『ファンファーレ!ふたつの音』日本版予告編&場面写真13点が一挙解禁

フランスで3週連続NO.1(仏映画興収/実写映画において)を獲得し、260万人動員の大ヒットを記録した『ファンファーレ!ふたつの音』(9月19日公開)より、日本版予告編と場面写真13点が一挙解禁された。

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(C)Thibault Grabherr

第77回カンヌ国際映画祭正式出品、第50回セザール賞で作品賞・主演男優賞など主要7部門ノミネート、さらに第72回サン・セバスチャン映画祭にて観客賞など、各国の映画祭で観客賞はじめ多数の賞を受賞した本作。

舞台は北フランスの田舎町。クラシック界のスターとして圧倒的な人気を誇る指揮者のティボ(バンジャマン・ラヴェルネ)は、ある日突然白血病と診断され、ドナーを探す過程で自分が養子であること、そして生き別れた弟ジミー(ピエール・ロタン)の存在を知ることに。かつては炭鉱で栄えた町だが今は寂れ、仲間との吹奏楽団が唯一の楽しみであるジミー。すべてが正反対の二人だが、ティボはジミーに類まれな音楽の才能を見出す。これまでの運命の不公平を正そうと、ティボはジミーを何がなんでも応援することを決意する。やがてその決意は、二人の未来、楽団、そして町の人々の運命をも思いがけない方向へ動かしていく。

解禁された予告編の冒頭では、「僕は白血病なんだが、ドナー探しに失敗した」と世界的スター指揮者のティボが話し始める。相手はジミー。この日が初対面で「マジか」「ヤバいな」と反応するだけだったが、「そしたら君を見つけた」「君は弟なんだ」というティボの告白を聞き、ジミーは驚きと戸惑いを隠せない。

一方の兄ティボはドナー探しの中で見つけた生き別れた弟ジミーが、町の食堂で働く傍ら、吹奏楽団でトロンボーンを演奏していることを知る。そしてある日、練習中にジミーが楽団の仲間に向かって「この“レ”が半音ズレてる」と指摘する姿を目撃し、「あいつには絶対音感がある」「誰も才能にきづけなかった」と弟の才能を応援しようと決意。「指揮をやってみたら?僕が教えるから」と勧め、ジミーの日常もまた少しずつ変わっていく。

映像には、これまでの別々の人生を送ってきた兄弟ふたりの絆が少しずつ深まっていく様子が、名曲「ボレロ」のメロディにのせて映し出される。

あわせて解禁された場面写真には、オーケストラを指揮する兄ティボ、吹奏楽団での演奏を楽しむ弟ジミーの姿や、ジミーが所属するワランクール炭鉱楽団の面々、さらには指揮という新たな挑戦をするジミーを熱心に指導し、見守るティボの様子などが切り取られている。

監督・脚本は2020年カンヌ国際映画祭に正式出品され、ヨーロッパ映画賞コメディ作品賞を受賞した『アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台』のエマニュエル・クールコル。本作について、「私が大切にしているテーマである友愛、絆、チャンス(機会)、社会決定論などを一つの物語に盛り込みました」と振り返っている。

なお、本作のムビチケ前売券(オンライン)は7月11日より発売される。

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『ファンファーレ!ふたつの音』
出演:バンジャマン・ラヴェルネ、ピエール・ロタン、サラ・スコ
監督・脚本:エマニュエル・クールコル
共同脚本:イレーヌ・ミュスカリ
フランス/2024年/103分/仏語/カラー/5.1ch/原題:En Fanfare/英題:THE MARCHING BAND/日本語字幕:星加久実/字幕監修:前島秀国
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
配給:松竹
(C) 2024 – AGAT Films & Cie – France 2 Cinéma
https://movies.shochiku.co.jp/enfanfare/

9月19日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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