映画『あの日のオルガン』が厚生労働省とタイアップ、2つのテーマで啓発メッセージを伝えるポスター完成!2/22(金)公開

あの日のオルガン太平洋戦争末期、子どもたちのいのちを守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く、映画『あの日のオルガン』が、2月22日(金)に公開となる。本作は、親元から遠く離れた荒れ寺へ、53人の園児たちと疎開生活をスタートさせ、幾多の困難を乗り越え、託されたいのちを守りぬこうとするヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語。

主役の保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役には、戸田恵梨香。そしてもう一人の主役であり、天真爛漫で音楽好きの保母、野々宮光枝役には、大原櫻子。ダブル主演の戸田と大原は本作が初共演となる。戸田、大原に加え、保母役を演じるのは、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵といった、全員がこれからの活躍が期待される女優たち。また、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功ら日本を代表する俳優たちが脇を固める。
メガホンをとるのは『ひまわりと子犬の7日間』の監督であり、長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子。さらに、日本アカデミー賞での受賞経験を多数持つ日本映画界を代表する豪華スタッフが本作を支える。
この度、厚生労働省は、2月22日(金)から全国ロードショーされる映画『あの日のオルガン』で、「保育人材確保」と「戦中・戦後の労苦の継承」との2つのテーマで啓発メッセージを伝えるタイアップポスターを作成した。

映画『あの日のオルガン』では、太平洋戦争末期、東京都品川区にある戸越保育所の保母たちが戦争から子どもたちを守るために集団疎開を行い、託された命を守り抜こうと、我が身を顧みずに奮闘した若き保母たちの物語。今回は、この2つのテーマ「保育人材確保」と「戦中・戦後の労苦の継承」というメッセージを映画『あの日のオルガン』とのタイアップを通じて、広く伝えていきたいという考えから今回の企画が実現。なお、今回のポスターは、都道府県をはじめとする各施設や各市町村などに掲出される。

<テーマ:保育人材確保>
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保育士の資格をお持ちで、保育士の職から離れている方、これから保育士をめざす方に向けて、保育士の給与改善、保育実技研修の実施、ICTの活用による書類作成業務の省力化など、保育現場で輝ける働きやすい環境整備の取組が進んでいることを伝えます。

<テーマ:戦中・戦後の労苦の継承>
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戦後70年余りが経過しても戦争を風化させることなく、戦中・戦後に国民が体験した様々な労苦を後世へ継承していくことの大切さを伝えます。当省では、国民が経験した戦中・戦後の生活上の労苦を伝えるための施設として「昭和館」や「しょうけい館」の運営をはじめ、当時のことを語り継ぐことができる戦後世代の「語り部」の育成などの取組みを行っています。

ストーリー
東京も安全ではなくなっていた1944年。戸越保育所の主任保母・板倉楓は、園児たちを空襲から守るため、親元から遠く離れた疎開先を模索していた。別の保育所・愛育隣保館の主任保母の助けもあり、最初は子どもを手放すことに反発していた親たちも、なんとか子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で我が子を保母たちに託すことを決意。しかし、戸越保育所の所長がようやく見つけてきた先は古びた荒れ寺だった。幼い子どもたちとの生活は問題が山積み。それでも保母たちは、地元の世話役の協力をえて、子どもたちと向き合い、みっちゃん先生はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。戦争が終わる日を夢見て…。そんな願いをよそに、1945年3月10日、米軍の爆撃機が東京を来襲。やがて、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。

作品タイトル:『あの日のオルガン』
出演:戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功
監督・脚本:平松恵美子
原作:久保つぎこ『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(朝日新聞出版)
音楽:村松崇継
主題歌:アン・サリー「満月の夕(2018ver.)」(ソングエクス・ジャズ)
配給:マンシーズエンターテインメント
文部科学省特別選定作品(一般劇映画)

公式サイト:anohi-organ.com
コピーライト:(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会

2月22日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

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