映画『トリツカレ男』水樹奈々演じる“ペチカの母”が歌いあげる本編映像解禁

映画『トリツカレ男』より、水樹奈々演じるペチカ(上白石萌歌)の母の歌唱シーン本編映像と、新場面写真4点が公開された。

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いしいしんじによる原作小説を元に、ミュージカルアニメーションとして映画化された本作。何かに夢中になると、他のことは一切見えなくなってしまうことから、周囲に“トリツカレ男”と呼ばれている主人公・ジュゼッペの声を佐野晶哉(Aぇ! group)、ジュゼッペが恋に落ちるヒロイン・ペチカの声を上白石が担当している。

本作で注目を集めているのが、ジュゼッペとペチカを見守るキャラクターを演じる声優陣。ペチカの行方不明の婚約者・タタンに森川智之、上白石が演じるペチカの母に水樹、ジュゼッペのもとに届く手紙の声に平田広明、ジュゼッペが働くレストラン店主に松山鷹志らが集結し脇を固めているが、なかでも特に注目が寄せられたのは水樹だ。

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公開された本編映像は、治療院に入院しているペチカの母が、さすらいの医者から治療法を伝授され、症状が収まっていくシーン。ペチカはさすらいの医者が誰かに似ていると気づくが――。

緊迫した場面でペチカの母が歌のようにセリフを話し出すことから、監督を務めた高橋渉は「この人だけセリフの9割が歌なので、絶対に水樹さんにお願いしたかった」と語る。なお、セリフの節回しは主題歌を務めるatagi(Awesome City Club)によるもので、場の空気を一変させる、ベテラン声優の腕が際立つシーンとなっている。

ストーリー
ひとたび何かに夢中になると、ほかのことが目に入らなくなってしまうジュゼッペは、街のみんなから“トリツカレ男”と呼ばれている。三段跳び、探偵、歌……ジュゼッペがとりつかれるものは誰も予想ができないものばかりだ。行き場のないネズミのシエロに話しかけるうちにネズミ語をマスターしたジュゼッペ。昆虫採集に夢中になっていると、公園で風船売りをしているペチカに一目惚れ。今度はペチカに夢中になった。勇気を出してペチカに話しかけたジュゼッペだったが、ペチカの心には悲しみがあった。大好きなペチカのため、相棒のシエロとともに、彼女が抱える心配事を、これまでとりつかれた数々の技を使ってこっそり解決していく。
ジュゼッペの夢中が、奇跡となってあなたに届く――

『トリツカレ男』
出演:佐野晶哉(Aぇ! group)、上白石萌歌、柿澤勇人、山本高広、川田紳司、水樹奈々、森川智之、平田広明、松山鷹志
原作:いしいしんじ『トリツカレ男』(新潮文庫刊)
監督:髙橋 渉
脚本:三浦直之
キャラクターデザイン:荒川眞嗣
音楽:atagi(Awesome City Club)
主題歌:Awesome City Club「ファンファーレ」
アニメーション制作:シンエイ動画
製作:2025映画「トリツカレ男」製作委員会
配給:バンダイナムコフィルムワークス
(C)2001 いしいしんじ/新潮社 (C)2025映画「トリツカレ男」製作委員会
http://toritsukareotoko-movie.com

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