『RRR』のラーム・チャラン主演『ザ・フェイス』2.23日本公開決定!予告編・場面写真解禁

ザ・フェイス

『RRR』(2021年)や『ランガスタラム』(2018年)によって日本に多数のファンを獲得したラーム・チャランの2014年の大ヒット作『ザ・フェイス』(原題:Yevadu)が、2月23日(金・祝)よりシネ・リーブル池袋、池袋HUMAXシネマズほかで順次公開される。

本作『ザ・フェイス』は、2007年に俳優としてデビューしたラーム・チャランの主演第7作目にあたる。『マガディーラ 勇者転生』(2009年)によってその存在感を示した後に、様々な試行錯誤を経たラーム・チャランが到達した娯楽性の強いアクション映画路線の成功作の一つである。

整形手術によって顔面を全く別人のものと変えた主人公が復讐のために闘うという奇想天外なストーリーは、ニコラス・ケイジ主演のハリウッド作品『フェイス/オフ』(1997年)からインスピレーションを受けているが、その味付けはインド、それもテルグ語映画特有のこってりとしたもので見ごたえ充分。過激なバイオレンス・アクション、脱力のお笑い、セクシーなダンスなどが幾層にも重なる作劇となっている。

数多い見どころの中でも特筆すべきは、劇中歌で踊るラーム・チャランの華麗なステップ、そして実生活ではラーム・チャランの従兄に当たり、昨年秋上映の主演作『プシュパ 覚醒』(2021年)により知名度急上昇中のアッル・アルジュンがカメオ出演していること。他にも『バードシャー テルグの皇帝』のカージャル・アガルワール、『ロボット2.0』のエイミー・ジャクソンなど、豪華キャストが脇を固めている。

ザ・フェイス
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ストーリー
舞台はアーンドラ・プラデーシュ州のヴァイザーグ。サティヤとディープティは相思相愛の恋人同士で結婚を考えていた。しかし、地元のギャングのドンであるヴィール・バーイはディープティに懸想し、彼女をつけまわす。サティヤはディープティを守るために戦おうとするが、彼女の懇願によって共に州都ハイダラーバードに逃れることを決める。しかし二人の乗ったバスをヴィール・バーイと手下たちが襲い、バスは炎上し、ディープティは焼死する。
ハイダラーバードのアポロ病院の外科医シャイラジャは、顔面に大火傷を負いながら一命を取りとめたサティヤに大掛かりな整形手術を施す。全く別の顔に生まれ変わった彼はラームと名乗り、ヴィール・バーイへの復讐のためにヴァイザーグに戻る。シュルティという女性の協力を得て仇たちを次々に倒していくラームだったが、やがて正体の知れない襲撃者につけ狙われることになる。彼はハイダラーバードのマフィアの親分ダルマの手下だった。実はこのダルマが追っていたのは、大学生のチャランだった。チャランは無体な立ち退きを迫られているスラムの人々に救いの手を差し伸べる過程で、ダルマと対立するようになった人物。ラームとチャランの間には何があるのか。

作品タイトル:『ザ・フェイス』
出演:
ラーム・チャラン(『RRR』『マガディーラ 勇者転生』『ランガスタラム』)
シュルティ・ハーサン(『3』)
エイミー・ジャクソン(『火花-Theri』『ロボット2.0』)
ジャヤスダ(『人形の家』『後継者』)
ラーフル・デーヴ(『ディシューム』)
スッバラージュ(『バーフバリ 王の凱旋』)
アッル・アルジュン(『プシュパ 覚醒』)
カージャル・アガルワール(『バードシャー テルグの皇帝』『ジッラ 修羅のシマ』ほか)
監督:ヴァムシー・パイディパッリ(『後継者』)
脚本:ヴァムシー・パイディパッリ
原案:ヴァッカンタム・ヴァムシ―、ヴァムシー・パイディパッリ
撮影:C・ラームプラサード
音楽:デーヴィ・シュリー・プラサード(『ランガスタラム』『プシュパ 覚醒』ほか)
編集:マールターンド・K・ヴェンカテーシュ
製作:ディル・ラージュ
製作会社:シュリー・ヴェンカテーシュワラ・クリエーションズ
Yevadu(原題)/2014年/インド/テルグ語/PG12/166分
字幕:内海千広
配給:インドエイガジャパン

公式サイト:https://indoeiga.co.jp/theface
公式X:@theface_jp

2024年2月23日(金・祝)よりシネ・リーブル池袋、池袋HUMAXシネマズほか 順次公開

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