世界累計2.7億ダウンロードを記録した人気ゲーム「Sky 星を紡ぐ子どもたち」。その壮大で美しいゲームの世界観をもとにしたアニメーション作品、その前編となる『Sky ふたつの灯火 - 前篇 -』が、2025年8月8日より日本限定で劇場公開されることが決定。あわせて、キービジュアル・トレーラー映像を解禁された。

「Sky ふたつの灯火」は、異なる時代を生きた二人の子どもたちの交差する宿縁と、終わりゆく世界の命運を左右する重大な選択を描く、二つのパートから成る物語だ。
台詞を一切使わず、視覚表現と音楽、そして繊細な感情描写によって、「悲しみ」「癒し」「許し」といった普遍的なテーマを描き出す。年齢や国境、言語の壁を越えて、あらゆる人の心に静かに、そして深く響く作品となっている。
本作はLight & Beyondによって、thatgamecompanyとのパートナーシップ、IllusoriumとOrchidという2つのスタジオとの共同プロデュースで制作される。
「プレイヤー同士の体験共有」をコンセプトに、ゲームと映画の垣根を越える新たな映像体験に挑戦。映画館ではスクリーンと音響が生み出す圧倒的な没入感を味わうことができる。
thatgamecompanyエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター兼CEOのジェノヴァ・チェンは、「この映画は、涙の思い出とともに心に刻まれて、大切な人たち、愛する人たちやペットたちを抱きしめてあげたくなるような、側にいてあげたくなるような、そんな物語です」とコメントを寄せている。

さらに、7月21日より「Sky」のゲーム内の“シアター”にて、チャプター形式でアニメーションの順次公開を予定している。ゲーム内では、本作と連動した期間限定イベントの実施も予定しており、プレイヤーは物語の舞台を実際に歩くことで、より一層深く「Sky」の世界観を体感できる。ファンがゲーム内でリアルタイムに“ともに映画を観る”という、かつてない映画体験が実現。今後は劇場イベントなど、公開情報に関する続報も順次発表予定だ。
ストーリー
身体が結晶化してしまうという流行り病が、静かに生きものたちを蝕んでいく世界。そんな街の片隅で、ひとり逞しく生きる孤児がいた。ある日、その子どもは傷ついた小さな“光のマナティ”と出会う。幼い命を抱きかかえ、人目を避けてたどり着いたのは、忘れられた古い寺院の廃墟だった。そこで子どもは、マナティの苦しみを和らげる魔法のキャンドルを手に入れる。それから幾年――。子どもとマナティは共に成長し、やがて世界の命運に立ち向かう存在となっていく。傷を負ったマナティのために、子どもは義足を手に入れ、マナティは再び空を自由に舞う喜びを取り戻す。だが、そんなささやかな希望を覆い尽くすように、街には黒雲が立ち込めていく。闇に抗う、友情の灯火の仄かなゆらめき。その絆は、逆境に立ち向かう力となるのか――。

『Sky ふたつの灯火 - 前篇 -』
監督:エヴァン・ヴィエラ(『League of Legends』『Apex Legends』)
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェノヴァ・チェン(『風ノ旅ビト』『Sky』)
脚本:リズ・エリス(『The Madness』)、チャーリー・ポープ(『Sky』)
プロダクションデザイン:セシル・キム(『ファイナルファンタジーIX』『ゴッド・オブ・ウォー』)、田辺雄一郎(『Sky』)
ストーリー:アラン・フイン(『ファイナル・スペース』)
アニメーション監修:クリス・ビショップ(『Sky』)
音楽:ケヴィン・ペンキン(『メイドインアビス』『狼と香辛料』)
配給:NAKACHIKA PICTURES
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特設サイト:https://www.thatskygame.com/ja/thetwoembers
公式サイト:https://www.thatskygame.com/ja
2025年8月8日(金)より全国公開