アレン様がトークイベントに登壇 映画『私たちは、ちょうどいい。』一般試写会

映画『私たちは、ちょうどいい。』のトークイベント付き一般試写会が9月3日にユーロライブにて開催され、大物マダムタレント・アレン様が登壇した。

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本作は、SNSで疎遠になった父親を探していたリリーが、父と同姓同名のボブ・トレヴィノという見知らぬ男性と出会う物語。孤独を抱えたリリーと、喪失を抱えるボブ。ただの人違いだったはずの出会いは、やがてふたりにとってかけがえのない居場所になっていく――。ひとつの“いいね”から始まった、愛おしく心揺さぶる物語は、監督のトレイシー・レイモン自身の実体験をもとに描かれている。

アレン様が登壇すると、会場は温かい拍手と黄色い声援に包まれ、大きな盛り上がりを見せた。司会者から本日のファッションのポイントについて聞かれると、「9月に入ったので、秋らしい装いを意識しました。劇場の椅子が赤だったので、赤の衣装を選びました」と、こだわりを明かした。

はじめに、本作を観た感想を聞かれると、「この映画は、派手な描写があるわけでもなく、流れるように進んでいく作品なんですが、その中でも本当に心が温かくなりました。そして、『やっぱり自分の気持ちをぶつけていくこと、本当の自分の気持ちをさらけ出すことって大事なんだ』と、改めて再認識させられる映画でした」とコメント。

さらに、「人との向き合い方という意味でも、自分の心を開くって、すごく勇気のいることだと思うんです。特に、家族みたいに関係が近くなればなるほど難しいですよね。『自分はこう思っている』とか、『ありがとう』という感謝を改めて伝えることって、ちょっと恥ずかしかったりする。でも、そういうことをするからこそ、もっと距離が近くなって、“ちょうどいい関係”になっていくんだと思います。伝えないままだと、どんどん距離が空いてしまう。だから、自分の気持ちを相手にぶつけることって大事なんだなと思いました」と、本作を通して感じた「人との向き合い方」について語った。

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続いて、SNSがきっかけで物語が動き出す本作にちなみ、普段SNSを通じて感じていることについて聞かれると、「SNSって、本来は人と人がつながるためのものなのに、今は自慢大会みたいになっていたり、誰か一人が叩き始めたら、みんなで叩き始めたり。『みんなが叩いているから、自分一人が入っても怖くない』みたいな精神になっていることもあって、そういうネガティブなものが多すぎるんですよね」と率直な思いを吐露。

続けて、「だから、私自身もXを見る機会がすごく減りました。でも、Xって本当は私にとって一番の居場所だったんです。私もXをきっかけにファンの皆さんに知っていただいたので、絶対に大切にしたい場所だったんですけど、今は見ていて嫌なものや、良くないものばかり流れてくる。だから最近はInstagramを見ることが増えています」と、自身とSNSとの関わり方の変化について明かした。

一方で、「でも、XやInstagramのネガティブなところじゃなくて、このイベントもそうですけど、Xで募集して、実際にこうやって集まってくれたファンの方もいる。そういう前向きなものとしてSNSを使っていきたいんです。一つのニュースメディアみたいに、いいものだけを吸収できるSNSであってほしい。やっぱりSNSだからこそ生まれる出会いもありますから」と、SNSが生み出すポジティブなつながりの大切さを語った。

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続いて、普段ファンから寄せられる「いいね」やコメントをどのように受け取っているのか聞かれると、「私は、全部見ています。『いいね』も押しますし、YouTube、Instagram、Xとか、いろんなものを全部見るようにしています」とコメント。

その理由について、「だって、SNSでしかつながれないじゃないですか。みんな住んでいる場所もバラバラで、職業も違うし、活動している時間すら違う。そんなみんなが集まれる場所がSNSだと思っているんです。そこで自分が反応しなかったら、ただただ一方通行で面白くないでしょう」と、ファンとの交流を大切にしていることを明かした。

さらに、「だから、私は一方通行が嫌なんです。ファンと演者という言い方も、私はあまり好きじゃない。『ファンと演者』って言うと、ちょっと距離を感じるじゃないですか。私はそうじゃなくて、普通に人と人として付き合いたい」と自身の考えを語った。そして、「だから、ファンと演者というより、普通に人と人の付き合い。それこそが“ちょうどいい関係”なんじゃないかなと思っています」と、本作のタイトルにも重ねながら語った。

イベント後半では、アレン様に寄せられた悩みに答える「人生相談コーナー」も実施。
会場からは、「アレン様のInstagramを見て今回の映画を知り、実際に観てみたらすごく面白くて泣いてしまった。そんな素敵な作品に出会えてよかった。現在、心の病気で仕事を辞めていて、これからどう生きていこうか悩んでいる」という相談が寄せられた。

これに対しアレン様は、「もう、私と出会った時点で大丈夫になる理由があると思います」と力強く語り、「私のファンの方の中にも、心が傷ついて通院していたけれど、『アレン様を見ていたら、なんかもうどうでもいいや』と思えるようになったと言ってくださる方がいるんです」と、ファンから寄せられた言葉を紹介。

続けて、「私自身、人生って一回しかないから、思い残したくないんですよ。『これやりたかった』『もっとこうしたかった』って思いながら死んでいくのが嫌すぎる」と、自身の人生観を明かした。そして、「今できることを全部やっていく。『今だからこそできることは何だろう?』って考えてみる。そうやっていくと、人生って結構楽しめるかもしれないですよね。応援しています」と、相談者へ温かいエールを送った。

映画『私たちは、ちょうどいい。』は、9月11日より公開。

『私たちは、ちょうどいい。』
出演:バービー・フェレイラ、ジョン・レグイザモ、フレンチ・スチュワート、ローレン・“ロロ”・スペンサー、レイチェル・ベイ・ジョーンズ
監督・脚本:トレイシー・レイモン
2025年|102分|アメリカ|英語 5.1ch|原題:BOB TREVINO LIKES IT|カラー
字幕翻訳:白取美雪
配給:AMG エンタテインメント
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https://bobtrevinolikesit-movie.com/

2026年9月11日(火)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館にて全国順次公開

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