『1640日の家族』監督が「驚きで我を忘れた」と絶賛!子役ガブリエル・パヴィの演技に注目の本編映像解禁

1640日の家族
(C) 2021 Deuxième Ligne Films – Petit Film All rights reserved.

『1640日の家族』(7月29日(金)公開)より、本編映像と新場面写真が解禁された。

生後18ヶ月のシモンを受け入れた里親のアンナと夫のドリス。2人の息子とは兄弟のように育ち、幸せな4年半が過ぎようとしていた。ところがそんなある日、実父のエディからシモンを手元で育てたいという申し出が。突然訪れた“家族”でいられるタイムリミット。その時、彼らが選んだ未来とは―。監督の少年時代の体験を基に映画化された本作。フランスをあたたかな涙で包んだ感動作が誕生した。

この度解禁されたのは、シモンが悪夢にうなされるシーン。大声でママと叫ぶシモンの元に駆けつける里親のアンナ。夢から醒めたシモンはその内容をうつらうつら話し始める。恐ろしい夢の内容を聞いたアンナは「心配しないで 世界の果てにいても気づく」とシモンにキスし、優しく抱きしめるのであった。

なんとこのシーン、実はシモン役のガブリエル・パヴィがアドリブで演じている。さらに、ガブリエルは、パリの公園で遊んでいるところを監督とキャスティングディレクターがスカウトし、本作が演技初挑戦となる。

ガブリエルのこのアドリブのシーンについて、監督は「この悪夢のシーンはガブリエルにとって最も長い撮影となりました。撮影は3分の2が終了していたので、彼も撮影に慣れていたのが幸いしました。最初は脚本通りにセリフを言ってもらい、その後、彼に違う悪夢の話を自由にしゃべってもらったのですが、すばらしい完成度でした。ガブリエルが即興で作り上げた悪夢の話を、アンナ役のメラニーが受けて問い返す。メラニーには緊張の続く撮影だったと思いますが、私は驚きで我を忘れて2人のやりとりを眺めていました。メラニーは、彼から激しい感情を引き出すために常に気を使って演技してくれました。カメラが彼女に向けられているときは逆に演技を控えめにしなくてはならず、バランスをとるのに苦労しているようでした。他のシーンでも演技初体験の子どもたちを撮るために何度もテイクを重ねたので、大人のキャストとスタッフにとっては大変な撮影になりました。」と語っている。

あわせて解禁された新場面写真には、シモンが食事をするシーンや雪山でのスキーウェア姿、里親家族と兄弟のように過ごす様子などが切り取られている。

里親と実父の間で揺れ動く葛藤と眼差しの強さ、そして演技初挑戦とは思えないガブリエル・パヴィの演技をぜひ、スクリーンで確かめたい。

1640日の家族
(C) 2021 Deuxième Ligne Films – Petit Film All rights reserved.
1640日の家族
(C) 2021 Deuxième Ligne Films – Petit Film All rights reserved.

作品タイトル:『1640日の家族』
出演:メラニー・ティエリー、リエ・サレム、フェリックス・モアティ、ガブリエル・パヴィ
監督・脚本:ファビアン・ゴルジュアール
2021年/フランス/仏語/102分/1.85ビスタ/5.1ch/原題:La vraie famille/英題:The Family/日本語字幕:横井和子
配給:ロングライド

公式サイト:https://longride.jp/family/
公式Twitter:@1640_movie
コピーライト:(c) 2021 Deuxième Ligne Films – Petit Film All rights reserved.

7月29日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

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