永瀬廉と吉川愛が劇中衣装で登場『鬼の花嫁』製作報告会レポート

映画『鬼の花嫁』の製作報告会が本日2月16日に東京・代官山鳳鳴館で実施され、W主演の永瀬廉と吉川愛、監督の池田千尋、プロデューサーの西麻美が出席した。

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左から永瀬廉、吉川愛

シリーズ累計発行部数650万部突破(※小説・コミックス・電子含む)の大人気作品、「鬼の花嫁」(小説:クレハ/スターツ出版文庫 コミック:富樫じゅん/スターツ出版「noicomi」連載)が実写映画化。

あやかしと人間が共存する世界を舞台に、永瀬が演じるあやかしの頂点に立つ“鬼” 鬼龍院玲夜と、吉川演じる女子大生・東雲柚子、運命に導かれた2人のラブストーリーを描いた本作。

優れた容姿と能力で人々を魅了するあやかしたちは、時に人間の中から花嫁を選ぶ。あやかしにとって花嫁の存在は唯一無二。一度見初めたら、生涯その花嫁だけに愛を捧げる。鬼の一族の次期当主・玲夜に突然花嫁として見出された柚子。この出会いをきっかけに2人の運命は大きく動き出していく。

永瀬と吉川が、作品の世界観そのままに、レッドカーペットが敷かれた結婚式場の大階段を、劇中衣装を纏って登場。

永瀬は、「今日が『鬼の花嫁』初イベントということで、皆さんに本作の魅力を少しでもお伝えすることができればと思います」と挨拶。吉川も、「本日は短い時間にはなりますが、よろしくお願いいたします」と挨拶し、製作報告会が開始した。

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左から西麻美、永瀬廉、吉川愛、池田千尋

そしてトークは本作に移り、まず役作りについて永瀬は「僕自身真っ直ぐなラブストーリーを演じるのは初めてで、あやかしと人間が共存するという少しファンタジーな世界がどう描かれるのかとてもワクワクしました。鬼龍院玲夜を演じる上では、立ち振る舞いなどの細かい所作からカリスマ性が宿っていくと思ったので、普段の僕はせっかちで俊敏ですが、それを抑えて演じました」と、ユーモア交じりに意識したポイントを説明。

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吉川は「永瀬さんとは撮影中、他愛のない話をしていました」と、永瀬との初共演の現場を振り返り、永瀬も「その会話のおかげで良い関係性が出来たと思う」とすっかり意気投合した様子。

また、柚子を演じる上での池田監督とやりとりについて聞かれると、「監督とは初めてお会いしたときからとても会話を重ねました。台本を読んで、お互いどんな印象を持ったか、柚子というキャラクターは何を一番大切にしているかなど話し合いました」と語り、中でも「私が第一に思っていたのは、柚子の家族思いなところ。家族からは嫌なこともされてしまいますが、それでも家族の絆を大事にしたい思いがあって、家族からの愛を受けたい女の子なので、監督ともとても話し合いました」と明かす。池田監督も「吉川さんの考える柚子が、撮影をしていく上でのヒントになりましたし、作品を膨らませてくれました」と、吉川の役へのひたむきさを絶賛した。

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次に、話題はこの2人が着ている劇中衣装について。永瀬は「我々もそうですが、今回エキストラさんの衣装やメイクまでユニークさがあって、一人ひとりの個性を引き出すような細かいところまでこだわられています。僕も衣装を着ると“玲夜モード”になります。和の感じもあるけれどジャケットの洋の感じもある。バランスがいい塩梅で個人的にも大好きです」と魅力を語り、吉川も「このワンピースを着るとピシッとなりますし、ワンピースに赤の帯を合わせた時に『こんな発想なかった!』と感動しました。ぽっくりは最初履きなれなくて歩くのも大変でしたが、最終的にはこれを履いて走れるまでになりました(笑)」と慣れない服装での演技ついて振り返った。

そんな本作の和洋折衷の衣装について池田監督は、「あやかしと人間という別の種族が混ざり合って生きていることの象徴だと思っています。明治大正期のファッションなども参考にさせてもらって、現代の日本とあやかしという古来の文化が融合するイメージを膨らませました」と、衣装に込めた狙いを明かした。

そして、2人の起用理由について西プロデューサーは、永瀬について「見目麗しいあやかしの中で、鬼の一族はトップオブトップ。玲夜はみんなが認める美しさがなければいけない」と解説し、吉川についても「家族の事を諦めずに前を向く柚子の芯の強さを芝居で表現してくれるはず」と述べた。これに永瀬は照れ笑いで、「見目麗しい的な事を言っていただけちゃうと…照れますね」と嬉しさをにじませた。

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続いて、話は玲夜と柚子の運命の愛を阻むこととなる、メインキャストの伊藤健太郎(妖狐のあやかし・狐月瑶太役)と片岡凜(柚子の妹・東雲花梨役)との共演について。

永瀬は『弱虫ペダル』(2020年)以来の共演となる伊藤について、「6年ぶりに共演させてもらったけれど、頼りになる部分は変わらず、あの頃の懐かしい話も出来て、お互いに経験を積んで成長した姿を見せ合えたと思います。僕らのバチバチする展開も見どころの一つです」とリスペクトを示しながら、2人の共演シーンについて語った。

一方吉川は、姉妹役を演じた初共演の片岡について、「すごく気の強い役を演じていますが、裏では本当に繊細で、謙虚で、素敵な方でした。可愛らしい性格だけど、役に入った途端、私の心がズキズキするくらいとんでもないお芝居をされて、そのおかげでリアルに辛くなることが何度もありました」と語った。

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初めて永瀬、吉川と作品を作りあげた池田監督は、2人との撮影期間が充実していたことを振り返り、永瀬については「もともと不思議なバランスを持っているイメージでしたが、撮影を通して自分の中にある物語を簡単に見せたりしない人だと思いました。本当は色々なものを背負っている中で、『この人ってこんなに可能性があるんだ』と思わせていただいた」と語り、吉川については「役に対する解像度が深く、柚子像を創り上げる中で大きな基準になった」とコメント。

本作の見どころについて、永瀬は「この映画は玲夜と柚子の恋の物語なので、柚子に対する玲夜の溺愛ぶりや愛の深さなど、普段の玲夜とのギャップ」といい、吉川は、絶望に打ちひしがれていた柚子が玲夜と運命的な出会いを果たす橋のシーンをピックアップ。西プロデューサーは、尾野真千子や嶋田久作ら豪華共演者の存在感を挙げ、池田監督は、玲夜と柚子の舞踏会シーンをセレクト。

本作の大きな見どころの1つであるこのシーンは、社交ダンスに日本舞踊の所作を融合したオリジナルダンスを2人が披露している。池田監督は「2人がこのシーンを完成させるための努力が実ったこと、そしてここまでに玲夜と柚子として生きてきた時間が積み込まれたお芝居になっていて、目でも楽しいですし、心揺さぶられるシーンに仕上がったと思うので、ぜひ観ていただきたいです」と話した。

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永瀬は「クランクイン前から練習して、撮影中もお互いの撮影がある中で時間を見つけて。社交ダンスも初めてだったので2人で息を合わせるタイミングやステップが合うまで頑張って練習しました」と語った。
吉川は「ダンス経験もなかったので、一からステップを覚えて途中から日舞も入って来て頭がパンクしそうになったけれど、永瀬さんよりもダンス練習の時間が多かったので、私がミスるわけにはいかない!と必死に食らいつきました」と振り返り、その様子を現場で見ていた永瀬も「普通だったら覚えるのに2か月くらいかかる所を2回くらいの練習で習得されていて、さすがだなと思いました」と吉川の努力を絶賛した。

本作の主題歌は、作品のために書き下ろされたKing & Princeの新曲「Waltz for Lily」。永瀬は「今回の曲は和と洋の要素があり、物語とのリンク性や言葉の紡ぎ方など本作に寄せることができて、最後に流れる『Waltz for Lily』まで作品の世界観に落とし込むことが出来ました」と曲の魅力を語った。

最後に、吉川は「一人ひとり心を込めて、役と作品に向き合いました。あやかしと人間の世界を丁寧に作りあげた作品なので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです」と締めくくり、永瀬は「玲夜と柚子の愛、家族の愛、瑶太と花梨の愛など、それぞれが自分の愛を信じて、時に悩んでもがく姿を、とても綺麗な画とともに胸打たれる作品になっていると思います。スタッフ・キャストみんなで、心の中で“恋人繋ぎ”をしながら一丸となって取り組みました。公開までぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、本作の初イベントを華々しく飾り、幕を閉じた。

『鬼の花嫁』は3月27日より公開。

『鬼の花嫁』
出演:永瀬廉 吉川愛 伊藤健太郎 片岡 凜 兵頭功海 白本彩奈 田辺桃子 谷原七音 嶋田久作 尾野真千子
監督:池田千尋
脚本:濱田真和
原作:クレハ「鬼の花嫁」(スターツ出版文庫)
※コミカライズ:作画・富樫じゅん/原作・クレハ(スターツ出版「noicomi」)
音楽:小山絵里奈
主題歌:「Waltz for Lily」King & Prince(ユニバーサル ミュージック)
イメージソング:「Ray」由薫(ユニバーサル ミュージック)
製作:「鬼の花嫁」製作委員会
配給:松竹
(C)2026「鬼の花嫁」製作委員会
https://movies.shochiku.co.jp/onihana/

3月27日(金)

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