綾辻行人「館」シリーズ実写映像化第3弾は「水車館の殺人」 奥智哉×青木崇高コンビが続投

綾辻行人によるミステリー「館」シリーズ実写映像化第3弾が、「水車館の殺人」であることが明らかに。奥智哉と青木崇高のコンビが続投し、2027年3月よりHuluで独占配信される。

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綾辻の代表作「館」シリーズは、全世界累計発行部数800万部を突破し、現在、シリーズ第10作にして最終作となる「双子館の殺人」を執筆中。2024年に大きな話題を呼んだHuluオリジナル「十角館の殺人」。続く2026年2月配信の第2弾「時計館の殺人」では、そのスケールの大きさと精巧な伏線回収で視聴者を魅了した。

第3弾作品となる「水車館の殺人」は、綾辻が、「館」シリーズという長編連作のコンセプトを思いついたと回顧するシリーズ第2作にあたる。外界から孤絶した古城のような館で1年前の出来事と現在とが幻惑的に交錯する中、密室からの消失を始め、奇怪な惨劇が起こる。幻視者と云われた画家・藤沼一成の絵画が並んだ回廊、嵐吹き荒れる中でも軋み回り続ける三連水車。仮面をまとい車椅子に座っている館の当主とその妻である幽囚の美少女、居候する当主の友人、さらに、幻の絵画を一目見たいと水車館を訪れる怪しげな訪問者たちの目の前で不可解な惨劇が起こる。

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原作書影
©綾辻行人/講談社

今回の実写映像化では、これまで「館」シリーズの映像化を牽引してきた奥演じる江南孝明と、青木演じる島田潔が引き続き登場する。綾辻も、「ドラマオリジナルの展開を導入しつつも、決して原作のミステリーとしての骨格を歪めるようなことはせず、前2作と同様の本気度でいくつもの難題に取り組んでくださっています」と太鼓判を押している。

監督は、「十角館の殺人」「時計館の殺人」に引き続き、内片輝。「十角館の殺人」で長年“映像化は不可能”と目されていた「衝撃の“あの1行”」を見事に実写映像化した内片監督は今作でも企画制作・プロデューサーも務める。

さらに、脚本を務めるのは、前作「時計館の殺人」に引き続き、戸田山雅司。「相棒」シリーズや「科捜研の女」シリーズなど数々のミステリードラマを手掛け、綾辻が原作考案に携わった「安楽椅子探偵」シリーズでも全作の脚本を担当した。戸田山は今作の奥×青木の名コンビ続投に関して「今回も原作の壮大な世界観や綾辻行人ミステリの醍醐味である“驚き”を大切にしつつ、映像化することで生まれる新しい魅力をどう加えられるか内片監督と何度も打ち合わせを重ねた結果、江南孝明と島田潔の息の合った掛け合いを、今作でもぜひ活かしたいと思い、原作にはいない江南(こなん)くんを登場させるという思い切った決断をしました。原作ファンの皆さんにもご納得いただけることを願い、敬意と遊び心を持って挑戦した1本です」とコメントしている。

綾辻、内片、戸田山からのコメント全文は以下のとおり。

綾辻行人(原作者) コメント全文

『十角館の殺人』『時計館の殺人』に続く「館」シリーズの実写映像化第3弾は『水車館の殺人』、なおかつ主演は前2作と同じく奥智哉さんが――と知って、すでに原作小説をお読みの方はいささか驚かれたかもしれません。原作の「水車館」事件には、奥さん演じる江南孝明がまったく関係していないからです。つまりは今回の実写版『水車館』、その部分に大きな改変がある、というわけなのですが。
「江南が水車館に乗り込む」というドラマオリジナルの展開を導入しつつも、決して原作のミステリーとしての骨格を歪めるようなことはせず、前2作と同様の本気度でいくつもの難題に取り組んでくださっています。
どんな『水車館の殺人』が見られるのか、僕も大いに楽しみです。

内片輝(監督) コメント全文

『水車館の殺人』を映像化します!
映像シリーズとしては江南と島田のコンビがなんと言っても魅力です。2人の軽妙な掛け合いをどのように盛り込むのか。ご期待いただきたいです。今回も監督するにあたり、過去2作とまた違う魅力があると思っています。十角館はもちろんアレで、時計館は館自体のアレ……水車館は登場人物のアレだと思うんです。この「アレ」こそが、私が『水車館の殺人』を個人的に大好きだと感じるポイントなんです。お客さんにも「アレ」を一緒に楽しんでいただければ。
撮影は快調に進んでいます。ちょっとびっくりするくらいいい感じのショットが撮れています。期待大です。

戸田山雅司(脚本) コメント全文

「時計館の殺人」に続いて、「館」シリーズの脚本を担当できたことを光栄に思っています。
今回も原作の壮大な世界観や綾辻行人ミステリの醍醐味である“驚き”を大切にしつつ、映像化することで生まれる新しい魅力をどう加えられるか内片監督と何度も打ち合わせを重ねた結果、前2作で素晴らしいコンビネーションを見せてくれた、奥智哉さん演じる江南孝明と青木崇高さん演じる島田潔の息の合った掛け合いを、今作でもぜひ活かしたいと思い、原作にはいない江南(こなん)くんを登場させるという思い切った決断をしました。原作ファンの皆さんにもご納得いただけることを願い、敬意と遊び心を持って挑戦した1本です。お楽しみいただければ幸いです。

Huluオリジナル「水車館の殺人」
出演:奥智哉 青木崇高
監督:内片輝
原作:綾辻行人『水車館の殺人』(講談社文庫)
脚本:戸田山雅司
プロデューサー:渋谷昌彦 勝江正隆
エグゼクティブプロデューサー:川邊昭宏 内片輝 木下俊
製作:佐藤貴博
企画・制作:内片輝事務所 いまじん
製作著作:HJホールディングス
©綾辻行人/講談社 ©HJホールディングス
https://www.hulu.jp/static/suishakannosatsujin/

2027年3月配信予定

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