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『旅の終わりのたからもの』特別映像解禁 桃井かおり、いとうあさこら著名人からのコメントも

映画『旅の終わりのたからもの』より特別映像が解禁。あわせて、著名人からの推薦コメントが到着した。

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1991年のポーランドを舞台に、父と娘が家族の歴史を辿る旅路を描く本作は、NYで生まれ育ち成功するも、どこか満たされない娘・ルーシーと、ホロコーストを生き抜き約50年ぶりに祖国へ戻った父・エデクが繰り広げるロードムービー。家族の歴史を辿ろうと躍起になる神経質な娘と、娘が綿密に練った計画をぶち壊していく奔放な父。かみ合わないままの二人はアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れる。初めて語られる、父と家族の壮絶で痛ましい記憶。やがて旅が終わりを迎えるとき、二人が見つけた“たからもの”とは――。

このたび解禁されたのは、本作の監督ユリア・フォン・ハインツと、原作「Too Many Men」の著者リリー・ブレットのコメントを含んだ特別映像。作品への思いやキャストへの信頼、そして物語の核となる“父と娘”の関係、さらには“愛”について言葉を交わす二人の姿が収められている。

リリーは、自身の実体験をもとに書いた原作「Too Many Men」を「これは父と娘の愛の物語」と語り、「人と人との間の愛こそが、人生を良きものにする核心的なものだと思う」と、物語の根っこにある想いを静かに伝える。

そして監督は、娘ルーシーを演じたレナ・ダナムについて「彼女はすぐに理解していた」と撮影を思い返し、レナの繊細な感性が物語の細部を支えていたと明かす。

さらにリリーは、スティーヴン・フライについて「優しさと温かさがあった」と表現し、レナとスティーヴンの掛け合いから、ちぐはぐでありながらどこか愛おしい“父と娘”の姿が自然と浮かび上がってくると語っている。

あわせて、お笑い芸人のいとうあさこや、フリーアナウンサーの武田真一、レナの著書「Not That Kind of Girl」(邦題「ありがちな女じゃない」)の翻訳も手掛けたコラムニスト・山崎まどか、レナが手掛けたドラマ「Too Much」(邦題「イカれてる?!」)に出演し、レナの自宅を訪問するなど交流を持つ桃井かおりら、様々な分野の著名人10名から以下のコメントが到着している。

コメント一覧(50音順・敬称略)

ISO/ライター
「生き残れたから悲劇は終わり」ではない。ホロコーストという蛮行の波紋は時代を超え、新天地で生きる家族の絆や子どもの自尊心を静かに崩壊させる。過去と向き合い、それを取り戻すための再生の旅路は、切なくも優しく心に響く。親子を演じたレナ・ダナムとスティーヴン・フライのケミストリーが実に素晴らしい。

いとうあさこ/お笑い芸人
家族はむずかしい。
家族だからこそ言えないこと。知りたいこと。見せたくないこと、見たくないこと。そして伝えるべきこと。父と娘のその姿は、めちゃくちゃ苦しくて、でもどこかコミカルで。笑いながら泣いてしまった。

風間晋/ジャーナリスト
「家族にも友だちにも本心は明かさない」
冷戦下の東欧では、誰もが心を固く閉ざした。
悲惨な記憶や日常の抑圧から身を守るためだ。
本作で描かれた自己解放と人々の関わり。
それが誰の人生でもみつかることを切に願う。

久山宏一/ポーランド文化研究
戦前ポーランドに居住していたユダヤ人が土地・建物の所有権を主張し、実際に訴訟に至ったという話は、噂話としては知っていたが、この映画が提示するのは驚くべき解決である。両民族の苦い共生史の中に、実際にこのような鮮やかな結末があったことを知り、ほっと安堵の息をついている。

佐々木俊尚/文筆家
陽気で楽しげで思いきり魅力的だけど、その奥底に辛すぎる過去を隠している父。NYで仕事に邁進してるのに心にわだかまりを抱いてる娘。そのふたりの思いのぶつかり合いに、笑って泣いて最後は本当にしみじみと感動した。明日からも頑張って生きよう。

武田真一/フリーアナウンサー
私の祖父はレイテ島で戦死した。何があったか聞くことはできなかった。歴史の継承の機会は貴重だ。それが痛みを伴うものであっても。この作品の父娘も歴史に傷つけられている。しかし、ふたりの泣き笑いの旅は、観る人の心を温めてもくれる。悲しみを抱きつつ、それでも生きるひとの強さを感じた。

マライ・メントライン/文筆家
いま、まさに「あの」歴史的惨劇が、主客を変え形を変えながら繰り返される中、語られない家族のトラウマもまた、時代を超えて繰り返される。観客の想像力が重要なのだ。

桃井かおり/女優・監督
時々忘れているが、我らの父母は、皆、壮大な歴史の中にいた。
軽やかに生きている父が抱えている歴史を、娘は十分大人になって、初めてその重さをまるで引き継ぐ様にありふれた日常から過去に、旅する。
愛おしいスティーヴン・フライと、どの時代にあっても存在感を見せ付ける天使レナ・ダナムが連れて行ってくれた場所で、私たちも存在した。
この映画を楽しんだ、馬鹿笑いした、泣いた、身に染みた。

森田聖美/フィガロジャポン本誌編集長
あまりに辛い経験をすると、人は直視できず記憶から遠ざけてしまおうとする、生き続けるために。でも、その深い悲しみへも敬意を持てる人間でありたい。本作の父娘の関係を見るとそう感じるのだ。

山崎まどか/コラムニスト
女優としてのレナ・ダナムの最高傑作。スティーヴン・フライと本物の親子みたいに見える!
辛い過去と懐かしい思い出が対になって次世代に手渡される瞬間、家族の歴史も変わっていくのだと感じました。

『旅の終わりのたからもの』
出演:レナ・ダナム、スティーヴン・フライ
監督:ユリア・フォン・ハインツ
原作:「Too Many Men」リリー・ブレット著
2024/独、仏/英語、ポーランド語/112分/カラー/5.1ch/スコープ/字幕翻訳:渡邉貴子/原題:TREASURE
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
(C) 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
treasure-movie.jp

1月16日(金)より、kino cinéma新宿ほか全国公開!

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