『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(7月4日公開)より、本編エンドロールで主演の原田泰造が披露する「おっさんダンス」のメイキング映像と、オフショットが解禁された。

練馬ジムによる原作漫画を実写化し、2024年1月に東海テレビ・フジテレビ系で放送された深夜ドラマ(通称:おっパン)がついに映画化。世間の古い常識や偏見で凝り固まった昭和の“おっさん”がLGBTQ+、推し活、二次元LOVE、メンズブラといった新しい“常識”に出会ったことで、少しずつアップデートしていく様子を描き話題を集めたドラマに続き、映画でも“おっパン”ファミリーが総登場し、新たなアップデートに挑むオリジナルストーリーが描かれる。
そんな本作のためにトータス松本が書き下ろし、ウルフルズが担当する挿入歌「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」に合わせて原田が披露する「おっさんダンス」には、昭和の懐かしいダンスポーズが多数織り込まれており、子どもだけでなく、大人まで踊り出したくなる楽しいダンスとなっている。


ダンスのオファーを受けた原田は、「セリフを覚えるより、ダンスのフリを覚えるのは大変。毎日が憂鬱でした。正直、勘弁してくれと思った」と苦手なダンスに後ろ向きだった心境を告白。ダンス未経験の原田に、一週間でマスターして欲しいと無茶振りしてきた二宮崇監督に対して、「素人にそんなお願いをする、監督の気持ちが信じられなかった」と恨み節が止まらない原田。しかし、一週間しっかりとダンスと向き合い、撮影本番では自らもアイディアを出したり、一度撮り終えた後に「監督、もう1回撮ってみてもいいですか」と申し出るなど、真摯に取り組む姿勢を見せつつ元気で楽しいダンスを披露した(原田、二宮監督のコメントは本記事下に記載)。
あわせて解禁されたのは、沖田ファミリーと大地(中島颯太)&円(東啓介)のパートナーが沖田家に集合した写真や、クランクアップ時などの様子をとらえた合計5枚のオフショット。

撮影最終日には、ひと足先にクランクアップしていた萌役の大原梓が現場にかけつけ、誠役の原田、大地役の中島、佐藤役の曽田陵介らのクランクアップをお祝い。

また、家族団欒のシーンにてクランクアップした美香役の富田靖子、翔役の城桧吏、原田、大原との1枚も。城はドラマのクランクアップの際に号泣したため、「今回は泣きません!」と意気込んでいたが、最後の最後で涙が流れてしまったという。さらにこの日は富田の誕生日当日ということで、サプライズでケーキが用意され、全員でお祝いしたといい、本当の家族のような仲の良さが本編にも滲み出ている。

他にも、爆笑する原田と沖田家の愛犬・カルロスとのコンビや、劇中にも登場するカワウソのぬいぐるみをリュックに入れた、茶目っ気たっぷりの表情を見せる中島の姿も収められている。


原田泰造 コメント
Q.ダンス動画はいかがでしたか?
原田:もの凄く、刺激的でしたね。普段、ダンスをするということが全くないので、振付を覚えるのが、セリフを覚えるより難しかったです。毎日が憂鬱でした。(笑)
Q.練習された期間は?
原田:(振付を)もらったのが1週間くらい。
最初(振付を)見た時、「ウソだろ」と思ったんです。ダンスをやられている人たちは、これをペッロっとやるんだろうけど、普通の人にこれを投げてね、1週間でやれと言う監督の気持ちが信じられなくて、もう(映画は)出来上がっているからいいじゃないかと思ったんですけど…。出来上がって試写を見て「いい映画だったな」って自分でも思ったんです。
そしたらその後に(ダンス動画を)撮るからちょっとびっくりして、「もういいじゃないか」「勘弁してくれよ」と思いました(笑)
Q.一番難しかったフリは?
原田:両手を胸の前でクルクルと巻きながら、ステップを踏む振付、これが一番難しかった。ダンスの先生の動画を何回も見直しても手の動きに合わせて腰が入って行くけどそれが分らなくて。だからもう僕、やめたんです。腰が痛くなって。
Q.最後に決めのポーズでメッセージ
原田:決めのポーズ、僕たちジョン・トラボルタ世代だから、コレがあるのが嬉しいですね(映画『サタデー・ナイト・フィーバー』を彷彿とさせる決めポーズを披露)。指が何を指しているのか分からないけど、これがカッコ良くて、僕大好きです!
皆さんも「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」是非一緒に踊ってください!
二宮崇監督 コメント
ウルフルズさんの挿入歌「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」で、本当におっさんが踊ってたら面白いだろうな・・
誠さんが踊ったら面白いな、と思ったのが発端です。
本編のエンドロールでは主題歌「青春」が流れた後に、挿入歌が流れるのですが、曲と一緒に原田さんが登場します。
撮影の時原田さんはサビの振付はしっかり覚えて来てくださった上で、大半は原田さんが自由に踊って、突然叫んだり(笑)。
映像では、踊る小さい原田さんがだんだん大きくなるなど、劇場でしか味わえない楽しさになっています。
是非笑って帰ってもらえたらとても嬉しいです。
『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
出演:原田泰造 中島颯太(FANTASTICS) 城桧吏 大原梓 東啓介 渡辺哲 曽田陵介 トータス松本 / 松下由樹 / 富田靖子
原作:「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」練馬ジム(「LINEマンガ」連載)
監督:二宮崇
脚本:藤井清美
音楽:鈴木ヤスヨシ
主題歌:「青春」ウルフルズ(Getting Better / Victor Entertainment)
オープニング:「アプデライフ」 FANTASTICS(rhythm zone)
挿入歌:「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」ウルフルズ(Getting Better / Victor Entertainment)
製作:映画「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」製作委員会
制作:東海テレビ放送 The icon
制作協力:ヒューマックスエンタテインメント
製作幹事・配給:ギャガ
(C)練馬ジム | LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会
https://gaga.ne.jp/oppan-movie/
2025年7月4日(金)全国ロードショー
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