フランシス・フォード・コッポラ監督最新作『メガロポリス』メイキング映像公開　パフォーマンス付きIMAX(R)特別先行上映会の開催決定

2025.6.03

映画『メガロポリス』より、フランシス・フォード・コッポラ監督と出演者たちが本作について語るメイキング映像が解禁。併せて、パフォーマンス付きIMAX(R)特別先行上映会の開催が決定した。

本作は、『ゴッドファーザー』シリーズや『地獄の黙示録』など数々の名作を生み出してきたフランシス・フォード・コッポラ監督が1980年代より温めてきた企画であり、40年もの長い年月を経て完成。自身の私財1億2000万ドル（約186億円）を投じ、壮大なスケールで創り上げた14年ぶりの最新作だ。

この度解禁された映像では、コッポラ監督をはじめ、アダム・ドライバー、ジャンカルロ・エスポジート、ナタリー・エマニュエル、オーブリー・プラザ、シャイア・ラブーフらキャストが、メイキング映像とともに作品やキャラクターについて語っている。カメラの外でも真剣な表情で話し合う俳優陣の姿や、巨大セットの裏側、リハーサル風景まで映し出されている。

映像の冒頭、コッポラ監督は「この映画のコンセプトは人類の未来を垣間見ることだ」と述べ、40年の歳月をかけたこともあり、「台本にあった多くのことが実際に起ころうとしている。フィクションというより現実に近かった」と、本作の内容が偶然にも現在と地続きしている部分があることに触れている。

主演のアダム・ドライバーは「届いた台本を読んだ時、それだけでは理解しきれないビジュアル要素があった。台本についてより深く語り合ううちに、監督は人の内面や感情に興味があると気づいた」と語る。撮影の合間にコッポラ監督と熱心に語り合う様子も映し出されており、現場では多くのシーンで即興的な演出が行われ、台詞や動きがその場で変化していく創作プロセスにも言及している。

『メガロポリス』メイキングスチールより、
（左から）コッポラ監督、アダム・ドライバー

ジャンカルロ・エスポジートも、「彼は大きな夢を抱いている。それは実際に体で感じるものだ」と述べており、キャスト・スタッフ全員が、ただのプロジェクトではなく“使命”としてこの作品に向き合っていたことがうかがえる。

『メガロポリス』メイキングスチールより、
（左から）ダスティン・ホフマン、コッポラ監督

またコッポラ監督自身もセットに立ち、俳優たちに語りかけ、演出に没頭する様子が印象的だ。私財を投じてまで完成させた本作への執念と情熱が伝わる映像となっている。

併せて、6月18日にグランドシネマサンシャイン池袋にて、パフォーマンス付きIMAX(R)特別先行上映会の開催が決定（19:30開映／チケット料金：2800円）。この上映は、コッポラ監督が理想とする形式で行われ、2024年カンヌ国際映画祭で初披露され大きな話題を呼んだ演出を、日本初にして最後となる体験ができる貴重な機会となる。そして本編中に一部、国内ではグランドシネマサンシャイン池袋ともう1館でしか見ることの出来ない、1.43：1の特別な画角のシーンもある。

さらに、上映前にはコッポラ監督が手がけるワイン「ディレクターズ・カット・ソノマ・コースト・シャルドネ」が提供されることも決定した（お一人様1杯／18:30より提供予定）。なお、チケット販売はリワード会員先行販売が本日6月3日21時より、一般販売が6月4日0時より劇場公式サイト（https://www.cinemasunshine.co.jp/theater/gdcs/）で行われる。
※その他の詳細などは、公式SNSや公式サイトをご確認ください。

『メガロポリス』
出演：アダム・ドライバー、ジャンカルロ・エスポジート、ナタリー・エマニュエル、オーブリー・プラザ、シャイア・ラブーフ、ジョン・ヴォイト、ローレンス・フィッシュバーン、タリア・シャイア、ジェイソン・シュワルツマン、ダスティン・ホフマン
脚本／製作／監督：フランシス・フォード・コッポラ
2024年／アメリカ／英語／138分／カラー／原題：Megalopolis
提供：ハーク、松竹
配給：ハーク、松竹
(C) 2024 CAESAR FILM LLCALL RIGHTS RESERVED
hark3.com/megalopolis

6月20日（金）IMAX(R)他全国劇場にて公開！