連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」より、梁山泊(りょうざんぱく)を取り巻く新たなキャストが明らかになった。

壮大なスケールと緻密な人間描写で圧倒的支持を誇る、巨匠・北方謙三の「水滸伝」。シリーズ累計発行部数は1160万部を突破し、未だかつて映像化されていない大河小説の金字塔が、連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」として、日本ドラマ史上規格外のスケールで完全映像化。
キャストには、主人公・宋江(そうこう)役の織田裕二をはじめ、反町隆史、亀梨和也、満島真之介、波瑠らが集結。腐敗した世に抗う“はみ出し者”たちの闘いを、現代にも通じる「理不尽な権力への怒り」や「仲間との絆」とともに描いていく。
この度明らかになったのは、自然の要塞・梁山泊に集結する“はみ出し者”たちを取り巻く新たなキャラクターたちと、それを演じるキャスト陣。
敵陣営の動きや情報をいち早く迅速に察知し、味方へ伝達する危険な任務を担う間諜たちの一人娘であり、自身も女従者として宋江のために仕える閻婆惜(えんばしゃく)役を務めるのは、吉田美月喜。父を亡くす悲しき運命に見舞われ、梁山泊の頭領の一人・宋江のその正体を知らぬまま仕えて懸命に生き抜いていくという役どころを演じる。


“天下稀代の槍使い”として「水滸伝」の中でも圧倒的な人気を誇るキャラクター・林冲(亀梨)の妻であり、夫を温かく支え続ける女性、張藍(ちょうらん)役には泉里香。林冲の妻として優しさと芯の強さを兼ね備えながらも、とある悲運の出来事に巻き込まれてしまう。

梁山泊の経済基盤を支える盧俊義(宇梶)に仕え、梁山泊の資金源である塩の密売に関わる鄧礼華(とうれいか)役を担うのは中村ゆりか。敬愛する盧俊義や宋江らのために全てを尽くす役どころだ。

そして、帝の直属軍「禁軍」の武術師範として名を馳せるも、朝廷内の疑心暗鬼や権力闘争に巻き込まれ、やがて追われる身となる――そんな孤高の武人・王進の“母”である王母(おうぼ)を丘みつ子が演じる。

また、九つの竜の刺青を背負い“九紋竜”の異名で知られる若き戦士・史進(木村達成)の父として、粗削りで未熟な息子を案じながらも温かく見守る史礼(しれい)役を田中健が担当。

さらに宋江の従者のひとりであり、閻婆惜との軽妙な掛け合いにも注目が集まる唐牛児(とうぎゅうじ)役には、若林時英。

ほかにも、梁山湖畔の料理屋を営む主人・朱貴(高橋和也)の病に伏した妻・陳麗(ちんれい)役に松島志歩、そして“虎殺し”として知られる武松(伊藤健太郎)の義理の姉で、激しい運命を背負う潘金蓮(はんきんれん)役に夏目愛海が決定している。
ストーリー
腐敗がはびこる世に、正義を信じるひとりの下級役⼈が⽴ち上がった。その名は宋江(そうこう)。彼が記した“世直し”の書『替天⾏道』は、時代に抗う者たちの⼼を震わせる。裏社会に⽣きる者、軍を追われた者、すべてを捨てた者たちが、旗のもとに集結。戦う理由は違えど、志はひとつ。信じる者のため、旗のもとに集結した108⼈が、国家という巨⼤な敵に挑む!これは、理不尽な時代を変えようとする者たちの、命を懸けた叛逆の物語。
WOWOW×Lemino 連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」
出演:織田裕二 亀梨和也 満島真之介 波瑠 玉山鉄二 反町隆史
監督:若松節朗、村谷嘉則、佐藤さやか
原作:北方謙三「水滸伝」(全十九巻/集英社文庫刊)
脚本:藤沢文翁
音楽:村中俊之
エグゼクティブプロデューサー:西憲彦(WOWOW)
プロデューサー:大原康明(WOWOW)、古屋厚(ROBOT)、森安彩(共同テレビジョン)
制作プロダクション:ROBOT
製作著作:WOWOW NTTドコモ
(C)北方謙三/集英社 (C)2026 WOWOW/NTTドコモ
https://suikoden-drama.com
WOWOW、WOWOWオンデマンド
2月15日(日) 放送・配信開始 毎週日曜午後10時
Lemino
2月15日(日) 配信開始 毎週日曜午後10時
※ Leminoプレミアム(月額990円(税込))のご契約が必要です。