映画『マッチング』の続編となる『マッチング TRUE LOVE』が、2026年に公開されることが決定。前作に続き、主演の土屋太鳳、共演の佐久間大介(Snow Man)、原作・脚本・監督の内田英治が続投することが発表された。

公開時、邦画実写映画で2週連続No.1を記録し、興行収入9.7億円、動員67万3,000人を突破した前作『マッチング』は、マッチングアプリで始まるカジュアルな“出会い”の裏に仕掛けられた恐怖を描いたオリジナル作品。
続編では、南の島のリゾートホテルという閉鎖空間で始まる“マッチングツアー”をきっかけに、登場人物の過去が次々と暴かれ、想像を超えた地獄のデスゲームが幕を開ける。
主演の土屋は前作に続き輪花役を演じ、極限の状況で揺れ動く人物像を繊細に表現、物語の中心で“真実の愛”と対峙する。
また、内田監督の最新作『ナイトフラワー』が現在公開中の佐久間も、前作から引き続き吐夢役として再登場。前作以上に強烈な存在感で、島に集められた男女の運命を揺さぶっていく。
そして内田監督は、人間の本性が剥き出しになる恋愛リアリティショーが支持される時代、右肩上がりのマッチング市場と、多様化する“出会い”を背景に、さらなる狂気と緊張のドラマを描き出す。
土屋は撮影を振り返り、「内田監督は更に容赦なく濃厚な時間を生み出して下さり、佐久間さんはより佐久間さんらしく、そして何より吐夢らしく、ナチュラルなのに闇が溢れる吐夢の存在は、より一層いとおしさを増していました」とコメント。
また、佐久間は「再び吐夢を演じられることが素直にうれしいですし、時間を経て見えてきた新たな一面や成長にも、僕自身ワクワクしながら向き合いました」と手応えを覗かせた。
さらに、内田監督も「オリジナル作品自体なかなか難しい時代に、続編を作らせていただけるなんて本当に嬉しいです。何よりもまた輪花と吐夢に会えたことが、作り手でありながらこの2人のファンである私には楽しかった」と語り、本作の公開決定への喜びのコメントを寄せている。
土屋太鳳(唯島輪花 役) コメント
とてもおそろしくて、でも魅力的な夢を見てしまった時、なぜか続きを見たくなって、もういちど目を閉じてしまう…そんな経験はありませんか?『マッチング TRUE LOVE』のお話をいただいた時、私と私の中にいる輪花は、まさに、そんな気持ちになりました。内田監督は更に容赦なく濃厚な時間を生み出して下さり、佐久間さんはより佐久間さんらしく、そして何より吐夢らしく、ナチュラルなのに闇が溢れる吐夢の存在は、より一層いとおしさを増していました。信じられない程の酷暑のなか行われた撮影でしたが、昼間は太陽の光に、夜は星の光に照らされた分、人の心の影の部分が、より濃く深く、解釈出来たように思います。あの世界へ再び、どうか、一緒に。
佐久間大介(永山吐夢 役) コメント
ついに念願の続編です。前作の撮影中から内田監督が「続編をやりたい」とおっしゃっていて、舞台挨拶でもみんなで話していたので、本当に夢が叶った気持ちです。映像で演技する楽しさを知れたのは、吐夢という役に出会えたから。再び吐夢を演じられることが素直にうれしいですし、時間を経て見えてきた新たな一面や成長にも、僕自身ワクワクしながら向き合いました。内田監督は最も信頼している映画監督です。僕の芝居や作品への姿勢に共感してくださり、「こういう芝居が見たい」と具体的に言ってくださる方なので、しっかり応えたい一心でコミュニケーションを重ねながら撮影に臨みました。そして、この作品の話をいただいたとき、「土屋さんが出るなら絶対に出る」と即決しました。また土屋さんと演技でご一緒できることが、本当にうれしかったです。『マッチング TRUE LOVE』はキャストも増え、舞台も大きくスケールアップしています。『マッチング』という作品自体の進化を感じてもらえると思いますので、今後の情報もぜひ楽しみにしていてください。
内田英治(原作・脚本・監督) コメント
ようやく『マッチング TRUE LOVE』をお届けすることが出来ます。オリジナル作品自体なかなか難しい時代に、続編を作らせていただけるなんて本当に嬉しいです。何よりもまた輪花と吐夢に会えたことが、作り手でありながらこの2人のファンである私には楽しかった。真実の愛とは?血にまみれた純愛物語をどうぞお楽しみください。
『マッチング TRUE LOVE』
出演:土屋太鳳 佐久間大介(Snow Man)
原作・脚本・監督:内田英治
共同脚本:木江恭
製作:『マッチングTL』製作委員会
制作プロダクション:角川大映スタジオ
制作協力:LOND BELL
製作幹事・配給:KADOKAWA
(C)2026『マッチングTL』製作委員会
https://movies.kadokawa.co.jp/matching/
2026年全国公開