福士蒼汰と福原遥がW主演を務める映画『楓』(12月19日公開)の新場面写真が公開された。併せてムビチケ前売券の発売が決定し、ムビチケビジュアルも解禁となった。

本作は、スピッツの名曲「楓」を原案に映画化。監督を務めるのは行定勲、脚本を髙橋泉、音楽はYaffleが担当する。
事故で双子の弟・須永恵(福士)を失った兄・涼(福士)が、ショックで混乱した恵の恋人・亜子を悲しませないように、恵のフリをしてしまうところから、2人の物語が始まる。公開された場面写真には、恵として亜子と日々を過ごす涼の姿が映し出されている。
近所の猫にご飯をあげるシーンでは、亜子に優しい眼差しを向ける涼の姿が、温かくもどこか儚い。しかし、別の写真では、涼が一人、苦悩に満ちた表情で何かを見つめる姿が捉えられており、二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼の複雑な心情が伝わってくる。


涼と恵の幼なじみで、ただ一人真実を知る梶野茂(宮沢氷魚)は、涼の葛藤を見守る重要な存在だ。知的で繊細な雰囲気をまとった茂の表情からは、親友への深い理解と、秘めたる想いが感じられる。

涼が働く職場で彼を慕う後輩の遠藤日和(石井杏奈)は、涼との何気ないやりとりの中で、少しずつ違和感を抱き始める。涼を真っ直ぐな瞳で見つめる姿からは、彼女の純粋な人柄と、涼への秘めた恋心まで伝わってくる。

亜子の行きつけのバーの店長・辻雄介(宮近海斗/Travis Japan)は、明るく穏やかな表情で亜子の話に耳を傾けており、彼の存在が亜子の心の支えとなっている様子がうかがえる。
※辻雄介の‟辻”は一点しんにょう

また、亜子が恵の肩にそっと腕を回し、楓の葉を見つめながら笑顔で寄り添う写真や、壁にピン留めされたモノクロのフォトストリップからは、2人が築き上げてきたかけがえのない幸せな時間の尊さが感じられる。しかし、病室のベッドに横たわり、遠い目をする亜子の姿からは、亜子にもまた、誰にも言えない秘密があることを示唆している。



併せて公開されたムビチケビジュアルには、運命に翻弄される主人公2人と、彼らを取り巻くキャラクターたちの表情が切り取られている。本当のことを言い出せないまま、亜子への想いを募らせる涼だけでなく、何か秘密を抱えている亜子、すべてを知る梶野、そして2人の切ない真実に気付いていく日和や雄介など、キャラクター全員が胸に秘めた感情が伝わってくる。

ムビチケ前売券(カード)
価格:一般 1,600円(税込)
発売日:10月10日
ムビチケ前売券(オンライン)
価格:一般 1,600円(税込) 、小人900円(税込)
発売日:10月10日
※ムビチケオンラインにはスマホ壁紙の購入特典がございます。
ストーリー
須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だった。1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があったー。
『楓』
出演:福士蒼汰 福原遥 宮沢氷魚 石井杏奈 宮近海斗 大塚寧々 加藤雅也
監督:行定勲
脚本:髙橋泉
原案・主題歌:スピッツ「楓」(Polydor Records)
音楽:Yaffle
プロデューサー:井手陽子 八尾香澄
製作幹事:アスミック・エース/東映
制作プロダクション:アスミック・エース C&Iエンタテインメント
2025/日本/カラー/120分/シネスコ/Dolby5.1c
配給:東映/アスミック・エース
(C)2025 映画『楓』製作委員会
https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp
12月19日(金)全国公開
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