デヴィッド・リンチ監督『デューン／砂の惑星』がVHSで発売決定　「日曜洋画劇場」の日本語吹替版を収録

デヴィッド・リンチが監督・脚本を務めた1984年のSF映画『デューン／砂の惑星』のVHSが、7月15日より300セットの完全数量限定で発売されることが決定した。

本作は、“映像化不可能”と言われたフランク・ハーバートによるSF小説「デューン／砂の惑星」を、「ツイン・ピークス」『マルホランド・ドライブ』で知られる鬼才デヴィッド・リンチが製作費120億円をかけて映画化。惑星アラキスを舞台にした壮大なスペクタクルが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『DUNE/デューン 砂の惑星』（2021）にも影響を与えたリンチ監督独自の世界観で描かれる。

昨年5月の『サスペリア』英国版VHS発売を皮切りに、『ニューヨーク1997』英国版、さらには新作のビッグタイトルとして『エイリアン：ロムルス』米国版がリリースされ、海外で話題を集めているVHSソフト。6月には日本でも『サスペリア』のVHSが発売され話題となった。

本ソフトに収録する音声は、テレビ朝日「日曜洋画劇場」で放送された日本語吹替版。カイル・マクラクラン演じるポール役を担当した松橋登のほか、鈴木弘子、小山茉美、大塚芳忠ら声優キャストが集結し、悪役のハルコネン男爵は、「北斗の拳」のラオウ役などアニメでも活躍した故・内海賢二が担当している。

『デューン／砂の惑星 日本語吹替版VHS』は、7月15日よりナイル大商店（https://www.nile-store.jp/）とAmazonにて発売。

ストーリー
西暦10,191年、惑星アラキスは不老不死の薬物メランジが生産される唯一の星であり、その覇権をめぐって皇帝シャダム4世は陰謀をめぐらせていた。アラキスの新たな統治者となったレト・アトレイデス公爵だったが、ハルコネン男爵が送り込んだ軍勢の襲撃を受けて命を落とす。砂漠へ逃れたレトの息子ポールは、母ジェシカとともにアラキスの先住民であるフレーメンの一団に合流し、男爵へ反旗を翻す。

CAST（声の出演）
カイル・マクラクラン（松橋 登）
ショーン・ヤング（渕崎ゆり子）
スティング（大塚芳忠）
ケネス・マクミラン（内海賢二）
マックス・フォン・シドー（家弓家正）
パトリック・スチュワート（上田敏也）
フランチェスカ・アニス（鈴木弘子）
ユルゲン・プロホノフ（前田昌明）
ホセ・ファーラー（大木民夫）
シアン・フィリップス（麻生美代子）

STAFF
製作：ラファエラ・デ・ラウレンティス
製作総指揮：ディノ・デ・ラウレンティス
監督・脚本：デヴィッド・リンチ
撮影：フレディ・フランシス
音楽：TOTO／ブライアン・イーノ
クリーチャー造形、特殊効果：カルロ・ランバルディ／アルバート・ホイットロック
原作：フランク・ハーバート

『デューン／砂の惑星 日本語吹替版VHS』
7月15日(火)発売
発売元：ナイル大商店／是空
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