先週末の27日より日米同時公開を迎えた映画『F1(R)/エフワン』。公開直前となる6月25日には、主演のブラッドピットが、2022年『ブレット・トレイン』のプロモーション以来3年ぶりに来日し、日本のファンを大いに沸かした。
このたび、来日時のブラッドが本作で日本語吹替を務める森本慎太郎とゲームセンターで対決する来日特別映像が公開された。

今回緊急来日を果たしたブラッドを待ち受けるのは、本作でブラッド演じるソニーと対立するルーキードライバー ジョシュアの日本語吹替を担当する森本慎太郎。緊張の面持ちで到着を待っていると、ついにブラッドがゲームセンターに登場し初対面。
何度も来日しているものの、ゲームセンターに来たのは初めてだというブラッドに対し森本は、「最高の思い出を作ります!」と意気込み、劇中でバチバチのライバル関係でぶつかり合うソニーとジョシュアさながら、ブラッド・ピットと森本慎太郎の夢の対決が実現した。
まず二人が挑戦したのは、日本人にはお馴染みの太鼓の達人!いよいよゲームスタートがスタートすると、ブラッドは初めてこのゲームに挑戦したとは思えない見事なバチさばきを披露。最後に二人で一緒に太鼓を連打しフィニッシュすると、ブラッドは「これ好きだよ」とすっかりこのゲームを気に入った様子。スコアは森本の方が上だったものの、ご満悦の表情だった。
続いて二人は、映画『F1(R)/エフワン』にちなんでレーシングゲームに挑戦。劇中では事前に3~4か月の厳しいトレーニングを積んで実際にマシンを操縦しているブラッドは、さすがのドライビングテクニックでゴールイン。こちらはブラッドが1着となり、ここまでで1対1の引き分けに。

そして、最後に二人が選んだのはバスケットボールゲーム。制限時間内にひたすらシュートを打ち続け、結果はブラッドが勝利。最後は固い握手を交わしてお互いの健闘を称えた。
その後、対決を終えた二人は、日本の若者カルチャーを代表するプリクラ撮影へ。ノリノリでポーズを取って撮影した後は、落書きコーナーへと移動し、思い思いに落書きをしていく。

最後には、現在第5次ブームが来ているという幅広い世代に人気のカプセルトイにも挑戦。ブラッドと森本はそれぞれカプセルトイを回し、楽し気な雰囲気で日本のポップカルチャーの体験を終えた。森本が「ゲームセンターで一緒に遊んだから、俺は友達と呼んでいいですか?」と語りかけると、ブラッドは「YES!」と笑顔で固い握手とグータッチ。すっかり意気投合した様子だった。
今回のブラッドとの交流に森本は、「めちゃくちゃ楽しかったです!テンション上がっちゃってめっちゃ汗かいちゃいました(笑)。ブラッドと一緒に日本のゲームで遊べたのはすごく良いことだったし、『F1(R)/エフワン』のことも聞けたし、友達と呼んで良いって言ってくれてたので、自慢できる友達が一人増えたなと思って最高に良い経験でした。」と自身にとってとても貴重な経験になったと語り、「(レーシングゲームで)一緒に走れたことは嬉しかったですね。ゲームだったんですけど、競い合えたところはソニーとジョシュアみたいで。実際に同じゲームで戦えたのは嬉しかったです」とゲームを通してまさに劇中のソニーとジョシュアのように対決できたと振り返った。
また、ブラッドについては、「僕はブラッドからすると自分の歳の半分より下だから、すごく後輩で若い青年だと思うんです。だけど接し方が年齢関係なく、誰にでも同じ接し方をしてくれていたというのがすごく嬉しかったし、それがやっぱり大事なんだと思いました」とその紳士的な振る舞いから学ぶこともあったよう。
今回、ブラッドと夢のような時間を過ごした森本は、「悔いないですね!僕、今回『F1(R)/エフワン』に関わって1個夢ができて、実際に向こうでブラッドと共演したいと思って。今は吹替として、映画に参加させてもらっているけど、実際フィルムの前で一緒にお芝居をするということはしていないから、それができたら良いなって思って。向こうで会いたい。アメリカで会いたいというのは1個の夢にはなりました!」とハリウッドへの新たな夢も明かした。
映画 『F1(R)/エフワン』では、ブラッド演じる主人公のソニーが、挫折を経験しながらも再びF1(R)の世界で命懸けでスピードの頂点に挑む姿が描かれている。
人はいつでも、いつまでも夢に向かい挑戦できる姿を描いた本作。そんなソニーの姿に勇気を与えられたのか、森本もまた、ハリウッドへの挑戦という新たな夢ができたようだ。
映画『F1(R)/エフワン』は全国公開中。

ストーリー
かつて“天才”と呼ばれた伝説のF1(R)レーサー・ソニー(ブラッド・ピット)が、再びサーキットに戻ってきた。誰よりもレースの過酷さを知る男が現役復帰を果たした先は、どん底の最弱チーム。しかし、型にとらわれないソニーの振る舞いに、自信家のルーキードライバー・ジョシュア(ダムソン・イドリス)やチームメイトたちは困惑し、度々衝突を繰り返す。バラバラのチーム、そして、最強のライバルたち。敗北が濃厚となる中、ソニーの“常識破りの作戦”が最弱チームを導いていく――!果たして彼らは、その無謀とも言える賭けで逆転できるのか?それぞれの情熱と誇りを胸に、命がけで夢<スピードの頂点>へ挑む!
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