ブレンダン・フレイザー主演『レンタル・ファミリー』日本公開は2026年2月に決定 ポスタービジュアルも解禁

ブレンダン・フレイザー主演の映画『レンタル・ファミリー』の日本公開日が2026年2月27日に決定。ポスタービジュアルが解禁された。

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本作は、『37セカンズ』などを手掛けてきた日本人監督・HIKARIによる、日本を舞台にしたオリジナル作品。東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップ(ブレンダン・フレイザー)は、日本での生活に居心地の良さを感じながらも、本来の自分自身を見失いかけていた。そんな中、“レンタル家族”として他人の人生の中で“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する。そこで見つける、生きる喜びとは?

本作では、「東京」の街並みによく溶け込んだ、どこか寂しげな落ちぶれた俳優・フィリップ役を見事に表現したブレンダン。この度解禁されたポスタービジュアルには、狭い電車の車内で肩を寄せ合い、席に腰掛けるフィリップの姿が。大きな荷物を膝に抱え、体を隙間に押し込むように座る様はまさに日本ならではの光景とも言え、その周囲を、レンタル・ファミリー社代表の平岳大演じる多田、フィリップよりも先にレンタル・ファミリー社の俳優として働いていた山本真理演じる愛子、そして、柄本明演じる老優・喜久雄、さらにフィリップと父娘になる美亜役の新鋭ゴーマン シャノン 眞陽など、個性溢れるキャラクターたちが固めている。

多田を演じた平は、「SHOGUN 将軍」に石堂和成役で出演し、同作で英国アカデミー賞(BAFTA)およびエミー賞(R)にノミネートされるなど、国内外からの称賛を集めた日本を代表する俳優の一人。本作では、フィリップをレンタル・ファミリー社にスカウトすることで物語が動き出していく。

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山本演じる愛子は、フィリップの先輩として同じ会社で働く俳優の一人。時にぶつかることもあるが、フィリップとの出会いは少しずつ愛子自身にも影響を及ぼし、自分の人生を見つめ直すきっかけを得ていくことになる。山本も平と同様、世界を舞台に活躍してきた俳優の一人で、脚本家やプロデューサーとしても活躍の場を広げている。

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柄本は、劇中の役柄としても、日本を代表する俳優である喜久雄というユニークな役どころで本作に出演。フィリップは、認知症により記憶を失っていく彼を想う娘からの依頼で、老いたスター・喜久雄の取材をする記者として彼の元を訪れるようになっていく。仕事の枠を越えて友情を深めていくフィリップと喜久雄の交流は、日米の名優がならび立つシーンの連続であり、大きな見どころの一つだ。柄本がしっかり準備をして臨んだという、これまでにない量の英語のセリフにも注目だ。

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そして本作が映画初出演となるシャノンは、競争率の高い私立校の受験のため、どうしても父親役が必要になったシングルマザー・瞳が雇ったフィリップと、“父娘”としての時間を過ごしていく美亜を演じている。幼い頃から父親に見捨てられたと思い込んでいた少女が、目の前に現れたフィリップを本当の父親と信じ、少しずつ心を開いていくという難しい役どころに挑み、ブレンダンに「彼女は今まで共演した中で最高の女優だ」と言わせるほどの演技を披露している。

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さらに、彼らが座る電車の車窓からは、満開の桜や東京タワーといった「日本」を象徴する美しい風景も顔を覗かせており、日本の街並みそのものも本作にとって重要な登場人物であることがうかがえる。

『レンタル・ファミリー』
出演:ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽ほか
監督:HIKARI
北米公開:11月21日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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https://www.searchlightpictures.jp/movies/rentalfamily

2026年2月27日(金)公開

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