映画『レンタル・ファミリー』で主演を務めるブレンダン・フレイザーとHIKARI監督による特別映像が公開された。

本作は、『37セカンズ』などを手掛けてきた日本人監督・HIKARIによる、日本を舞台にしたオリジナル作品。東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップ(ブレンダン・フレイザー)は、日本での生活に居心地の良さを感じながらも、本来の自分自身を見失いかけていた。そんな中、“レンタル家族”として他人の人生の中で“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する。そこで見つける、生きる喜びとは?
11月21日より北米1,925スクリーンで公開を迎え、週末3日間で興行収入約330万ドルを記録、5位にランクインした本作は、北米公開から2週連続Top10入りを記録し、12月7日時点で興行収入900万ドルを突破した。(※Box Office Mojo調べ 11月25日時点)
この度公開された特別映像では、ブレンダンが「東京では何でも借りられる。家族代行も例外じゃない」と語り、彼が演じるフィリップが“レンタル新郎”として結婚式に参列する本編シーンが映し出される。
HIKARI監督は、“レンタル家族”というサービスについて「大都会の東京で孤独を感じたら、友人や両親や兄弟や恋人などレンタルすることができる」と説明。これに続けてブレンダンは「常識では理解しにくい関係だが、偏見を取り払って眺めてみると深い意味が見えてくる」と語り、サービスが抱える複雑さと奥行きを示唆する。
本作の主人公はアメリカ人男性。長年日本で暮らす売れない俳優で、ある日「レンタル・ファミリー」会社にスカウトされることから物語は動き出す。映像の後半では、“外国人の父親”役として親子関係を築くこととなる美亜(ゴーマン シャノン 眞陽)や、かつての大物俳優・喜久雄(柄本明)との出会いが、フィリップの運命を大きく変えることとなる。


ブレンダンは「異国の地で生きる主人公が、やっと居場所を見つける物語」と語り、監督は「フィリップは無意識に人との絆を求めていた。あらゆる出会いが彼の人生を彩っていく」と主人公の心情を読み解く。映像の最後でブレンダンは、本作について「家族の意味や、自分にとって大切な人は誰かを考えさせてくれる物語だ」とメッセージを送っている


また、本作のムビチケ前売券が本日12月12日より発売開始。ムビチケ前売券(カード)の特典には、オリジナルイラストポストカード3枚セットが付属する。本ビジュアルを手がけたのは、京都在住の絵師・村田涼平氏。日本の伝統的な技法と現代的なタッチを融合させた独特の画風で、本作の世界観を象徴する描き下ろし作品となっており、主人公フィリップが旅する日本各地の情景や、彼が出会う人々の交流が温かく、かつ印象的に描き出されている。

オリジナルイラストポストカード3枚セット
『レンタル・ファミリー』
出演:ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽ほか
監督:HIKARI
北米公開:11月21日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2026年2月27日(金)公開