
華やかさの裏に濃い影が沈む韓国・ソウル。夜の街で生きるミソンとドギョンは、互いだけをよりどころにしてきた。裏切りひとつで夢見た未来が砕け散る中、隠された7億ウォンの噂をつかみ、ふたりは命がけの奪取計画へと踏み出す。
主演を務めるのは、ドラマ「夫婦の世界」(20)でブレイクを果たし、「わかっていても」(21)、「マイ・ネーム: 偽りと復讐」(21)と立て続けに話題作に出演したハン・ソヒ。そしてもう一人、イ・チャンドン監督作『バーニング 劇場版』(18)で鮮烈なデビューを飾ったチョン・ジョンソ。劇中で、苦楽を共にして育った同い年の幼馴染を演じる二人は、実生活でも親友として知られている。
監督を務めるのは、韓国社会で生きる若者が直面する問題を掘り下げた作品を発表し、その社会意識の高さが評価されてきたイ・ファン。
この度公開となったのは、ハン・ソヒ演じるミソンやチョン・ジョンソ演じるドギョンを中心とした主要キャラクターのポスター7種。
「昼は働き夜は眠る」そんな普通の人のように生きる日々を夢見て必死に金を工面していたミソンとドギョンは、ある人物の裏切りによって、一夜にしてすべての貯金を失いどん底に落ちる。一攫千金を狙いある決断をする二人の疾走感と緊張感を表現したキャラクターポスターは「失敗したら、人生終わり」(ミソン)、「人生一度きりなら当たって砕けろ」(ドギョン)と覚悟を込めたセリフが目を引く。

さらに命の危険を察知した2人はドギョンの母親・ガヨンに助けを求める。そんなガヨンのポスターには「まずい事をしでかしたね」と事の重大さを痛感するセリフが。

ミソンとドギョンに迫るボスの手下・ブル(チョン・ヨンジュ)のポスターには「命綱を握り締めな」、ミソンとドギョンにどん底からの起死回生ため危険な作戦を持ちかけるソック(イ・ジェギュン)のポスターには「現実的に生きるべきだろ?」、夫が隠した大金のありかを浮気相手のホストに漏らすボスの妻・ハギョン(ユア)のポスターには「目を覚ましな、お前の飼い主は私よ」といった、それぞれのキャラクターの個性が溢れた印象的なセリフが際立つ。



そして悪の根源でもあり、繁華街を牛耳るボスのト社長(キム・ソンチョル)のポスターには、「そろそろ終わりにしよう」と猟奇的な一面が垣間見えるセリフが確認できる。

さらにこの度、ハン・ソヒの来日も明らかに。2025年7月に行われた東京でのファンミーティングの記憶も新しいハン・ソヒだが、映画のプロモーションとしての来日は今回が初めてとなる。また2026年1月13日にはジャパンプレミアの開催も決定。チケットは「チケットぴあ」にて発売予定となっており、併せてPontaパス会員限定の招待キャンペーンも開催予定。チケットの詳細は後日発表される。

ハン・ソヒ
ストーリー
欲望が渦巻く眠らない街、韓国・ソウル。ミソンとドギョンは、日々生き延びるために必死に金を工面する。ミソンは、昼はフラワーショップで働き夜は冷徹かつ神経質なボスが牛耳るクラブで男たちを接客する。親友のドギョンは、ギャンブル好きだがホステスたちの頼れる運転手として金を稼ぐ。「昼は働き夜は眠る」―そんな普通の人のように生きることを夢見る二人は、ついに、フラワーショップの経営を継ぐという目標を達成する日がやってくる。しかし、夢が叶うまさにその日、全てが粉々に砕け散る。“底辺の生活”に逆戻りした二人は、ある日、この街のどこかに7億ウォンもの大金が隠されているという情報を手に入れる。幼い頃から世界に捨てられ、強くなるしかなかった彼女たちにとって、これは一攫千金の大チャンスとなる。こうして、ミソンとドギョンは危険極まりない大勝負に乗り出す―!
『PROJECT Y』
出演:ハン・ソヒ、チョン・ジョンソ、キム・ソンチョル、キム・シンロク、ユア(OH MY GIRL)ほか
監督:イ・ファン
音楽:GRAY
提供:KDDI
配給:日活/KDDI
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2026年1月23日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開