シリーズ最新作『トロン:アレス』(10月10日公開)より、特別映像が解禁された。

1982年に公開された『トロン』は、デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描いた作品だ。そして、その28年後の2010年には続編の『トロン:レガシー』が公開。青白く輝くネオンを基調とした、当時最先端の映像体験は多くのファンを魅了。ダフト・パンクによる楽曲も話題となった。

シリーズ最新作となる本作では、“現実世界”の人間がデジタル世界へと足を踏み入れてきたこれまでの「トロン」シリーズとは異なり、デジタル世界の“超高度AIプログラム”がついに現実世界へと襲来する様子が描かれる。
現実世界でAIプログラムの実体化が成功し、開発された人型AIアレス。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒れても何度でも再生可能という、まさに最強のAI兵士だった。制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していく。そして、現実世界で“人間”を知ったアレスにもある異変が起きる。果たしてアレスは人類の救世主となるのか、それとも…。
この度解禁された映像は、「トロンを現実世界へ連れて行く」と語るヨアヒム・ローニング監督の言葉からはじまる。現実世界・バンクーバーでのライトサイクル走行の撮影シーンが映し出され、このシーンの撮影は6週間もの期間、夜間のバンクーバーを閉鎖し行われたとの撮影秘話も明かされる。最新CG技術の駆使に加えて実際のカメラで撮影された映像を用いることが、リアリティを持ってデジタル世界が現実世界を“侵食”するためには必要だ、という監督のこだわりが詰まったライトサイクルチェイスシーンとなっている。
アレスを演じるジャレッド・レトは「トロンが大好きだ。子供の頃にこの映画をみて、そして今、そこに立っている自分がいる」と本作参加への喜びを語る。
また、第1作目『トロン』からケヴィン・フリンを演じるジェフ・ブリッジスは「オリジナルから『トロン:アレス』への進化は本当に素晴らしい。アレスは、生きることを望むプログラム」と語り、トロンシリーズ最新作としての進化を保証する。また、監督が「グリッドが音と音楽と共に、広がっていくのを感じる」と絶賛。NIN(ナイン・インチ・ネイルズ)が手掛ける音楽も、今作のきわめて重要なエッセンスであることを明かしている。
『トロン:アレス』
出演:ジャレッド・レト
監督:ヨアヒム・ローニング
原題:『Tron: Ares』
US公開日:2025年10月10日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
https://www.disney.co.jp/movie/tron-ares
10月10日(金)日米同時公開
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