磯村勇斗と末澤誠也(Aぇ! group)がW主演を務め、共演に綾野剛を迎えた映画『mentor』の本予告と場面写真が公開。さらに、クランクアップ後の磯村、末澤、綾野のインタビューも解禁となった。

龍之介(磯村)と拓海(末澤)、二人の少年の無邪気な花火遊びがアパートを全焼させた。火災で妻子を失い、自身も全身に火傷を負った住人・埜本(綾野)。それから、15年。罪の意識に蓋をしたまま、“普通”に生きようとしている龍之介。一方、あの日から時間が止まったままの拓海。そんな二人の前に、突然、埜本が再び姿を現す。
本作は、過去に囚われたまま大人になった2人の青年と、彼らの運命を静かに、しかし確実に狂わせていく“メンター”の存在を描く、新感覚エンターテインメント。脚本・監督を、『ミッシング』(24)、『空白』(21)などの吉田恵輔が務める。
本予告では、15年前の花火遊びによる火災事故で時が止まっていた拓海と、その火災で大火傷を負い、妻子を失った埜本の再会から始まる。埜本と拓海、そして同じく花火遊びをしていた龍之介。交わるはずのなかった3人が再会してしまった時、人生は狂っていく。
感情を爆発させ絶叫する龍之介、狂気が滲む目で全開の笑顔を見せる拓海、優しい笑顔から一転、凍てつくような表情を見せる埜本。不穏な3人から目が離せない、緊迫感あふれる予告編映像となっている。
磯村は撮影を振り返り「なんだか実験をしているような感じになるところが、やはり吉田監督の脚本の面白さだなと思いました」と、現場にいくとなぜか成立していく吉田監督ならではのオリジナル脚本の妙を体感。
今回の撮影は、静岡を舞台にしており磯村の出身地も撮影現場の1つとなっている。その地元での撮影について「自分が見てきた景色が撮影で来ると自分の中でも違う感覚になりますね。今まで見てきた沼津がまた違う視点で見ることができたのもいい経験でした」と地元愛をのぞかせる。
また、磯村演じる龍之介はアーチェリーの選手ということで、役作りとして「初めてだったので、アーチェリーの練習をひたすらやり、それと並行して体作りを1年前から始めていました。まっすぐにやることが、龍之介が火事を忘れたくてアーチェリーに移行していったということに繋がるなと思っていた」と肉体から龍之介の心情に寄せていたと語る。

末澤は個人としての映画初主演作となった今作について「まず僕自身個人では初主演だったので。そこへの責任感は感じました」と振り返り、「その中で拓海をどういうふうに作り上げていったらいいのかなっていうのは、最初はめちゃくちゃ悩んでましたね」と役作りへのプレッシャーや不安もあったとコメント。
そんなプレッシャーの中でも「磯村さんと綾野さんっていうすごいお2人と一緒にさせていただくという機会ですし。自分的にもこんなチャンスをいただけたのは本当にありがたい。どうにか2人にしがみついて頑張りたいなっていう気持ちはありました」と、共演した2人に刺激を受けたと語っている。

龍之介と拓海に影響を与える重要な役どころを演じた綾野は撮影の度に3時間かけて特殊メイクを施していた。埜本を作り上げる上で大切な要素だったと言い、「この作品のクオリティの根幹を成すものでなければなりませんでした。特殊メイク、ヘアメイク、演出部の各部署とともに徹底的に追求した結果、素晴らしい造形が完成したので、それに伴う、あるいは派生する形で体の使い方を創造していくことができました」と現場のチームへ感謝を語っている。

共演した磯村に関しては、本作で5本目の共演。磯村の主演作に出演することが目標だったそうで、「彼が今日まで積み上げてきた煌めきや、ご自身の中に内包している凡ゆる感情が、確実に芝居力へと変わり、これまでとも全く違うフェーズに立ち向かっている姿を見て、大きな感動を覚えました」と磯村のたたずまいに感動したと明かす。
また末澤に関しても「瞬発的な、もっと言えば本能的に出てくる、監督の演出や相手の芝居を受け取るキャッチの仕方、対応するまでの早さ、誰もが納得するような安心感とともにセリフを放つ--。その力は末澤さん自身の特性で培ってきたものですし、そこには末澤さんが普段から仕事や仲間やファンの皆様に対してどのように接しているのかということがとても顕著に表れているようで、ひとつひとつをとても大切に丁寧に向き合われていました」と一緒に作り上げた2人へ賞賛の言葉を贈っている。

『mentor』
出演:磯村勇斗 末澤誠也 木南晴夏 酒井若菜 川上麻衣子 二村仁弥 黒沢あすか 田村泰二郎 綾野剛
監督・脚本:吉田恵輔(※「吉」は“つちよし”が正式表記)
製作幹事:エイベックス・ピクチャーズ
企画製作:スターサンズ
制作プロダクション:SS工房
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ、スターサンズ
(C)2026「mentor」製作委員会
www.mentor-movie.jp
10月16日(金)全国公開