濱口竜介監督最新作『急に具合が悪くなる』本予告・メインビジュアル・場面写真公開

濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』のポスタービジュアルと本予告、そして場面写真が公開された。

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原作はがんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が交わした20通の往復書簡「急に具合が悪くなる」(宮野真生子・磯野真穂著/晶文社)。

舞台はフランス、パリ。郊外の介護施設「⾃由の庭」の施設長であるマリー=ルー・フォンテーヌ(ヴィルジニー・エフィラ)は⼊居者を人間らしくケアすることを理想としつつ、人手不足やスタッフの無理解などに悩まされている。そんな中、マリー=ルーは森崎真理(岡本多緒)という日本人の演出家に出会う。がん闘病中の真理の描く演劇に勇気をもらったマリー=ルー。同じ名前の響きを持つ偶然に導かれて、二人の交流が始まる。しかし、あるとき真理は「急に具合が悪くなる」。真理の病の進行とともに、二人の関係は劇的に深まり、互いの魂を通わせ合うようになる。

公開された本予告映像は、「私、進行がんで余命半年って言われて……急に具合が悪くなるかもしれないって」という、真理の告白から幕を開ける。その言葉を客席から真剣な眼差しで見つめているのは、ヴィルジニー・エフィラ演じるマリー=ルー。

続いて映像は、主人公ふたりのコントラストを描き出す。ふたりは出会ってすぐに、国境や言葉の壁を越え、魂のレベルで深く共鳴していく。
さらに、「我々が開くのはこの世界の新たな可能性だ」という長塚京三演じる俳優・清宮吾朗、黒崎煌代演じる自閉スペクトラム症の少年・窪寺智樹が穏やかな表情で空を見上げている姿も。

夜の街で車椅子を押す真理が「悪あがきしようよ 一緒に」とつぶやき、マリー=ルーが「いいね」と静かに力強く答える。最後に映し出される、ふたりの熱い抱擁と、「生涯忘れえぬ3時間16分」というキャッチコピーが、希望と生のエネルギーあふれる、胸を強く打つ映像となっている。

あわせて解禁されたポスタービジュアルは、美しい夜の街明かりが煌めくセーヌ川沿いの水辺を背景に、マリー=ルーと真理が並んで佇む姿が切り取られ、「この魂の出会いが、世界を変える」というキャッチコピーが並び、ふたりの間に結ばれる深い絆を感じる美しいデザインとなっている。

また、初解禁された場面写真は、マリー=ルーが、ユマニチュードという介護技術を施設に浸透させるべく笑顔で入居者に接する姿、真理とマリー=ルーが静かに抱擁する姿、そしてマリー=ルーが、智樹の目をしっかりと見つめてなにかを伝えようとしている姿の3点が解禁された。

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映画『急に具合が悪くなる』は6月19日公開。

『急に具合が悪くなる』
出演:ヴィルジニー・エフィラ 岡本多緒 長塚京三 黒崎煌代
監督・脚本:濱口竜介
原作:宮野真生子・磯野真穂著「急に具合が悪くなる」(晶文社)
製作:Cinéfrance Studios、オフィス・シロウズ、ビターズ・エンド、Heimatfilm, Tarantula
提供:Soudain JPN Partners
フランス=日本=ドイツ=ベルギー合作|196分|カラー|1:1.5
配給:ビターズ・エンド
(C) 2026 Cinéfrance Studios – Arte France Cinéma – Office Shirous – Bitters End – Heimatfilm – Tarantula & Gapbusters – Same Player – Soudain JPN Partners
www.bitters.co.jp/soudain

6月19日(金) 全国ロードショー

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