード・バン・リー財団、アラナ協会、ユニセフ
後援:アショカ 、世界銀行グループ、UBSオプティマス財団、ジョンソンズ 、ハギーズ 、ナチュラ 、アミル 、ポンポン 、TAMブラジル航空
配給・宣伝:アップリンク
協力:日本ユニセフ協会
2016 年/ブラジル/96 分/カラー/16:9/DCP/原題:O Comeco da Vida
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