『赤い雪 Red Snow』マラケシュ国際映画祭コンペティション部門 正式招待決定!井浦新と夏川結衣の場面写真&コメント解禁

赤い雪 Red Snow永瀬正敏・菜 葉 菜のW主演、日本映画界を牽引する井浦 新、夏川結衣、佐藤浩市も出演のミステリー・サスペンス映画『赤い雪 Red Snow』は2019年2月1日(金)より公開となる。

10年に1本の脚本と言われた今作の予告編公開で、その衝撃的かつ悲しいほど美しい画とストーリー展開に劇場公開が待ち遠しいという声が多数上がっている本作。この度、本作で少年失踪事件の真相を追う記者・木立省吾(こだちしょうご)役の井浦新、少年誘拐の容疑者と疑われた女、江藤早苗(えとうさなえ)役の夏川結衣のコメントと場面写真が解禁された。2人は今作において重要な役所を演じ、変幻自在な役作りで見る者の心を捉えて離さない、迫真の演技を披露している。

また、この度『赤い雪 Red Snow』がマラケシュ国際映画祭のコンペティション部門に正式招待されることが決定した。2001年にモロッコ国王により設立されたマラケシュ国際映画祭。本年は11月30日から12月8日まで開催され、今年で第17回を数える。今回、マラケシュ国際映画祭 コンペティション部門には日本からは『赤い雪 Red Snow』のみが招待されており、12月2日には甲斐さやか監督が現地を訪れる。

マラケシュ国際映画祭 HP
http://www.festivalmarrakech.info/en/the-festival/la-competition/the-films/
公益財団法人川喜多記念映画文化財団 トップページ
http://www.kawakita-film.or.jp

コメント

木立省吾(こだち しょうご)役/井浦新さん
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甲斐監督の現場は優しい空気で包み込まれている。?形と新潟の極寒の地を巡り、旅をしながら撮影し、凍てつく寒さの中、監督の柔らかい笑い声に、みんな暖をとるように集まってきていました。
でも、ただ優しく暖かいから集まってくるのではありません。監督の内側にある衝動の刃は硬質で、斬れ味は日本刀の様に鋭く、地下世界から天空を自由に往き来する想像力には、人を魅了する毒がしっかりある。
その蜜の薫りを嗅ぎつけたスタッフ・キャストが集結してつくられた【赤い雪 Red Snow】
尊敬する共演者の方々と、毒を味わいながら、共振し合いながら、甲斐ワールドを彷徨い、記憶を辿る旅をしました。
観て下さる方々の心に、深々と赤い雪が降り積もり、世界観に浸って楽しんで頂けますことを願っております。

1974年生まれ、東京都出身。98年『ワンダフルライフ』で映画初主演。以降、映画を中心にドラマ、ナレーションと幅広く活動。主な出演作品は「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(07)『11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』(12)『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(13)。近作に『光』『二十六夜待ち』(17)『ニワトリ★スター』『菊とギロチン』『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』(18)『止められるか、俺たちを』(18)など。『嵐電』『こはく』が公開待機中。本作品では、鬼気迫る姿で事件の真相に迫る記者木立省吾を演じている。

江藤早苗(えとう さなえ)役/夏川結衣さん
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雪の中の少年の後ろを自分もおいかけているような、
自分もこの雪の中に立ちすくんでいるような、そんな不思議な感覚に陥りました。
掴んでも掴みきれないこの感覚が、人の記憶という不確かなものと同化しているのかもしれません。

映画『空がこんなに青いわけがない』でデビュー。主な出演作品は『座頭市』(03)、『歩いても 歩いても』(08)、『孤高のメス』(10)、『東京家族』(12)、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』(15)、『家族はつらいよ』(16)、『64-ロクヨン-』 (前編・後編 16)『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』などがある。TVドラマでは「青い鳥」(97 TBS)、「結婚できない男」(06 KTV)などの話題作にも出演。本作で見せる顔は、現在放送中のTBS系ドラマ「中学聖日記」で見せる息子を暖かくかつ厳しく見守るシングルマザーの顔とは全く異なり、暴力的で残忍な方法で娘を虐待する母親・江藤早奈江を熱演。その圧倒的な表現力は圧巻の一言である。

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脚本・監督 甲斐さやか
映像作家・アートディレクー。女子美術大学卒業(優秀賞受賞)。10代より舞台や映画の現場で助監督や美術を担当する。大学在学中に小林和史氏と映像ユニットoutsectを結成し、共同監督・脚本で数本手がける。作品は国内外の映画祭で数多くの受賞や招待上映をされた。その後、映像作家を軸とした活動をしながら、美術館やギャラリーでのインスレーションや舞台の衣裳デザイン及びアートディレクション、 アートディレクション、店舗やプロダクトのアートディレクションなど幅広く手掛けている。
主なWORKS
2014年短編映画「オンディーヌの呪い」(監督・脚本)山形国際ムービーフェスティバル2014「準グランプリ」受賞、 SKIP シティ国際Dシネマ映画祭
2015「奨励賞」「川口市民賞」受賞
PV「藤田麻衣子/この恋のストーリー」(企画・監督)
CM「Zoff/Disney collection 2014」(ディレクー)主演水原希子
2015年「能・オンディーヌと映画・オンディーヌの呪い」パリ・日本文【化会館にて上映
代表プロデューサー 浅野博貴(あさの ひろたか)
「ヘヴンズストーリー」瀬々敬久監督で第61回ベルリン国際映画祭で2冠(国際批評家連盟賞、アジア最高映画賞)を獲得する。 角川映画全盛時代に数多くの映画制作に携わり、その後独立し現在のT-artistを設立し現在に至る。主なプロデュース作品に「夢の中へ」園子温監督、「影ーshadow」河瀬直美監督、「死亡時刻」佐藤信介監督、 「ヨコハマ物語」喜多一郎監督、「YUMENO」鎌田義孝監督、「ハッピーエンド」山田篤宏監督、「Lost&Found」三宅伸行監督、「地球でたったふたり」内田英治監督、などがあり、国内外の映画祭にて多数の受賞暦がある。
代表作に映画「64 ロクヨン」2016年5月公開(TBS/東宝)瀬々敬久監督など。
最新公開作品には18年7月公開「菊とギロチン」(瀬々敬久監督)がある。

ストーリー
ある雪の日、一人の少年が忽然と姿を消した。少年を見失った兄・白川一希(永瀬正敏)は、自分のせいで弟を見失ったと思いこみ、心に深い傷を負う。少年誘拐の容疑者と疑われた女の周りでは次々と怪しい殺人事件が起こるが、真実は闇へと落ちていった。30年後。事件の真相を追う記者・木立省吾(井浦新)が容疑者と疑われた女の一人娘・江頭小百合(菜 葉 菜)を見つけ出したことにより、「被害者の兄」と「容疑者の娘」の運命の歯車が大きく動き始める。1つの事件で深い傷を負った人間の、曖昧な記憶を辿る葛藤の中に垣間見えた真実は、それぞれの運命を予想もしない結末へと導いていく。それぞれの記憶が氷解した先に見えたものは何か。全てを信じてはいけない。

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作品タイトル:『赤い雪 Red Snow』
出演:永瀬正敏 菜 葉 菜 井浦新 夏川結衣 佐藤浩市 吉澤健 坂本長利 眞島秀和 紺野千春
イモトアヤコ 好井まさお
脚本監督:甲斐さやか
プロデューサー:浅野博貴 上野弘之 星野秀樹 菅谷英智
企画:宮田公夫
音楽:YAS-KAZ
撮影:高木風太
照明:藤井勇 宮永アグル
録音:小川武
美術:井上心平
編集:木村悦子
VFX:菅原悦史
スタイリスト:兼子潤子
特殊メイク:KENJI
装飾:早坂英明
助監督:山下 司
制作担当:柿本浩樹
演技事務:荒川栄二
プロデューサー補:坪田駿作
ラインプロデューサー:坪井 力
上映時間:106分
日本公開:テアトル新宿 他
製作:「赤い雪」製作委員会
制作:T-ARTIST
制作協力:ROBOT
制作プロダクション:トライアムズ
配給:アークエンタテインメント株式会社

公式サイト:https://akaiyuki.jp/
コピーライト:(c)2019「赤い雪」製作委員会

2019年2月1日(金)テアトル新宿ほか全国劇場公開

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