『明日に向かって笑え!』庶民軍団の奇想天外リベンジがはじまる本編冒頭映像&監督から日本公開にむけたメッセージ到着!

第82回アカデミー賞外国語映画賞受賞作『瞳の奥の秘密』(09)の脚本家エドゥアルド・サチェリと、主演リカルド・ダリンが再びタッグを組んだ『明日に向かって笑え!』(8月6日(金)公開)より、冒頭映像が解禁。さらに、日本公開にむけてセバスティアン・ボレンステイン監督よりメッセージが到着した

本国では2019年アルゼンチン映画での動員No.1の大ヒット、ゴヤ賞最優秀スペイン語外国映画賞等数多くの映画賞にも輝き、さらにアカデミー賞外国語映画賞アルゼンチン代表にも選出。
実際に起きた2001年のアルゼンチン金融危機<債務不履行(デフォルト)>を背景に、金融危機に乗じて夢も財産も奪われ、一度は絶望のどん底へ落とされた主人公の元サッカー選手フェルミンらが、隣人たちと協力しあって、“人生の大逆転”を目指し奔走する、無謀にして最高の大逆転痛快リベンジ劇。

今回解禁となった冒頭映像では、暗闇の中、大雨と雷を物ともせず、何かを待つ主人公たちの姿が。「辞書によれば“バカ”とは頭の回転が鈍くて、愚かでマヌケな人間のこと。“働き者”はルールを守る正直な善人でありながらバカ扱いされる」とフェルミンが語りだす。「だが その不当な扱いが一線を越えると追い込まれた善人は叫ぶ。“もうウンザリだ” そして自分でも驚くほど大胆な行動に出る」と意を決した表情のフェルミン。そして名曲「美しき青きドナウ」が流れる中、なんと何かが砕け散る大爆破が。
そして時は戻り、主人公のフェルミンが妻リディアとともに、古い友人アントニオに、寂れた町の施設を買い取り、地元の農家が安心して穀物の管理を任せられる「農業協同組合を作る」という計画を意気揚々と説明する場面へと。「この不景気にうまくいくと思うか?」と訝しがるアントニオに、「もちろん!」と声をそろえるフェルミンとリディア。彼らの夢が今後どうなっていくのか?そして彼らが爆破したのは何なのか、このあとの展開が気になる冒頭シーンとなっている。

原作者でもある作家エドゥアルド・サチェリとともに脚本も担当したセバスティアン・ボレンステイン監督は「日本の劇場にて公開されることをとても嬉しく思っています。みなさん、ありがとう!ひとりでも多くの方が、今の難しい時代に映画館でこの作品をみて、“アルゼンチン”という国を知ってもらって、少しでも明るい気持ちになってくれると嬉しいと思います。そして、もし気に入ってくれて、楽しかったら、その楽しさを伝えていってくれれば嬉しいです」とメッセージを寄せた。

実は監督自身、2001年の経済危機当時のことを「あの頃は全てが止まり、全てが終わり、世界の終わりでした。初めての経験で、ほんとに苦しかった」と振り返っている。だからこそ、本作に登場する人生の酸いも甘いも知る住民たちが、嘆いていたって始まらないとリベンジ作戦を企てるその姿に、世界的に困難な時期にある私たちも元気をもらえるに違いない―。

ストーリー
2001年、アルゼンチン。隣人達との温かな繋がりが残る寂れた小さな田舎町。農業施設を共同で復活させるために貯金を出し合う住民達。だが現金を銀行に預けた翌日、金融危機で預金は凍結。しかもなんと、この状況を悪用した銀行と弁護士に騙し取られて無一文となり、絶望のどん底へ。だが嘆いていたって始まらない!盗まれた財産を奪還して暮らしと夢を勝ち獲るべく、人生を地道に歩んできた庶民軍団の奇想天外なリベンジ作戦が始まった!

作品タイトル:『明日に向かって笑え!』
出演:リカルド・ダリン『瞳の奥の秘密』、ルイス・ブランドーニ、チノ・ダリン『永遠に僕のもの』、ベロニカ・ジナス他
監督・脚本:セバスティアン・ボレンステイン
原作・脚本:エドゥアルド・サチェリ『瞳の奥の秘密』
原題:La Odisea de los Giles/2019/アルゼンチン/スペイン語/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/116分/字幕翻訳:原田りえ
後援:アルゼンチン共和国大使館
協力:インスティトゥト・セルバンテス東京
配給:ギャガ

公式サイト:https://gaga.ne.jp/asuniwarae/
公式Twitter:@asuniwarae
コピーライト:(c)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.

8月6日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他全国順次公開

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