『ゼロ・ダーク・サーティ』ジェシカ・チャステイン主演!
ユダヤ人300名を動物園に匿い、その命を救った勇気ある女性の、知られざる感動の実話。
1939年、ポーランド・ワルシャワ。ヤンとアントニーナ夫妻は、当時ヨーロッパ最大の規模を誇るワルシャワ動物園を営んでいた。アントニーナの日課は、毎朝、園内を自転車で巡り動物たちに声をかけること。時には動物たちのお産を手伝うほど、献身的な愛を注いでいた。
しかしその年の秋、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発。動物園の存続も危うくなる中、夫のヤンから「この動物園を隠れ家にする」という驚くべき提案をされる。人間も動物も、生きとし生けるものへ深い愛情を持つアントニーナはすぐさまその言葉を受け入れた。しかしこの“救出活動”がドイツ兵に見つかったら自分たちだけでなく我が子の命すら狙われてしまう。
夫のヤンが不在になることも多い中、アントニーナはひとり”隠れ家“を守り、ひるむことなく果敢に立ち向かっていった。いくつもの危険を冒しながら、いかにして300もの命を救ったのか―。
【introduction】
米で大ヒットを記録!
本当に大切なものを見つめる心、命の輝きを描いた映画史に刻まれる、珠玉の名作が誕生。
原作は、作家ダイアン・アッカーマンのノンフィクション「ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語」(亜紀書房刊)。第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻ヤンとアントニーナが、ユダヤ人を動物園に匿い、300名もの命を救った姿を描いた、知られざる感動の実話が映画化された本作。
主演は、アカデミー賞作品賞他多くの賞レースにノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』(キャサリン・ビグロー監督)で、CIAの女性分析官を演じたジェシカ・チャステイン。本作でも、強さと優しさを兼ね備えた美しい主人公・アントニーナを熱演している。
12月15日、TOHOシネマズみゆき座他にて全国公開
公式サイト
キャスト
ジェシカ・チャステイン、ダニエル・ブリュール、ヨハン・ヘルデンベルグ、マイケル・マケルハットン
スタッフ
監督:ニキ・カーロ『スタンドアップ』
原題:The Zookeeper′s Wife
原作:ユダヤ人を救った動物園ヤンとアントニーナの物語(亜紀書房)
脚本:アンジェラ・ワークマン
後援:ポーランド広報文化センター
後援:ポーランド広報文化センター 公益社団法人日本動物園水族館協会
協力:赤十字国際委員会(ICRC)
配給:ファントム・フィルム
レビュー
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いのちがけ
評価:
★★★★★ (5点)
投稿者:mirage2017-11-21
誘っていただいた試写会で鑑賞。今年は「ハイドリヒを撃て!」「少女ファニーと運命の旅」と3本目のナチにかかわる映画鑑賞となりました。ワルシャワに住む動物園を営む夫婦の大胆ともいえる、ユダヤ人救出劇。ハラハラドキドキしながらの2時間でした。
300人もの人々を救ったご夫婦、自分がこの立場だったら、果たして同じことが出来ただろうかと考えてしまいました。
アントニーナの博愛に感動
評価:
★★★★★ (4点)
投稿者:わせい2017-11-18
原題「The Zookeeper's Wife」ポーランドワルシャワの動物園の妻の実話に基づくお話
友達のユダヤ人を動物園に匿ったことをきっかけに夫婦でなんと300人ものユダヤ人を助けた
アントニーナが主人公です。
映画を見た後は、是非、原作を読みましょう。
もっと感動するはずです。
ゲットーのドイツ兵が結構間抜けに見えるのは本当なのだろうかと思いました。