キセキの葉書

2017-09-05
2017「キセキの葉書」製作委員会

マドリード国際映画祭 最優秀主演女優賞/最優秀監督賞受賞
母への思いを託した葉書は13年間で5000枚にも及んだ―。

1995年春、兵庫県西宮市。脳性まひの娘 望美を抱え介護に勤しむ美幸は、先が見えない暗闇を歩いていた。仕事に追われる大学助教授の夫と、まだ手のかかる小学校低学年の息子。望美の世話をできるのは自分だけと、美幸は介護に、家事に、子育てにと次第に追い詰められていった美幸は不眠と摂食障害に悩む“仮面うつ”を患ってしまう。 次第に追い詰められていった美幸は、長年会っていない大分に住む母に支援を頼むが、「そげな子は、自分で育てられるわきゃないき!こっちはこっちの生活があるんやけん!」 と母親の言葉は残酷なものだった。
そんな中、母の喜子が認知症とうつ病を併発してしまう。「死にたい」と訴える母に、手を差し伸べる気がおきない美幸だったが、子どもの頃の懐かしい記憶をたどれば、親子の距離はそう遠いものではなかった――。「葉書100枚ください!」母を救おうと決意した美幸は、母に向けて「くすっ」と笑える日々のネタを書いて送ることにした。毎日かかさず葉書を出し続けた…。美幸が送った葉書は13年間で5000通にも及んだ。その葉書には母を愛する娘の想いが詰まっていた――。

【introduction】
鈴木紗理奈、マドリード国際映画祭で最優秀外国映画主演女優賞受賞!

本作は、「エチカの鏡」(フジテレビ系列)で紹介された実話に基づいた感動のドラマ。重い障害の子供を介護するなか、郷里の母がうつ病と認知症を併発。「死にたい」という母親に娘は、毎日笑える絵はがきを送り続けた。
娘から届くはがきは、やがて母の生命のなかで確かな希望の光となり、うつ病と認知症を克服する親子の姿を描いた愛と感動の物語。

11月4日(土)より渋谷ユーロライブほか全国順次ロードショー
公式サイト

キャスト

鈴木 紗理奈/申芳夫/八日市屋天満(子役)・福富慶士郎(子役) /土屋貴子/雪村いづみ(特別出演)/赤座美代子/亀井賢二 

スタッフ

監督:ジャッキー・ウー
原作:脇谷 みどり「希望のスイッチは、くすっ」(鳳書院)
企画・製作:新田博邦
撮影監督:小美野昌
音楽:田中和音
脚本:仁瀬由深
エンディング・テーマ:「耳をすましてごらん」
作詞:山田太一  作曲:湯浅譲二  歌:小林啓子 特別協力:鳳書院
製作:「キセキの葉書」製作委員会
提供:グローバルジャパン
配給:ミューズ・プランニング

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